中部アンダーハンディキャップ・本戦 成績表、記事、フォトギャラリー

2018.10.26

平成30年度(第20回)中部アンダーハンディキャップゴルフ競技・本戦

開催日/平成30年10月26日(金)
会場/四日市カンツリー倶楽部
参加人数/男子94名(内欠場4名)、女子47名(内欠場1名)
距離/男子6505ヤード PAR72、女子5780ヤード PAR72
天候/晴れ

男子の部成績表(PDF)

女子の部成績表(PDF)

男子はN63で久保伸輔選手(富山県連)

女子はN65で神谷直子選手(豊田CC)が優勝。

男女とも8名ずつにJGA杯J-sysゴルフ選手権への出場権

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JGA/USGAハンディキャップインデックスを取得しているCGA加盟倶楽部メンバーに参加資格のある中部アンダーハンディキャップゴルフ競技。今年も4地区の予選を勝ち上がったゴルファー男女合わせて135人が三重県・四日市カンツリー倶楽部に集合、優勝そしてJGA杯への出場権を狙い、早朝7時からティーオフをした。

batch_DSC09815天気は快晴。絵に描いたような秋晴れで、スタート時こそ気温は低かったが、徐々に日差しも強くなり、ゴルフには暑いほどの天候になった。昼すぎると雲が広がったがゴルファーに影響はなかった。

コースの仕上がりは素晴らしく、初めて四日市CCを訪れた選手たちは絶賛。コンパクション21、スティンプ11.0フィートの速いグリーンを堪能した様子だった。ただ、この秋に中部地方を通過した台風は、コース内の木々をたくさん倒しており、コース内にはその爪痕がまだ少し残っていたため、今回は修理地の扱いでローカルルールが適用された。

今日の試合の結果、男女ともに上位8名に、11月27日(火)に岐阜県の岐阜関カントリー倶楽部・東コースで開催されるJGA杯J-sysゴルフ選手権(JGAアンダーハンディキャップ競技)への出場権が与えられた。

batch_IMG_37845番Hと4番Hの間の林にあった倒木。幹回りの大きな木もボッキリ折ってしまう台風の威力!! 5番Hで第2打を大きく左に曲げてしまうと、この辺りへ飛んでいくため、修理地扱いにされた。(撮影/内田淳二競技委員長)

★女子の部

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競技は順調に進行し、女子の部からホールアウト。ネット72の選手が次々に現れ、実に7人も! マッチングスコアカードによる優勝決定かと思われた矢先、最終組で回った神谷直子選手(豊田CC)がネット65で上がり、スコアボードの一番上に。優勝が決まった。神谷選手は3年ぶりの本戦出場、2012年(名古屋GC)と2014年(岐阜CC)の大会で女子B クラスで優勝している。

成績
優勝 神谷直子(豊田CC)  G87(44、43)コースHDCP22 N65
2位 塩野美代子(山岡CC) G93(49、44)コースHDCP21 N72
3位 石田博子(鈴峰GC) G93(49、44)コースHDCP21 N72
4位 伊藤千恵子(ライオンズGC) G86(45、41)コースHDCP14 N72
5位 木村智子(グリーンヒル関GC) G85(43、42)コースHDCP13 N72
6位 竹原慶子(フォーレスト福井GC) G89(43、46) コースHDCP17 N72
6位 川畑美雪(能登GC) G81(39、42) コースHDCP9 N72
6位 後藤昌子(新城CC)  G88(42、46) コースHDCP16 N72
◆以上8名がJGA杯への出場権を獲得した

★男子の部

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インスタートの男子2組目で回った久保伸輔選手(富山県連)がネット63(9アンダー)でホールアウトし首位に立つと、最後までその位置は変わらず、優勝を決めた。久保選手は3年連続の本戦出場で、初の栄冠に輝いた。

成績
優勝 久保伸輔(富山県連)  G77(38、39)コースHDCP14 N63
2位 高柳辰男(中仙道GC)   G88(44、44)コースHDCP24 N64
3位 小林信雄(小松CC)   G78(39、39)コースHDCP11 N67
4位 矢賀部和典(笹平CC)  G81(41、40)コースHDCP14 N67
5位 水野明(稲武OGMCC) G88(44、44)コースHDCP20 N68
6位 今西弘幸(西日本777GC) G73(38、35)コースHDCP4 N69
7位 大竹孝幸(各務原GC)   G82(43、39)コースHDCP12 N70
7位 山森英幸(能登GC)    G82(38、44)コースHDCP12 N70
◆以上8名がJGA杯への出場権を獲得した

★表彰式

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表彰式で挨拶する中部ゴルフ連盟の谷川憲三副会長。
谷川副会長は今大会、三重地区予選を通過し、選手として本戦出場。「今日はOBがあったりバンカーで大叩きしてしまった」とネット76で40位タイだった。

廣瀬1<インタビュー>

男子の部 優勝
久保伸輔選手(富山県連)  G77(38、39)コースHDCP14 N63

batch_DSC09948去年、太閤山CCでマークしたベストスコアタイでホールアウトした久保選手。「今日はパッティングのタッチが合いました。昨日の練習ラウンドの時はダメだったんですけどね。普段は1バーディ出ればいいほどなのに、3バーディ取れました」とニコニコしながら振り返った。4番Hではラフからの180ヤードの第2打を6番アイアンで打つと、花道に落ちて上っていき、30センチについていた。「良かったのは、やはり2メートルくらいのパーパットが良く入ったことです。綺麗で難しいコースで、このグロスを出せたことがすごく嬉しい!!」
運送会社を経営する38歳の久保選手。中部アンダーハンディは4年前から予選に出場、最初の年は予選落ちしたが、2年目から3年連続で本戦出場している。「10年前からゴルフを真剣に始め、競技には金沢カントリークラブに入ってから、アンダーハンディ戦があると友達が教えてくれました。今年になってスコアがまとまるようになってきたと思う。アプローチとパターが良くなったせいかも・・・」。久保選手が話し終わると横にやってきた一人の女性。奥様の直美さんで、実は、今大会の北陸予選を通過し、一緒に参加していた。「二人で出られて嬉しかったけど、私はネット80でした。彼に追いついて追い越したいと練習しているのに、なかなか追いつけなくて、悔しくて・・・」直美さんのゴルフ熱もなかなかのものとお見受けした。

女子の部 優勝
神谷直子選手(豊田CC)  G87(44、43)コースHDCP22 N65

batch_th_DSC_21493年ぶりに愛知地区の予選を通過し本戦に出場した神谷選手。「今日はダボが3つあったけどトリプルはなかった。バーディはなしでした。中部アンダーの本戦は何回か出ていますが初めて80台が出ました。90を目標にしてきたので、大満足のスコアです」と久しぶりの勝利を素直に喜んだ神谷選手。勝因の一つは練習ラウンドにあった。コースの形よりグリーンの形をしっかりチェック。どこに落とすか、どれくらい足が出るか、を見て、「上りのパットを残すようにしたこと」。そして、もう一つ、「3番ウッドを第1打で使ったこと」だ。ドライバーと距離はあまり変わらない160〜170ヤード、方向性が安定して、「芯を食う」3番ウッドの方が使いやすいから1年前から多用していると教えてくれた。トヨタ自動車に務めるOLゴルファーの神谷選手。今日も有給で出場した。「今まで3回、J G A杯に出ているけど最高は4位です。今年は岐阜県で近いので、頑張ってきます!!」。

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