・中部アマチュア・2R成績表/3R組合せ表・記事 掲載

2017.05.31

平成29年度(第50回)中部アマチュアゴルフ選手権競技 第2日成績表、第3日組み合わせ並びにスタート時刻表を掲載しました。
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平成29年度(第50回)
中部アマチュアゴルフ選手権競技
開催日/平成29年5月30日(火)~6月2日(金)
会 場/東名古屋カントリークラブ(西コース)
参加者/175名(内欠場2名)
距 離/7010ヤード、PAR72
天 候/第1日快晴、
第2日曇りのち晴れ(気温26℃/湿度55%/微風)

第2日成績表・・・・・button_report_result

第3日組み合わせ並びにスタート時刻表・・・・・button_report_start

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通算7アンダーに今野選手と桂川選手。日大の先輩と後輩が首位に並ぶ。

156ストロークまでの86人が明日の決勝ラウンドへ

中部アマチュア第2日が終了した。天候は、晴れてはいるが雲が多い状況、午後には徐々に風が強くなり、選手たちもかなり神経を使ったようだった。

DSC03290ハーフターンで、「昨日より難しい気がする」と言う選手たちが多く、実際スコアもあまり伸びていない感じだった。全員が折り返した時点では前日首位の桂川有人選手(美濃白川・日大1年)が通算6アンダーで首位をキープ、今野大貴選手(恵那峡・日大3年)が通算5アンダーに伸ばし2位、さらに金子駆大選手(白山ヴィレッジ・南光中3年)が通算4アンダーで3位と情報が入っていた。午後1時過ぎ、第1組がホールアウトし始めると、状況は刻々と変化、アウト、インともに22組がホールアウトしてスコア画面に全員の順位が映し出されると、大きなどよめきが沸き上がった。カットラインの選手たちが歓声を上げたのだ。今日の結果、通算156ストロークまでの86人が明日からの決勝ラウンドに進出した。

予選2日間を終え、首位は、今日を67で回った今野選手が追い上げて通算7アンダーとして、先に通算7アンダーでホールアウトしていた桂川選手に並ぶ形となった。2人は日大の先輩と後輩で、明日からのバトルが楽しみになってきた。3位には通算4アンダーで青山晃大選手(中部日本パブ・西陵高3年)と白石大和選手(名倉・大阪学院大3年)、さらに通算3アンダーで峠丈翔選手(富士可児・中部学院大3年)、通算2アンダーの6位タイには岩渕隆作選手(中部学連・中部学院大3年)、木村太一選手(三重白山・日大1年)、金子選手の3人が続く。

今大会は、大学生を中心とした若手が台頭しており、上位を独占しているが、そんな中で、通算イーブンパーに今日を1アンダー71とした37歳の榊原吉規選手(知多)が、浮上してきた。いわゆる大人世代のトップの成績だ。上位に顔を出している大人世代は、通算3オーバー・19位タイに横山浩康選手(ローモンド)、通算5オーバー・28位タイに大橋元選手(中仙道)、通算6オーバー・40位タイに三浦英夫選手(ぎふ美濃)、山藤晋吾選手(岐阜稲口)、三浦宗樹選手(豊田)がいる。

★ホールインワンが今日も達成された★
DSC0333212番ホールでホールインワンを達成したのは、豊田知生選手(タートルエース)。スリクソンの5番アイアンで放ったボール(V1X)は手前に落ち、トントンと転がってコロンと入った。自身2回目のエースだが、競技では初めてだとか。おめでとうございました。

明日から始まる決勝ラウンドはどんな戦いになっていくのだろうか。ギャラリー観戦も可能なので、会場で選手たちの応援をぜひどうぞ。

廣瀬1<インタビュー>

2Rのベストスコア67をマーク、首位タイに
今野大貴選手(恵那峡・日大3年) 137=70、67(34、33)

DSC03328インからスタートし4バーディ1ボギーの3アンダーで通算5アンダー、前半を終えて首位の桂川選手に1打差に迫った今野選手は、後半に入り、1番Hと9番Hでバーディの34とし、通算7アンダーでホールアウト。2日目にして、首位をとらえた。「今日も中身は良くなかった。フェアウェイには5回行ったので昨日よりはマシでしたが、第1打が相変わらずひどいです。でも、ラフからでもパーを取ることができ、特に後半は、よく耐えて自分的には合格点です。これも、ナショナルチームで練習ラウンドでコースメモを取ることを覚えて、活きていますね。どこに打とうとか、考えてますから。4日間の試合は、我慢比べになるんで、あと2日間で、もう少し調子を上げていけたらと思ってます。今日も、練習行ってきます」。ディフェンディングチャンピオンの今野選手は、今日現在のJGAランキングは3位。日大ではレギュラーメンバーとして団体戦を引っ張る存在である。後輩の桂川選手に負けるわけにはいかない、そんな気合が十分に伝わってきた。

