[2011]中部アンダーハンディキャップ≪本戦/記事≫
2011.11.04
男子Aクラス・・・
女子Aクラス・・・
男子Bクラス・・・
女子Bクラス・・・
ゴルフ日和の一日、全国大会出場権を目指して、男女4クラスでの戦い
愛知、岐阜、三重、北陸の各地区予選通過者と、岐阜県、三重県、石川県、富山県の各主催アンダーハンディキャップ競技優勝者が参加し、男子、女子ともにA,Bクラスに分かれて競われました。
男子Aクラス183名(愛知地区54名、岐阜地区40名、三重地区37名、北陸地区52名)
男子Bクラス113名(愛知地区23名、岐阜地区54名、三重地区25名、北陸地区11名)
女子Aクラス73名(愛知地区23名、岐阜地区19名、三重地区15名、北陸地区16名)
女子Bクラス41名(愛知地区10名、岐阜地区8名、三重地区19名、北陸地区4名)
と、昨年を若干上回る加人数でした。
なお、各クラスともに上位4名に、JGA杯Jsysゴルフ選手権(11月30日兵庫県・宝塚ゴルフ倶楽部新コースにて開催)の出場権が与えられました。
4位 中居貴司選手(ライオンズ) N69.8 H8.2 G78
5位 太田聡選手(ローモンド) N70,1 H11,9 G82
※写真は、左から、中居、林、松岡、青山、太田の各選手
4位 木下敦士選手(金沢G) N68.6 H13.4 G82
5位 松元秀樹選手(ジャック・ニクラウス) N68.6 H13.4 G82
※写真は、左から、木下、鈴木、坂井、加藤、松元の各選手
初参加で優勝、ベストスコアにも輝いた松田選手。4バーディを奪取するも5ボギー1ダブルボギーをたたき75でホールアウトした。JGAのハンディキャップは6.9だが、倶楽部ハンディは最近9になり、シングルプレーヤーの仲間入りをしたところだという。岐阜県庁観光課に勤める公務員の38歳。上海支庁に勤務になったときに、向こうでハンディキャップをもらったのがきっかけとなり、ゴルフを本格的に練習し始めた。公式戦競技は今年から出場する、競技ルーキーである。「いつか国体に出てみたい」という目標に向かって、土日の練習を欠かさない。
インからのスタートで連続ボギー。13番H(328Y、パー4)でバーディをとり、少し落ち着いた。前半を38で終えて、後半に入ったが、3番Hから4連続ボギーとしてしまい、「心が折れました」と尾花選手。石川県アンダーハンディキャップ競技で優勝し、今回初出場で栄冠を手にした。「練習ラウンドではOBもあったりで89たたきましたから、今日の出来は満足です。アプローチを手前から、パターはしっかり、と言い聞かせて回ったのがよかったみたい」。
「今日はパターがよかった。天気もあたたかくて・・・。今年77歳の喜寿なんで、メモリアルデーになりました」と、坂井選手はとてもうれしそう。ゴルフ歴は24年。競技にも参加しているが、今年の9月に葵CCで開催された中部グランドシニアに出場したときに、アテストで名前を書き忘れた。「あの時もアンダーハンディの部で優勝スコアだったけど、失格でしたからね。いい勉強になりました。もちろん、今日はちゃんと見直しましたよ」。
11月2日に65歳になったばかり。本来なら「ダブルのおめでとう」のはずだが、「よかったのかどうか」と涙の磯賀選手。というのも、彼女は昨年の7月に、長男を41歳で亡くし、それまで続けていたゴルフをぱったりとやめた。「看護師の自分がどうして息子の病気に気づけなかったか」と自責の念にかられる母に、次男が「母さん、ゴルフをもう一度やったらどう」と強く押してくれたのだとか。元気にならなきゃと、無理無理、練習を再スタート。そして石川県で優勝して、中部本戦へとなった。「昨日も出てくるときにお墓にお参りしてきました。今から帰って、報告してきます」。
岐阜関カントリー倶楽部の玄関とマスター室の前に、見事な菊が咲き揃っている。地元の有志が毎年、手間ひまかけて仕上げた作品を倶楽部で展示。来場者たちの目を楽しませてくれています。