中部アマチュア本戦 3R成績表、4R組み合わせ表、速報記事、掲載しました
2021.05.27
2021中部アマチュアゴルフ選手権競技
第3日成績表
第4日組み合わせ並びにスタート時刻表
を掲載しました。
3R
2021年5月27日(木)
天候/雨
降り続く冷たい雨に、約1時間の雨中断も。
青山晃大選手(中部日本パブ・中京大4年)と湯原光選手(岐阜国際CC・西陵高3年)が
通算1オーバーで首位タイに。
中部アマチュアゴルフ選手権競技の第3ラウンドは、朝から冷たい雨が降り続いた。時折激しく降る雨に、コース内に水が流れ、グリーンをロールドライする状況に。そして、12時54分についに雨中断のサイレンが鳴った。幸い、雨の勢いは早めにおさまり、約1時間後の14時に競技再開となった。
降り続いた雨の影響は選手たちのスコアを大きく崩した。「思うように打てなかった」「パット数がヤバい」などと嘆きながら、ボックスにカード提出をする選手たち。最初に1オーバー・73でホールアウトしたのが第8組の黒田智之選手(岐阜県連・中京大1年)で、通算8オーバーとし暫定首位に立った。その後、順位が動いたのが11組で、土肥龍星選手(フクイCC・金沢学院大3年)が2オーバー・74でホールアウトし、通算7オーバーにするも、次の12組の青山晃大選手(中部日本パブ・中京大4年)がイーブンパー72でホールアウトし、通算1オーバーと一気に首位へ。そして、最終組の湯原光選手(岐阜国際GC・西陵高3年)が75と崩しながらも、昨日までの貯金が生きて通算1オーバーとし、首位に並んだ。
第3ラウンドを終え、上位は大学生、高校生がずらりと顔を揃えているが、41歳の榊原吉規選手(知多CC)は通算9オーバーで10位と存在感を放っている。
明日はいよいよ最終ラウンド。頂点はもちろん上位18人の日本アマ出場権、上位30人の中部オープン出場権を目指し、選手たちが最後の戦いに挑む。ティーオフは午前8時から。
<インタビュー>
首位タイの2人は、高校の先輩、後輩の間柄。
写真 左が青山選手、右が湯原選手
青山晃大選手(中部日本パブ・中京大4年) 217=73、72、72(37、35)
「今日は8番でボギー、10番でバーディ、あとは全部パーでした」と切り出した青山選手。土砂降りもあった悪天候の中で、パーセーブを続けたプレーは立派なものである。「乗せて2パットばかりですが、耐えられたかなと思います。最近の試合は雨の日が多いので、少し慣れてきたかも。この間の中部大学対抗戦もそうでした」と青山選手。その対抗戦で、中部で団体2位となり、中京大ゴルフ部として10数年ぶりの日本行きを決めている。
「逃げ切って勝つのが苦手だなあと思ってます。明日は、どうなるかわからないけど、頑張ります」。西陵高3年の時、プレーオフを制して初優勝した中部アマ以来、2度目のVを狙う。
湯原光選手(岐阜国際GC・西陵高3年) 217=70、72、75(36、39)
土砂降りでスタートした1番ホール。湯原選手はグリーン手前からのアプローチが思いのほか飛んでしまいピン奥4メートルへ。しかし、その距離をしっかりと決めてパーセーブ。前半は、同じようなパーセーブをいくつか見せた。1バーディ、1ボギーで折り返すと、後半は、10番でドロップした球が地面に埋まる悲運もありボギー、続く11番では20メートルのバーディパットが水を含んだグリーンで進まず3パットのボギー、次の12番のグリーン上で、中断のサイレンが鳴った。「再開してからは15番でバーディでしたが、16番で第1打を右に曲げてショットもうまくいかず、パットもショートしてとダブルボギーでした。17番、18番もギリギリでパーが取れた。今日は全ホールがタフでした」と振り返った。
青山選手の4歳年下の湯原選手は、「晃大さんは大先輩」と慕っている。「小学生の頃から一緒にラウンドしてもらったり、西陵高を勧めてくれたのは晃大さんのお父さんなんです」とも。最終組での戦いについては、「日本アマに行けたらいい、というくらいの気持ちでプレーしたい」。
<会場風景>