中部アマチュア・4R成績表 記事 掲載

2017.06.02

平成29年度(第50回)中部アマチュアゴルフ選手権競技 第4日成績表を掲載しました。

6月2日17時20分、成績表を差換えました。(日本アマチュア出場資格者訂正)
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平成29年度(第50回)
中部アマチュアゴルフ選手権競技
開催日/平成29年5月30日(火)~6月2日(金)
会 場/東名古屋カントリークラブ(西コース)
参加者/175名(内欠場2名)決勝進出者86名
距 離/7010ヤード、PAR72
天 候/第1日快晴、
第2日曇りのち晴れ(気温26℃/湿度55%/微風)
第3日晴
第4日晴

第4日成績表・・・・・button_report_result

※6月2日17時20分、成績表を差換えました。(日本アマチュア出場資格者訂正)

4人のプレーオフにもつれ込んだ最終日。
西陵高3年の青山晃大選手が大学生たちを振り切り、初Vに輝く

上位14人に日本アマ出場権。上位30人に中部オープン出場権

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中部アマチュアゴルフ選手権競技の最終ラウンドが終了した。
昨夜も激しい雷雨が降ったが、朝になると日差しも出るほどの好天気、ただ、風の強さは4日間で一番強く、選手たちを翻弄した。さらに、最終日らしいタフなピンポジションもスコアメイクを大きく左右したようだった。

DSCN3446通算8アンダーまで伸ばした高校3年生、青山晃大選手(中部日本パブ・西陵高3年)を追いかけるのは大学生たちだったが、スタートホール(510Y、パー5)で青山選手がバーディを決め、通算9アンダーに伸ばし、今日はいくつまで伸ばすのだろうと周りを期待させた。ところが、青山選手は3番H(176Y、パー3)でオンしたものの3パットでボギー、一方、白石大和選手(名倉・大阪学院大3年)が1番Hと3番Hをバーディとして1打差に迫ったのだ。ところが、今日のピンポジションは、とにかくタフに仕上げているため、簡単にスコアを伸ばすようにはできていなかった。ショットでピンそばにつけるにはリスクも多いという厳しいポジション。また、2,3メートルにつけてもラインが読みづらいようだった。結局、前半を終え、青山選手は2バーディ2ボギーで通算8アンダーをキープし首位のまま、2位は通算4アンダーで桂川有人選手(美濃白川・日大1年)と白石選手の2人、前の組の大学生たちも苦戦し、通算2アンダーどまりの状態だった。

DSCN3500しかし後半に入り、このまま独走を続けるかと思われた青山選手が崩れ始める。10番H、11番Hを連続ボギーとすると14番Hもボギーとして通算5アンダーに。この時点で、2位は白石選手の通算4アンダーだったが、その白石選手も桂川選手もボギーをたたき追いつくには今一歩だった。そして、アゲンストの強風が攻略を難しくしていた17番H(396Y、パー4)。青山選手は右にショットを曲げたことからダブルボギーをたたいてしまい、ついにここで通算3アンダーまでスコアを落としたのだ。白石選手と桂川選手は、この時、通算2アンダー。プレーオフの公算が出てきたのだ。

大勢のギャラリーが見守る18番H(571Y、パー5)。青山選手の第3打はグリーン奥にこぼれた。白石選手はピンの右5メートルに3オン。桂川選手のアプローチはピン下に3オンした。青山選手のアプローチはピンを越え、桂川選手より遠くに。そこからのパットが決まらずボギーとし、通算2アンダー。残る2人のバーディパットが決まれば、という状況だったが、ともに決まらず。先に通算2アンダーでホールアウトしていた岩渕隆作選手(牛部学連・中部学院大3年)が加わり、4人でのプレーオフとなった。

DSC_2199プレーオフは10番H(412Y、パー4)から始まった。順番は青山、白石、岩渕、桂川の順となった。第1打、青山選手はドライバーで右のファーストカット、白石選手は左ラフ、岩渕選手はスプーンで右フェアウェイ、桂川選手は左ラフへ。第2打、岩渕選手はピン上につけ大拍手、桂川選手はグリーン奥にこぼれ、白石選手はピン上奥目、そして、最後に打った青山選手は80Yを58度でピン手前1メートルにつけ、応援に来たCGA強化選手たちから大歓声をもらった。第3打、桂川、白石、岩渕選手のバーディトライは決まることなく、最後に青山選手。慎重にパットを沈め、勝負あり。第50回の中部アマチュア覇者、追いかける大学生を振り切り、高校3年生が勝ち切った瞬間だった。

今回のプレーオフの4人はみな学校が違うことで、ギャラリーもとても多く、盛り上がった。大学生たちもチームユニフォームだったが、青山選手もCGA強化指定選手のユニフォーム、そこに家族や関係者が揃って、みなで見守る最後の1ホールだった。

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今日の結果、通算293ストロークまでの上位15人(マッチングスコアカードで決定)(今野選手はナショナルチーム選手のため出場権繰り下がり)が日本アマチュアへの出場権を獲得した。その内訳は大学生10人、高校生3人、中学生2人。日本アマは7月4日(火)~7日(金)に広島県の広島カンツリー倶楽部八本松コースで開催される。

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また、通算300ストロークまでの30人(マッチングスコアカードで決定)に中部オープンへの出場権が与えられた。この中には、51歳の横山浩康選手(ローモンド)と46歳の三浦宗樹選手(豊田)と2人の社会人選手が入っている。

