中部アマチュア本戦(1R成績表)(記事)

2018.05.29

平成30年度(第51回)中部アマチュアゴルフ選手権競技

開催日/平成30年5月29日(火)・30日(水)・31日(木)・6月1日(金)
会 場/岐阜関カントリー倶楽部(東コース)
天 候/第1日:曇り

第1日成績表(PDF)

初日首位は、4アンダーの2人。

日大4年の永井直樹選手(緑ヶ丘)と、美濃加茂高2年の黒田智之選手(美岳)

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今年の中部アマチュアゴルフの王者は誰か!?!

CGA主催競技の男子アマチュアの最もビッグな大会がスタートした。今年の会場は、岐阜県の岐阜関カントリー倶楽部(東コース)。2016年に中部オープン、2017年に日本オープンが開催された名門コースだ。7256ヤード、パー72。450ヤードを超えるパー4が4ホールあり、しかも、今大会のセッティングはラフも70ミリと深く立っているので、攻略の基本はまずフェアウェイキープである。

そんなタフなコンディションでスタートした第1ラウンド。首位に立ったのは、4アンダーでホールアウトした日大4年の永井直樹選手(緑ヶ丘CC)と、美濃加茂高2年の黒田智之選手(美岳CC)の2人だった。ともに、4バーディノーボギーの素晴らしいゴルフを展開。好スタートを切った。

後に続くのは、3アンダー69で、桂川有人選手(美濃白川GC・日大2年)大内智文選手(中部学連・中部学院大4年)の2人、さらに1打差の2アンダー70には中山絹也選手(中部学連・中部学院大2年)、横井優星選手(中部日本パブ・福井工大2年)、白石大和選手(名倉CC・大阪学院大4年)の3人が続いている。
上位を若い世代が独占する中で、40歳の上田崇宏選手(関ヶ原CC)が73をマークし、13位タイで初日を終えている。
また、昨年優勝の青山晃大選手(中部日本パブ・中京大1年)は80ストローク(91位タイ)と出遅れた。

★ジュニアと学生が108人と圧倒
愛知、岐阜、三重、北陸の4地区で行われた予選参加者は、388人。
激戦を勝ち抜いた本戦出場者170人の内訳は、次の通り。
中学生7人、高校生49人、大学生52人。
20歳代4人、30歳代9人、40歳代32人、50歳代14人、60歳代3人。
最年少は13歳、最年長は67歳。

廣瀬1<インタビュー>

◆首位の4アンダー

永井直樹選手(緑ヶ丘CC・日大4年) 68=34、34
batch_DSC01750朝7時10分、1組目のスタートだった。7番H、9番H、12番H、18番Hで4バーディ、ボギーなしでホールアウト。「今日はロングでは思うようにいかず。アイアンが良かったし、短いパットを外さずにパーセーブができました」。180センチ、83kgの恵まれた体格を生かし、飛距離は280から290ヤード。昨年の関東会長杯で優勝し、「その頃からアイアンが良くなってきた。パッティングも合わせて調子が上がってきた」のだが、日大ゴルフ部の中ではこの春ポイントで11人目となり、レギュラーから外れた。「団体戦は出られないので、個人戦で結果を出したい」と永井選手。残り3日間、最大限のパフォーマンスを!!

★今回、日大からは、永井選手のほか、今野選手、大澤選手、桂川選手、木村選手、尾関選手と6人が参戦している。そのうち、今野、大澤、桂川、木村の4選手がレギュラー入り。中部出身者の活躍はなかなかに頼もしい限り。「今、日大が騒がせてるので、明るいニュースを出せたらいいな」。

黒田智之選手(美岳CC・美濃加茂高2年) 68=34、34
batch_DSC01766高校2年の黒田選手も4バーディだった。1番Hをバーディすると、2番Hは「たまたま」ショットがピン手前3メートルにつき沈めた。11番Hはピン奥4メートル、15番Hは手前2メートルが決まった。アプローチしてパーを奪ったホールも多かったが、寄せられる方に外れたから気持ちは楽だった。「ひたすら、しのいで回りました。100点に近いラウンドだったと思う。はじめから、パーオンすることを考えてなくて、外れてもなんとかなるように、ということを意識して、方向を気にしました。」去年、1打足らずで逃した日本アマを今年こそ。

◆3位タイは3アンダー69

桂川有人選手(美濃白川GC・日大2年) 69=35、34
batch_DSC017794バーディ1ボギーだった。「ラフからグリーンが止まらないので、フェアウェイキープを心がけていたら、流れが悪くならずにすみました。ティーショットはよかったのと、我慢してパーキープし続けたら、最後の17番H、18番Hで連続でバーディがきました」。まだ免許が取れていなくて送り迎えは祖父にお任せ。今日はお友だちが応援に駆けつけていました。

大内智文選手(中部学連・中部学院大4年) 69=34、35
batch_DSC017613バーディだった。「今日は24パットでほぼほぼ拾ったんですが、8番Hは4メートル、16番Hでは奥からのアプローチが決まったり。パットがよかった。その分ショットがひどかった。ラフばかりでしたね。しのぎしのぎでした。4日間最後まで気を抜かずに頑張ります!!」。

中山絹也選手(中部学連・中部学院大2年) 70=37、33
batch_DSC01786日曜日まで開催されていたミズノオープンでローアマを獲得し、岐阜に戻ってきた中山選手。「ミズノオープンで振り回したのでスイングがおかしくなってしまって、今日はあまり振り回さず、安全に抑えめにいきました。それに、先週はものすごく長かったので、セカンドをアイアンで打てたのが嬉しかった」と6バーディ4バーディを振り返った。

横井優星選手(中部日本パブ・福井工大2年) 70=36、34
batch_DSC01773後半に3バーディ1ボギーだった。「前半は曲がっていたけど、パーで耐えられたので、それが後半につながった感じです。ドライバーを前半に4回使ったんですが、右ラフが多くて、途中で3Wに変えました。全体としてはショットは悪くないので、フェアウェイをキープすればいいと考えて回りました。最終日に最終組にいられるようにしたい」。横井選手は、この5月の東海テレビ杯で優勝、秋のトップ杯東海クラシックへの出場が決まっている。

白石大和選手(名倉CC・大阪学院大4年) 70=35、35
3バーディ1ボギー。「ピンチはなくて、耐えるところは耐えて、いいゴルフができました。同組のみんなも良くて、いいリズムで回れました。4日間、アンダーで回れたらいいですね」。

◆ミッド世代も負けてない

上田崇宏選手(関ヶ原CC) 73=36、37
batch_DSC01782前半1バーディ1ボギー、後半は2バーディ3ボギー。「18番Hでなんとかイーブンで回りたくて、振ったら、右に行ってしまった。あっちに行ったらノーチャンスなんですよ。残念」と振り返った上田選手は40歳。堂々のミッド世代である。2年前にこの岐阜関C Cで開催された都道府県ゴルフ全国大会で個人優勝した上田選手、「今年はこの中部アマに照準を絞って、2月から競輪選手と一緒にトレーニングを積んできました。だから、体力は大丈夫。ここはゲンもいいので最後まで諦めないで攻めていきたい」。

太田大士選手(六石GC) 75=36、39
batch_DSC01759「初夏の珍事です」と開口一番。「前半曲がらなかったこと、パットも良かった。背筋伸ばすことと、あまり振りすぎないことを意識して回ったんですが、それがうまく行った。スコアは今年のベストです。ずっと調子が悪くて、70台も1ヶ月ぶり、それくらいひどかった。久々にいいゴルフができて嬉しいです」。

★60代、50代も健在!!

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<会場風景>