中部女子アマチュア2R成績表、3R組合せ表、速報記事掲載しました

2024.05.16

2024年度(第53回)中部女子アマチュアゴルフ選手権競技

開催日/2024年5月15日(水)~17日(金)

会場/愛岐カントリークラブ(中・東コース)

 

【第2日】成績表(PDF)

 

【第3日】組合せ表(PDF)

 

 

第53回中部女子アマチュアゴルフ選手権競技
2024年5月15日(水)・16日(木)
会場/愛岐カントリークラブ(中・東コース) 6323yd、Par72
参加人数/122名(うち欠場6名)
天候/1R 晴れのち曇り、2R 雨のち晴れ、

 

風の影響か、スコアは思うほど伸びず。

68をマークし通算5アンダーに伸ばした

入谷響選手(JGAジュニア)が首位に立つ。

 

中部女子アマチュアゴルフ選手権競技の2日目が終了した。

 

朝は雨が降ったが徐々に止み、10時30分ごろには日差しが照りつけるようになった。同時に、風が強く吹き始め、「爆風みたいだった」と選手が言うほどで、選手たちを翻弄した。スティンプ10.0、コンパクション24のグリーンコンディションは前日とほぼ同じだった。

 

初日に14人のアンダーパーが生まれたハイレベルな戦いだったが、さすがに風の影響はスコアメイクを阻んだようだった。アウト2組目スタートの入谷響選手(JGAジュニア)が68をマークし、通算5アンダーでホールアウトし、暫定首位に立った。その後、ホールアウトする選手たちに60台はなく、アンダーパーも71をマークした中村好花選手(中部学連)岡嵜マイヤ選手(岐阜国際GC)の2人のみ。結局、リーダーボードのトップは変わることなく、入谷選手が首位、3打差の通算2アンダーに田中こころ選手(三甲GC谷汲)、3位は通算1アンダーで初日トップの神谷もも選手(明世CC)日比野邑香選手(岐阜国際GC)、さらに今日を72でまとめた林希莉奈選手(いわむらCC)の3選手が続いた。

 

2日間36ホールを終え、通算160ストロークまでの83人が明日の決勝ラウンドに進出する。
明日は午前7時30分よりアウト・インからティーオフ。優勝および日本女子アマチュア出場権17人の枠に向け、選手たちの白熱した戦いは最終章を迎える。

 

 

<インタビュー>

 

首位
「風が少なめの早いスタートで助かりました」
入谷響選手(JGAジュニア・朝日大学1年)  139=71、68(34、34)

ただ一人68をマークし、首位に立った。雨の1番H(408ヤード、パー4)スタートでスターターの競技委員たちを驚かせたのが、入谷選手の第1打だった。圧巻の飛びは残り110ヤード、そこから48度で軽く乗せ、楽々バーディ発進したのだった。続く2番パー5もバーディとし前半を2アンダーで折り返した。後半は出だしの10番H(398ヤード、パー4)で第1打を右に曲げ、斜面からのリカバリーがうまくいかずボギーとしたが、15番H(445ヤード、パー5)で2.5メートル、16番H(139ヤード、パー3)で7メートル、18番H(509ヤード、パー5)では2メートルのバーディパットを決め、今日を4アンダーでホールアウトした。「昨日はOBを打ったけど、今日はなかった。後半から風が強くなってきたので、雨はあったけど早いスタートで助かりました」と天気に恵まれたことにも感謝した。
この春に高校を卒業し、ゴルフに専念している。4月に行われた「2024年度全米女子オープンゴルフ選手権予選」のプレーオフまでもつれ込んだ試合では大熱戦の末、残念ながら涙を呑んでいる。明日の決勝を制し、日本女子アマへ。さらに大学生として日本学生にも出てみたいと入谷選手。その先にはプロテストも待っている。まずは明日に全集中と行きたいところだ。

 

2位
「微妙なパーパットが決まって踏みとどまった」
田中こころ選手(三甲GC谷汲・岐阜聖徳大3年) 142=70、72(36、36)

首位と3打差の2位にとどまった田中選手は、今日もアテストが終わるなり、「良かった〜、今日はパットが入ってくれた〜」と安堵の声。前半のインをオールパーで折り返し、後半で1バーディ、1ボギーとした。「とにかく今日もなんとか堪えることができてホッとしています。明日ももう1日、この調子を続けたいです」。

 

3位タイに浮上
林希莉奈選手(いわむらCC)  143=71、72(38、34)

初日は1アンダー7位タイから順位を上げた林選手。「インスタートで、12番、13番、18番、後半の7番でバーディが取れたけど、ボギーも4つありました。昨日は5バーディ、4ボギー。良かったのはパッティングで、今日も昨日も入りました」と振り返った。20歳。「今年からクラブを14本ともPINGに変えました。いい感じに使えています」。

 

◆アンダーパーをマークし、ジャンプアップ!!

 

37位タイから12位タイへ
中村好花選手(中部学連・福井工大4年) 146=75、71(35、36)

「耐えました。朝イチの10番でボギーにして、あと2つのバーディだけ。12回もパーオンしたのに全く入
らずでしたから」と苦笑いの中村選手。「明日はもう少し伸ばせるよう頑張ります〜」。

 

54位タイから19位タイへ
岡嵜マイヤ選手(岐阜国際GC・ 岐阜聖徳学園高2年) 148=77、71(36、35)

3バーディ、2ボギーの71だった。「昨日の反省がいきました。昨日はグリーンが硬いと思い込んで、手前からを徹底していたんです。そうじゃないと気づいたのが最後のホールでした。それで、今日は番手を落とさずにショットしていったら、チャンスにつけることができました。ドライバーが曲がらなかったのも良かったです。風を読みきれなかったホールがあったので、明日はもう少し読んでいきたい」。反省を生かしたプレーが功を奏した岡嵜選手は一気に上位にジャンプアップし、明日は日本女子アマ出場権が射程圏になった。24年度CGA強化指定選手。

 

 

<会場フォト>