中部アマチュア本戦 第3日成績表、第4日組合せ表、速報記事を掲載しました
2022.05.26
2022年度(第54回)中部アマチュアゴルフ選手権競技
開催日/2022年5月24日(火)~27日(金)
会場/三好カントリー倶楽部(西コース)
※明日(第4日)のトップスタートは午前8時になります。
それに伴い、開場時刻・練習場、ハウスレストラン開店時間も変更となります。ご注意ください。
開場時刻 午前6時30分
練習場 午前6時30分より
レストラン 午前6時30分より
第54回中部アマチュアゴルフ選手権競技
2022年5月24日(火)・25日(水)・26日(木)
会場/三好カントリー倶楽部(西コース) 7335yd Par72
参加人数/118名(うち欠場4名)
天候/1R 晴れ、2R 晴れ、3R 曇り一時雨
清水大翔選手(中部学連)が通算2アンダーに落とすも首位キープ。
69をマークした杉浦悠太選手(ぎふ美濃GC)が3位に浮上。
朝からの曇り空は10時前から雨に変わり、最終組が前半を終える頃まで降り続いた。昨日までに比べると涼しさを感じる天候だった。中部アマチュアゴルフ選手権の3日目が終了した。
通算6アンダーで2位に6打差をつけた清水大翔選手(中部学連・中部学院大2年)、通算イーブンパーの湯原光選手(岐阜国際CC・東北福祉大1年)、通算1オーバーの松井諒哉選手(JGAジュニア・福井工大福井高3年)の3人が最終組でスタートした。
首位の清水選手は2番で3パットのボギーを叩くと、その後、4番、5番も落とし通算3アンダーに、2位の湯原選手と3打差に縮まった。湯原選手はバーディパットが決まらないもどかしさでパーセーブが続いていた。松井選手は1番でバーディを奪って通算1アンダーとし、その後はパーセーブを続けた。6番(445yd、パー4)で湯原選手がピン奥4メートルのバーディパットを沈め、1アンダーに伸ばすと、清水選手は続く7番(525yd、パー5)で第2打をカラーまで運びバーディ奪取し、差はまた3打となる。ここで松井選手はボギーだった。雨が降り続く中、8番(パー3)で清水、湯原両選手がボギーの一方、松井選手は10メートルを沈めてバウンスバック。すると9番(415yd、パー4)で清水選手が2打目をピン近くにバックスピンで止める技を披露しバウンスバック、湯原選手は3打目が止まらず奥まで行き3パットのボギーとしてしまう。
前半を終えて、首位は清水選手で通算4アンダー、2位はイーブンパーの松井選手、3位が1オーバーの湯原選手だった。
後半はもう雨は止んでいた。今日の清水選手はショットの落ちどころに不運もあり、13番ボギーの後、15番(570yd、パー5)では木の根元に球がつき、アンプレヤブル宣言をするなど、後半を2ボギーとして通算2アンダーフィニッシュ。湯原選手は「ショットもパットも最悪でした」と振り返ったように、いいところなしの1日となり、通算4オーバーでのフィニッシュ。一方で松井選手は、後半10番、11番を連続バーディで勢いをつけたものの続く12番、13番を連続ボギー、さらに最終18番をボギーとして通算1オーバーでホールアウトした。
そして、今日の3日目に急浮上したのが、ナショナルチームの日大3年、杉浦悠太選手(ぎふ美濃GC)だった。最終組より7組前からスタートした杉浦選手は69をマークし通算3オーバー。一気に3位に上がってきたのだ。
明日の最終日、ティーオフは8時からと発表された。優勝の行方はもちろん、上位18人に与えられる日本アマチュアの出場権、また、上位30人に与えられる中部オープンの出場権に向け、選手たちの素晴らしいパフォーマンスに期待したい。
<インタビュー>
今日のベストスコア69をマーク
通算3オーバーからタイトルを狙う
杉浦悠太選手(ぎふ美濃GC) 219=74、76、69(35、34)
予選2日間では見られなかった笑顔でホールアウトしてきた杉浦選手。2番、7番、15番、17番でバーディ、3番をボギーとした。昨日まではバーディも出るがボギーも打つ。パッティングも今ひとつ決まらない状態だった。「今日はようやくスコアになりました。すごく嬉しいです。調子が悪くないのに、どうしてだろうって思っていましたが、多分、攻めすぎていたんだろうなあと気づきました。ボギーの3番はドライバーが右の木の後ろに行き、狙えなかったためですが、どのホールもドライバーで攻めてしまっていたんです。明日は3Wにします(笑)」と分析した。
愛知県出身で、福井工大福井高から日大へ進学、春から3年生。ナショナルチームメンバーとして海外試合も経験している。レギュラーツアーにも出場し、すでに全国区となっている杉浦選手が最終日は最終組で戦う。「5打差ですよね、大丈夫です!!」明日の爆発を予感させる頼もしい言葉が返ってきた。
昨年の中部ジュニア以来の最終日最終組。
「失うものはないので力一杯やります」
松井諒哉選手(JGAジュニア) 217=73、72、72(35、37)
3位からスタートした松井選手は、終わってみれば、首位と2打差の2位につけた。4バーディ、4ボギーだった。「今日は天気も悪いのでオーバーを打たないようにとスタートしました。でも、ドライバーのミスが多かったです。特に12番(555yd、パー5)では右の林に行ってしまい、2打目もさらに右へ行っちゃって、出すだけ、アプローチで寄せた2メートルを外しました。18番(470yd、パー4)は上から当てにいっちゃって、左バンカー手前でした」。その18番では、池の横からの第3打がガシャーンと大きな音とともに直接カップインして飛び出し、左5メートルまで跳ねたのだ。ボギーとなってしまったが、右に跳ねたら、名物の池に吸い込まれるところだったから、運が良かったと言えるかも。
「杉浦選手は高校の先輩ですが、重なっていません。中3の時に呉羽CCでの中部アマで予選が同組だったのを覚えています」。松井選手は明日も大学生2人との最終組で、持てる力を発揮する。福井工大福井高3年。
<会場フォトギャラリー>