中部アマチュア本戦 2R成績表、3R組合せ表、速報記事、フォトを掲載しました

2024.05.22

2024年度(第56回)中部アマチュアゴルフ選手権競技 本戦

開催日/2024年5月21日(火)~24日(金)

会場/片山津ゴルフ倶楽部(白山コース)

 

第2日成績表(PDF)

 

第3日組合せ表(PDF)

 

 

第56回中部アマチュアゴルフ選手権競技
2024年5月21日(火)・22日(水)
会場/片山津ゴルフ倶楽部(白山コース) 7093yd、Par72
参加人数/136名(うち欠場4名)
天候/1R 曇り、2R 晴れ

 

大学3年の湯原光選手(岐阜国際CC)と

高校3年の酒井遼也選手(JGAジュニア)が

通算5アンダーで首位に並ぶ。

162ストロークまでの84人が明日からの決勝ラウンドに進出。


朝から青空が広がった片山津GC(白山コース)で中部アマチュアゴルフ選手権競技第2日が終了した。気温は昨日よりも高かったものの、北西からの風が吹いていて、日陰では肌寒さを感じた。今日のグリーンコンディションは、スティンプ11.3、コンパクション25と硬く仕上げられた。

 

決勝進出に向けて、選手たちは7時30分からティーオフ。ホールアウトは13時にアウト1組目から始まった。

 

最初にビッグスコアでフィニッシュしてきたのが、ルネサンス豊田高3年の酒井遼也選手(JGAジュニア)で今日を4アンダー68でまとめ通算5アンダーとした。そして、このスコアに並んできたのが、東北福祉大3年の湯原光選手(岐阜国際CC)で今日を6バーディ、1ボギーの5アンダー67で回ってきた。この2人に続いたのは、2打差の通算3アンダーで今日を69でフィニッシュした専修大3年の小田祥平選手(新城CC)と日大4年の岩井悠真選手(さくらCC)。昨日首位だった岩井選手の今日は、5バーディ、5ボギーのイーブンパーだった。

 

初日の2位タイだった福井工大福井高1年の清本貴秀選手(愛知県ゴルフ連盟)は今日を73として5位タイに、松山茉生選手(グリーンヒル瑞浪GC)は思うようにバーディを奪うことができず78でホールアウトし9位タイになった。

 

上位選手をほぼ大学生と高校生が占める中、49歳の福岡逸人選手(三好CC)が通算7オーバー、151ストロークで20位タイに食い込んでいる。

 

2日間36ホールの競技を終え、通算162ストロークまでの84人が明日の決勝に進出する。
この中には25歳以上のミッド世代が19人通過しており、2日目の最年長となった66歳の藤井広文選手(桑名CC)も堂々の進出。一方、中学生は8人のうち5人が予選通過、最年少の中学1年、瀧田琥白選手(JGAジュニア)も31位タイで通過している。

 

明日の決勝1Rは、7時30分からティーオフする。

 

 

<インタビュー>

 

 

◆首位は通算5アンダー

 

5アンダー67をマーク
湯原光選手(岐阜国際CC・東北福祉大3年)  139=72、67(34、33)

「今日は頑張りました!」アテスト会場でそう答えた湯原選手。インからスタートし、6バーディ、1ボギーの5アンダーをマークしたのだった。バーディのうち、パー5は4つ全て奪取した。「今日はショットもパッティングも昨日とそんなに変わらなかったけれど、こんなに出るとは思わなかったので、気持ち良かったです。このコースは、今まで回った中でもすごく難しいと思います。グリーンはつけるところを考えないとダメですね。明日はもっとピンポジも厳しくなるだろうから、ひとまず2アンダーを目標にしようかな」とニコッと笑った。中部アマチュアは去年3位、高3の時の2位が最高位である。大学3年の今年、明日は最終組でのスタートとなる。

 

 

酒井遼也選手(JGAジュニア・ルネサンス豊田高3年) 139=71、68(36、32)

