[2011]中部アマチュア≪本戦第１日/記事≫
2011.05.31
第４４回 中部アマチュアゴルフ選手権競技（１日目）
開催日／平成２３年５月３１日（火）～６月３日（金）
会場／石川県・片山津ゴルフ倶楽部（白山コース）
距離 ７１１８Ｙ ＰＡＲ７２
参加人数 １５３名
天候 曇り時々晴
第１日スタート表
第１日成績表
第１日 齋藤潤選手（関ヶ原）が７０、
１０位タイが７４、１４名がひしめく混戦模様
２００４年以来、６年ぶりに北陸開催となった中部アマチュア。高校生と大学生の若手が上位争いをする試合展開となりました。威勢よく飛び出す選手はおらず、首位のスコア７０から１０位タイまでが１４名、参加人数１５３名中７０名が７０台スコアという混戦模様の初日でした。
ディフェンディング・チャンピオンの川村昌弘選手（中部日本パブ）は８位タイと出遅れ感がありますが、スコアではトップと３打差。むしろ上位を狙う好位置につけていると言えます。
１０位までには、福岡逸人選手（東名古屋）、木田正彦選手（名張）杉原栄根選手（ライオンズ）というミッドクラスが健闘。予想外なスコアで１日目を終えたのが飯田耕正選手（ジャパンクラシック）。実力のある選手だけに明日からの追い上げが楽しみです。
日本アマチュア出場権１５名（シードを含む）の切符獲得をかけて、戦いの激しさは日ごとに高まります。明日２日目が終わった時点で８０位がカットオフ。ボーダーライン上の選手のしのぎ合いは、２日目のもう一つの見どころで関係者をハラハラ、ドキドキさせることでしょう。
なお今年の日本アマチュアゴルフ選手権競技は、宮城県・利府ゴルフ倶楽部で開催の予定でしたが、東日本大震災の影響で７月５日～９日（火～土） 愛知県・三好カントリー倶楽部で開催と変更になりました。
＜インタビュー＞
「今日はパットが冴えました」
齋藤潤選手（関ヶ原） １位 ７０＝３４、３６
ジュニアの頃から活躍をしていた齋藤選手が初日トップに躍り出た。前半をイーブンパーで折り返し、後半のアウトで２番Ｈ（４１０Ｙ、Ｐａｒ４）で４メートルを沈め、続く３番Ｈ（４０７Ｙ、Ｐａｒ４）でチップインバーディ。通算2アンダーでホールアウトした。「今日はショットもまあまあ、いつもへたくそなパターがよく入ってくれました。全部で２８パットだったから。（取材を受けるのも）久しぶり」と本人は苦笑いしたが、専修大学時代は中部を離れていたり、中部アマも今ひとつだっただけに、今日の好スコアにゴキゲンだった。
竹内廉選手（チェリーレイク：岡山学芸館高３年） ２位タイ ７１＝３５、３６
「パーオンしたホールが多く、アイアンがよかった。パターは悪かったけど、うまくまとまりました」
伊藤有志選手（ローモンド：三重高２年） ２位タイ ７１＝３４、３７
前半を２バーディ３４、後半のインを２バーディ３ボギー３７として。通算１アンダーとした。「３メートルくらいのパターがほとんどはいりました。後半はショットが乱れて、１２番Ｈや１８番Ｈでは林の中にいったけど、全体にはいい感じでした」
（写真左：伊藤有志選手、右：山口量選手は今日７２で５位タイ）
福岡逸人選手（東名古屋） ２位タイ ７１＝３６、３５
「いいゴルフでした。ドライバーは４回しか使わなかった。後半の１２番Ｈで３パットのボギーの後、１３番Ｈ（１９３Ｙ、Ｐａｒ３）で池に落としたけど３打目を３０センチにつけたのがすべて」と”ガッツ”ボギーがその後の２バーディにつながったと振りかえった。
（写真は左：福岡逸人選手、右：土本肇選手は今日は７５で５位タイ）
今大会最年長、野中義彦選手（さくら）
各地区予選を勝ち抜いてきた選手たちだが、その中で６０歳代は１２名。
最年長は ６５歳で、野中選手。そして、春日井修選手（ニューキャピタル）だった。
「今日はバンカーにつかまって、大変でした。冷静に判断すれば、よかったけど、つい意地になっちゃいましたわ」と野中選手。９２ストロークで１５１位タイ。
春日井修選手（ニューキャピタル）２３位タイ ７６＝３９、３７
中部アマ本戦に、なんと今回で３０回連続出場！年を重ねる毎にますます円熟味を増している春日井選手を見ていると、ゴルフの素晴らしさを改めて感じさせられる。公式戦５２勝の実力で、日本アマ出場に果敢に挑む。
栗原荘太郎選手（岐阜国際）
６４歳 ８３＝４３、４０
森田實選手（ライオンズ）
６３歳 ９２＝４７、４５
