【CGA発掘育成部会】第2回強化トレーニング報告
2015.05.13
CGAジュニア育成委員会・発掘育成部会報告
第2回CGA強化育成指定選手トレーニングを開催
2015年4月18日(土)
至学館大学(愛知県大府市)
今年度2回目となるCGA強化育成指定選手の強化トレーニングは、午前の部でJGAメンタルトレーナー・平木貴子先生(日本大学経済学部助教)によるメンタルトレーニング、午後からは日本体育協会公認アスレティックトレーナー・栖原弘和先生(東京柔道整復専門学校教員)によるフィジカルトレーニングを行いました。
「心のトレーニングは身体と同じ。毎日続けることが何より大事です。」
メンタルトレーニングでは、「目標とは何か、なぜ必要なのか」「目標をどう作り、どのように達成するのか」「練習とメンタルの関係について」などについて講義が行われ、その後、選手たちが実際に「目標設定シート」を使い、自分の目標を書いてみました。平木先生は、「最も大事なのは、今日の講義を聞いて終わりではないってことです。この目標設定シートを毎日続けること。心も体も継続しなくては意味がないのは同じです。試合を一つの目標に、それに向けて、毎回できたかどうかをチェックし、確認していきましょう」と締めくくりました。
参加者は男子6名、女子7名。今回のメンタルトレーニングは、1月の宮崎合宿に参加した選手には2度目の講義であり、より理解が深まったのではないかと思われます。明確な目標があるから練習の意義が生まれるし、続けるモチベーションにもつながっていくということを選手たちはしっかりと受け止める必要があるでしょう。
アンダー17、そしてナショナルチームへ。
「日頃の継続は見ていてわかります。今のままでは足りません!!」
午後からのフィジカルトレーニングでは、まず始めに、「これからトレーニングをする前や、球を打つ前のウォームアップ」の動きをひとつずつ丁寧に伝授。これをすることで、練習の効率を上げたり怪我をしにくくする効果があります。
その他、肩や首の運動、マットを使った体幹トレーニングとして、腹筋、股関節、スタビレーション、腕立て、ランチ、ダッシュ、メディスンボールを使った動きなど一連のトレーニングをみっちりと行いました。どれも、これまでの強化トレーニングでも毎回行われてきたメニューですが、再確認を兼ねたレッスンとなりました。
日頃からトレーニングを行っているかどうかは、選手たちの動きをみているとわかります。JGAの内田愛次郎氏の眼には、「まだまだ足りない」と映ったようです。「選手の皆さん、今日のトレーニングを見ていて、気迫を感じませんでした。この中から次のナショナルチームを目指す選手が出てくるのか。君たちの年齢は、アンダー17の対象ですが、現在、全国ランキングの10番台にはこの中に3人います。まずはアンダー17に選出されることを目指そう。その上でナショナルチームですが、今のままでは、たとえチーム入りしても、そこで終わりになってしまいます。活躍できる選手になるには、とにかく、継続。それも、しっかりと意識を持って、続けてください。君たちをJGAは待っています!!」と最後のあいさつで選手たちに告げました。
内田氏に続いて、CGAジュニア育成委員会・発掘育成部会の堀田部会長、佐々木祥子委員、中原丈夫委員からも檄が飛ばされ、第2回のトレーニングが終了しました。
①右足の膝を両手で抱えて、胸まで上げる。この時、立っている左足を意識する。左右交互に10回。
②右手で左足首を持ち、左手を上に上げる。左右交互に10回。
③右膝を曲げて腰まで上げ、両手で右足首を持ちあげる。左右交互に10回。
④片足を前後に振り上げる。左右10回ずつ。
⑤片足を左右に振り上げる。左右10回ずつ。
⑥スクワット10回
⑦スクワットのスタンスから、右足を前に。元に戻って、次に左足を前に。交互に10回。
⑧⑨両手を上に上げて伸び、次に両手を下に、床タッチ。10回
⑩⑪左手を後ろにして、右側に上体を曲げる。左右10回ずつ。
⑫⑬両手を広げて、大きく左右に振る。10回