 

インからスタート、前半で1イーグル、2バーディの4アンダーで折り返した。後半は2バーディ、2ボギーとして68でフィニッシュした。「イーグルは16番H(546ヤード、パー5)でした。228ヤードの2打目を4番アイアンでライン出しで打ったら2メートルにつきました。今日は、いいゴルフができました。ショットが良かったです。パッティングも助かったのは15番H(461ヤード、パー4)で、バーディパットをオーバーして返しの3メートルが残ったんですが、それが入ったのが大きかった。次のイーグルに繋がったかなと思います。この2日間、同組の方たちに褒めてもらったり、回りやすくしてもらえました。感謝しています」。その同組で回った島選手は、「飛ぶし、上手いし、もうギャラリー気分でしたよ」とベタ褒めだった。

 

 

69をマークし、2位タイに浮上
小田祥平選手(新城CC・専修大3年) 141=72、69(34、35)

初日をイーブンパー、今日は6バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの69とした。「アウトから
出て、13番を終わって4バーディ、ノーボギーだったんですが、取りたかった14番をパーにした後、15番で左の林に曲げてダブルボギー、17番ボギー、16番と18番はバーディ取れたけど、もったいなかった」と残念がった。小田選手は今日のピンポジを見て、「伸ばせるかも」と望んだだけに惜しかった。愛知県出身で、高校は新潟県の開志国際高へ、大学は専修大と関東での試合が中心だった。CGA競技は大学生になってから中部アマチュアに3年連続で出場、去年は日本アマで11位になっている。

 

 

◆ミッド世代、頑張ってます。

通算7オーバーで20位タイの福岡逸人選手(三好CC)を筆頭に19人が予選通過したミッド世代。中でも、廣瀬淳一選手(中部国際GC)は初日を82として79位タイからスタートしたが今日を72のイーブンパーでホールアウトし31位タイにジャンプアップ。「昨日は一つもバーディが取れなかったけど、今日は3バーディ、3ボギーでまとめられた。良かった」と安堵し、仲間たちと握手していた。(写真は、左から山本幸広選手、福岡逸人選手、源野智紀選手、廣瀬淳一選手)

 

66歳で予選通過、52位タイ。
藤井広文選手(桑名CC) 158=81、77(39、38)

今大会の最年長出場は69歳の久田弘始選手(呉羽CC)だったが、初日の天候がとても寒かったせいか今日は体調不良で棄権となったため、藤井選手が最年長となった。藤井選手はスタート前に「頑張ってきますわ」と笑顔で話していたが、77をマークして予選突破を果たした。

 

 

今日を71とし、7位タイに
益田航選手(中部学連・中部学院大2年) 144=73、71(37、34)

アウトからスタート、3バーディ、2ボギーだった。「昨日よりショットが安定していました。パットは、前半はバーディチャンスがあっても入らなかったけど、後半の11番、13番、17番で入りました」。

 

 

今日を71で13位タイに
藤原遼生選手(JGAジュニア・三重高3年) 149=78、71(37、34)

「今日はパッティングが良かった。スタートの1番で3Wの第1打がOBになったけど、そのあとはアイアンも良かったし・・・」と5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーについて振り返った。

 

 

最年少の中学1年、予選通過、31位タイ
瀧田琥白選手(JGAジュニア・N中等部1年) 154=80、74(38、36)

インからスタート、3バーディを奪取した。「集中して回ることができました。届かないホールもあったけど、通過できて良かった。あと2日間、楽しく回れたらいいです」。瀧田選手は昨年の中部小学生男子の部で優勝。「中学生になったし、大人の人たちと回る競技に挑戦してみようと思った」とか。今年は先日のパブリック競技で中部予選を通過し、全日本に出場するほか、キャロウェイのジュニア大会で優勝して7月にはアメリカの本戦に出場予定だ。

 

 

<会場フォト>