中部オープン・1R成績表 記事 掲載
2017.08.16
平成29年度(第47回)中部オープンゴルフ選手権競技第1日成績表を掲載しました。
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平成29年度(第47回)中部オープンゴルフ選手権競技
開催日/平成29年8月16日(水)~18日(金)
会場/愛知カンツリー倶楽部 東山コース
天候/雨のち曇りのち晴れ
6アンダー66、小島大輝(ザ・トラディション)を首位に、
アンダーパー49人。初日から大混戦。
昨年以上にスケールアップし、魅力を増した中部オープン第1ラウンドが終了した。朝は小雨の降るあいにくの天気だったが、ギャラリーが続々と来場、今日1日で500人のゴルフファンがお目当ての選手を応援に駆け付けた。オープンらしい華やいだ雰囲気に包まれた愛知カンツリー倶楽部東山コース。通常のアウトとインを入れ替え、7095ヤードパー72での戦い、その初日は雨の影響で、グリーンが止まりやすかったこと、そして、パッティングも積極的に打てるなど条件がそろったこともあって、アンダーパーが続出した。
首位に立ったのは、6アンダー66の小島大輝(ザ・トラディション)、1打差の67は岸本翔太(グリーンヒル関)、竹内廉(フリー)、金原原碩(フリー)、伊藤有志(フリー)、そしてアマチュアの木村太一選手(三重白山、日大1年)の5人、さらに4アンダー68には昨年の覇者、近藤啓介(南山)をはじめ7人と続いている。初日のアンダーパーは実に49人、ほぼ全員が70台をマークするという大混戦のスタートとなった。
また、レギュラーツアーから参戦の、正岡竜二(グランデュール)、H・リー (フリー)は、ともに69で14位タイ、増田伸洋(ドーム)は73で68位タイとし、明日からの巻き返しに挑む。
明日の第2ラウンドの結果、上位80位タイまでが決勝ラウンドに進出するが、1打を競う予想がつかないほどの戦いが待っていることは確実である。
◆◆ギャラリーサービス充実◆◆
特別観戦券をもって来場したギャラりーには、各日先着でオリジナルキャップやマーカー、抽選で折り畳みチェアーが当たるのだが、会場には、当選したチェアーを肩にかけ、観戦するギャラリーがあちらこちらに見られた。「軽くて、持ちやすい」ともらった人はニコニコ。
6アンダーで単独首位
小島大輝(ザ・トラディション) 66=35、31
アウトスタートで前半を2バーディ1ボギーで折り返すと、後半になり、徐々に調子を上げてきて5バーディを奪った。「ティーショットが安定していてフェアウェイをキープできました。外したのは3ホールだけ。パッティングも13番H(174Y、パー3)で左手前からの10メートルが長かった以外は、2メートル以内。噛み合わせのいいゴルフができました。唯一のボギーは4番H(225Y、パー3)で3Uを左に引っ掛けてしまい、セカンドも失敗、3オンで2メートルのボギーパットをようやく入れました」と、小島は満面笑み。大学時代は3年生と4年生の時に中部学生を連覇。プロになってからも中日クラウンズ出場経験はあるが、このところは成績を出していないのが現状の28歳。「3日間、しっかりアンダーを出していきたい」。
2位タイは5人
岸本翔太(グリーンヒル関) 67=35、32
3年前の14年大会で優勝した岸本が5バーディノーボギーで好発進。「ピンチはほとんどない、いい内容でした。ここは広くてプレーしやすいですね。中部オープンは相性がいいのかな、1回だけの優勝ではいけないので、複数回勝ちたいと思ってます」。36歳。
竹内廉(フリー) 67=33、34
6バーディ1ボギーだった。「バーディパットは長いので5、6メートル。ショットがまずまずで、ピンチは少なかったです」と振り返った竹内は24歳のパパ。抱っこしているのは、もうすぐ2歳になる次男の路(るーと)くん。
アマチュアでトップ
木村太一選手(三重白山、日大1年) 67=34、33
5バーディノーボギーでホールアウトし、「出来過ぎでした」と嬉しそうな木村選手。アマチュアトップで、全体でも堂々の2位タイの成績に「今日は、ティーショットをミスしてもグリーン周りまで運んで、パーキープできたし、サイコーのプレーができた。持ち球がフェード系なので愛知CCは攻めにくいですが、明日からはパープレーを目標に」と謙虚。6歳からゴルフを始めた木村選手は福井工大福井高からこの春日大に進学。すでに10人のレギュラー枠には入っている。
金原原碩(フリー) 67=34、33
アウトからスタートし、7バーディ2ボギーとした。「ドライバーが不安定なのでほとんど使わず、スプーンで対応してました。パッティングは良かったです。昨日の練習ラウンドでクロスハンドにしてみたらうまくいったので、今日もそうしたんですが、しっかり打てましたね。明日もこれで行こうと思ってます」と金原。尾張旭市出身で、現在は宇都宮市に住む28歳。
伊藤有志(フリー) 67=35、32
この春、東北福祉大を卒業し、QT40位で前半のレギュラーツアーにも数試合参戦している伊藤も最終組でプレーし、5バーディノーボギーのゴルフを展開した。「5つのうち4つは前半で、後半は失速しちゃいました。待ち時間が長くて、集中力が切れかかりました。ショットもパットも悪くないので、明日もピンチなしでいきたい」。
名古屋大好き。
H・リー(フリー) 69=36、33 14T
レギュラーツアーから参戦のH・リーは4バーディ1ボギーに「まあまあの内容でした。このコースは本当に素晴らしいと思いました。グリーンは少し重かったけど、コンディションがとにかくいいコース。こういうところでゴルフできるのは嬉しいですね。今回は大好きな名古屋での競技で楽しみにしてきました。明日からも頑張りますよ」。
<今日の会場風景>