廣瀬1<インタビュー>

優勝

プレーオフで咄嗟に握ったドライバー。実は、18番Hで負けたと思っていた!?!
青山晃大選手(中部日本パブ・西陵高3年) 286=68、72、68、78(36、42)

DSCN3462最終日の後半に崩れ始めた青山選手だったが、周りを驚かせたのは、17番Hからの戦略だった。17番Hで3番アイアンで放った第1打が右の木の根元に行き、ひとまず出しての第3打。手堅くいくかと思ったら、攻めるようなグリーンオーバーで、ダブルボギー。そして、18番Hもグリーン奥からの第3打もピンに寄せるというよりも、ピンを狙うというショットで、返しのパーパットが入ったからいいようなものの何故?という疑問が生じた。ところが、その理由が分かったのがアテスト会場だった。「4人でプレーオフ」の言葉に、「キョトン」として他人ごとのよう。青山選手は、ハーフターンで2位と4打差を2打差と勘違いしていたのだ。だから、後半には「自分は負けている。追いかけないと。狙わないと」という心境だったというのだ。ホールアウトしたときは涙が出そうだったとも。そんな大きな勘違いの後のプレーオフ。「あの時、どうしてドライバーを抜いたんだろう」とこれもまた本人が驚く選択をし、見事に飛ばし、フェアウェイ右に運んだ。そこからは1メートルに寄せてバーディ。1ホール目にして勝利をつかみ取ったのだ。
「”棚からぼたもち”の気分です。一回はあきらめた優勝だったから、実感がわかない。けど、ものすごく嬉しいです。勘違いしたことも書くんですか」と心配していたが、その天然さも青山選手の持ち味なのかな。「この4日間は、いろいろありましたが、最終日は弱いところが全部出た日でした。それでも、CGA強化合宿で教えてもらったコースメモの取り方、マネージメントの仕方がとても役に立ちました。4年間、強化選手に選ばれて、とても感謝しています」と持ち前の笑顔で話した。中部ジュニアも2位どまりで優勝していない、まさに初優勝となった。日本アマももちろん初めての挑戦となる。

2T

岩渕隆作選手(中部学連・中部学院大3年) 286=71、71、72、72(36、36)
DSC_0481最終組から2組前で、今日をイーブンパーで回り、通算2アンダーとした岩渕選手に話を聞いていたところに、「プレーオフになるかも」の情報が飛び込んできた。「この4日間はドライバーがとにかくだめで、初日は4回使いましたが、昨日も今日も1回使っただけでした」と言っていたが、プレーオフでも、スプーンで第1打を放った。勝負には負けてしまったが、2Tになったことで「大学のポイントランキングが上がるのがうれしい」ようだった。

白石大和選手(名倉・大阪学院大3年) 286=70、70、71、75(37、38)
DSC_1923最終組で回ったが、本人は嬉しいというよりもびっくり。というのも、このところ「80を切ったことがない」ほどに不調続きだったのだとか。だから、「70台が4日間出たことが不思議なくらい。日本アマの権利が取れて、満足しています」。2014年(岐阜関CCで開催)に中部アマ優勝の際は、まだ栄徳高3年生だった白石選手も、今や大学3年となった。日本アマは、昨年14位。もちろん、今年はそれ以上を狙う。

桂川有人選手(美濃白川・日大1年) 286=67、70、73、76(38、38)
DSC_19763R、4Rとショットの調子が悪くなっていった。「ショットが悪くなるにつれて、置きに行くというか、抑えるショットになってしまい、ゴルフをどんどん小さくしてしまいました」と反省しきりだった。今年から日大に入り、寮生活。初めての団体生活にもすっかりなじんでいるようで、ますます頼もしくなっていくのだろう。最終日は、ゴルフ部の小野コーチも会場に足を運んでいた。1年生ながらレギュラー入りが決まりそうな桂川選手、昨年の日本アマは39位だった。白石選手同様、上位を狙っていく。

★4日間を戦い抜いた”オジサンズ”。朝の練習グリーンで
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★☆最終日の写真いろいろ★☆

平成29年度(第50回)中部アマチュアゴルフ選手権競技 第3日成績表、第4日組み合わせ並びにスタート時刻表を掲載しました。
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平成29年度(第50回)
中部アマチュアゴルフ選手権競技
開催日/平成29年5月30日(火)~6月2日(金)
会 場/東名古屋カントリークラブ(西コース)
参加者/175名(内欠場2名)決勝進出者86名
距 離/7010ヤード、PAR72
天 候/第1日快晴、
第2日曇りのち晴れ(気温26℃/湿度55%/微風)
第3日晴
第3日成績表・・・・・<a href=”http://www.cga.jp/wp-content/uploads/2017/06/ama-seisekihyou3R.pdf”><img title=”button_report_result” src=”http://www.cga.jp/wp-content/uploads/2012/10/button_report_result.jpg” alt=”button_report_result” width=”72″ height=”17″ /></a>
第4日組み合わせ並びにスタート時刻表・・・・・<a href=”http://www.cga.jp/wp-content/uploads/2017/06/ama-start4R.pdf”><img title=”button_report_start” src=”http://www.cga.jp/wp-content/uploads/2012/05/button_report_start.jpg” alt=”button_report_start” width=”72″ height=”17″ /></a>