悪いながらも2アンダーでフィニッシュ
桂川有人選手(美濃白川・日大1年) 137=67、70(35、35)

DSC03322昨日に比べると、地味ではあるが、確実にアンダーを増やした。インスタートで、出だしの10番Hで左からの8メートルを決めてバーディだった。後半に2バーディ1ボギーで今日を70とした。先輩の今野選手に追いつかれたが、首位タイで決勝ラウンドに進む桂川選手。「今日はフェアウェイをキープできなくて、ラフからは難しいですね。我慢のゴルフでした」と振り返った。この春から日大の三島校舎で学んでいる桂川選手は、ゴルフ部の寮で暮らしている。そこには今野選手や大澤選手もいるわけだが、その毎日を聞いてみると、なかなかすごい。朝は5時半起床。前日にどんなに遅くても飲み会があっても、毎日5時半。その後、寮の掃除をして、6時半から約1時間から1時間半の朝練があるのだ。走ったり体幹トレーニングを、日曜日を除く6日間、必ず行なっている。しかも寮全員だから、70〜80人くらいで一斉にしているのだから圧巻。全員でするところに日大の強さの秘密を見た気がした。高校時代は一人で練習をしていた桂川選手にとっては、「団体で動くのは初めてだけど、とてもいい環境です。先輩たちも良くしてくれています」。

3位タイ

青山晃大選手(中部日本パブ・西陵高3年) 140=68、72(37、35)
DSC03288「フェアウェイに’いかなかったし、バーディチャンスにもつけることができなかった。耐えるゴルフだったけど、今日は上出来でした」と青山選手。小さい頃から一緒にゴルフをするなど縁の深い大先輩である松本英司選手(加茂)と。松本選手は今大会の最年長出場の66歳だったが、決勝には残れなかった。とはいえ、昨年に癌の手術をし、復帰戦となった今回。「歩くのもやっとだったけど、競技に戻ってこれて嬉しい。ゴルフが好きだから、リハビリも頑張ってできたね。次のシニア戦で頑張りますよ」。

白石大和選手(名倉・大阪学院大3年)  140=70、70(34、36)
DSC03330昨日はノーボギーだったが、今日は、4バーディ2ボギー。「ショットもパットも全ていい感じでプレーできました。後半は風が出て、結構大変でしたけど、まずまず。明日からもこの調子でいきたいですね」。

37歳。大人世代で単独12位
榊原吉規選手(知多) 144=73、71(36、35)

DSC03307「暫定球スタートでしたけど、セーフでパーが取れました。前半は2バーディ2ボギー、後半はアイアンが悪くて、いつもはドローなのに、逆球のフェードが出てしまってました。修正しようとしたら、15番Hでボギーになっちゃったんだけど、ショットの感覚が戻ってきて、17番Hと18番Hのバーディに繋がりました。よかった」。榊原選手はこれまで7回の日本アマ出場経験がある。昨年もただ一人の大人世代として枠に食い込んだ。今年も、もちろん狙っている。

三浦英夫選手(ぎふ美濃) 150=78、72(36、36)
木田正彦選手(名張) 152=76、76(37、39)

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今日3アンダーで一気に9位タイへ浮上
水田竜昇選手(富士可児・埼玉栄高3年) 143=74、69(35、34)

DSC03314「今日はショットがとにかく良くて、ベタベタつきました。ドライバーも曲がらなかったし…。3バーディノーボギーでした」と嬉しそうに話してくれた。103kgあった体重を今は95kgまで減量した。「重すぎるとパワーを使うのも早くなっちゃうから」と水田選手。日頃は関東での試合が多いが、中部アマチュアだけはこちらに戻って参加しているとか。「日本アマにはまだ行ったことがないから、明日からも頑張ってチャンスを作りたい」。

中学生選手は5人

最年少の湯原光選手(西成東部中2年)も予選通過。145=73、72(36、36)DSC03303

最年少、湯原選手の他、6Tの金子駆大選手(白山ヴィレッジ・南光中3年)、46Tの竹内優騎選手(中部日本パブ・天神中3年)、104Tの中嶋太造選手(福井国際・福井工大福井中3年)、168Tの後藤輝選手(JGAジュニア会員・桜が丘中3年)
DSC03335金子選手

<会場風景>