中部オープン本戦 第1日成績表、速報記事&フォトを掲載しました

2023.07.03

2023年度(第52回)中部オープンゴルフ選手権競技
開催日/2023年7月3~5日
会場/涼仙ゴルフ倶楽部

 

第1日 成績表(PDF)

 

第2日の組合せ表(公開済)掲載ページはこちら

 

 

第52回中部オープンゴルフ選手権競技
<賞金総額2000万円、優勝賞金500万円>
2023年7月3日(月)
会場/涼仙ゴルフ倶楽部(7129yd、Par72)
参加人数/136名(アマチュア11名、プロ125名)
天候/1R 晴れのち曇り

 

猛暑の第1日。

首位は、9アンダー63、髙橋慶祐選手(杜の公園GC)。

 

朝から陽射しが照りつけた涼仙ゴルフ倶楽部で、第52回中部オープンゴルフ選手権競技が始まった。気温はぐんぐん上がって35度をゆうに超えた。うだるような蒸し暑さの中での競技は、選手たちにも会場に応援にやってきたギャラリーにも大変だったが、ホールアウトした選手たちのスコアは見事なものだった。

 

最初に上がってきた服部雅也選手(フリー)が4アンダーをマークしてくると、続いて、5アンダーで伊藤元気選手(愛知CC)と光田智輝選手(エムズアソシエイツ)、森岡俊一郎選手(宝塚GC)、すると次には6アンダーで甲斐慎太郎選手(国際スポーツ振興協会)というように、ビッグスコアが次々にマークされたのだ。そして、初日の首位に立ったのが、実に10バーディ、1ボギーの9アンダー63を叩き出した髙橋慶祐選手(杜の公園GC)だった。2位には2打差の7アンダー67をマークした遠藤真選手(太平洋C御殿場WEST)、さらに3位の6アンダー66に、甲斐選手のほか渡辺龍ノ介選手(フリー)、上井邦浩選手(三好CC)、小野田享也選手(浜名湖CC)、纐纈悠太選手(法仙坊GC)、髙橋竜彦選手(ジャパンクリエイト)、柴田将弥選手(センチュリーシガGC)の7人が続いている。

 

また、アマチュアの部は、湯原光選手(岐阜国際CC・東北福祉大2年)が5アンダーでトップ、2位には源野智紀選手(朱鷺の台CC)が4アンダーで続いている。

 

初日の結果、アンダーパーが76人という好スコアラッシュ。明日の予選ラウンド2日目はどんなスコアが飛び出すのか。80位タイのカットラインはどれくらいになるのか。
明日のスタートも午前7時30分、アウトとインの両方からティーオフする。

 

中部オープンは観戦無料でご覧いただけます。ぜひ会場で選手たちの素晴らしいプレーを間近で観戦、応援にお出かけください。

 

<インタビュー>

 

9アンダーのビッグスコアで首位発進
髙橋慶祐選手(杜の公園GC) 63=31、32

アウト12組からスタートした髙橋選手は、前半を5バーディ、ノーボギーで折り返すと、後半を5バーディ、1ボギーでホールアウトした。唯一のボギーは17番(440ヤード、パー4)で第1打を林に入れてしまったためだった。「今日は気温が高かったけど、コースが素晴らしかった。ショットもパットもうまくいきました。ベストスコアタイがでました」と喜んだ。所属は宮城県の杜の公園GCで、中部オープンは2014年以来2度目の出場。東北福祉大では松山英樹の1学年上だった。「実は今は和歌山県に住んでいますが、妻が愛知県出身で、中部に縁があるんです。だから、今年優勝できたら嬉しい。去年は大学時代の後輩の田村(光正)クンが優勝してますしね」。ニコニコ笑顔で話してくれた髙橋選手。詳しく聞いてみると、奥様は高校時代に愛知県ジュニアで優勝経験のある鈴木里菜さんだった。森林公園ゴルフ場で知り合い、2019年に結婚、今は1歳半の和花(のどか)ちゃんの子育て中で、調理師の免許を取って、髙橋選手をサポートしてくれているのだとか。「明日も今日のように頑張ります!!」33歳。

 

2位
7アンダー67をマーク
遠藤真選手(太平洋C御殿場WEST) 65=33、32

イン31組のスタートで、前半に5バーディ、1ボギー、後半のアウトは3バーディを奪取した。」バーディは長くて4メートルでしたからショットがよかったってことでしょうか。グリーンが綺麗で、パッティングもしやすかったですね。ボギーは17番でパーオンできずアプローチもミスしてしまった」と振り返った遠藤選手は、静岡県から愛知会場の予選会に出場、5位タイで通過した。「いつもは他の競技と重なったりしてチャンスがなかったんですが、今年は日程が良くて、予選に参加できました」。もちろん、涼仙GCも初ラウンドだ。プロ16年目の42歳。

 

★6アンダー、3位タイに7人が並ぶ

 

甲斐慎太郎選手(国際スポーツ振興協会) 66=33、33
インスタートし、7バーディ、1ボギーだった。左手首や肘が痛いそうだが、ゴルフは悪くない、と甲斐選手。「グリーンでちょうどいい感じで止まってくれたので、ショットが打ちやすかったですね。明日からもいいところで回れるようにしたいね」と嬉しさ満面。

 

渡辺龍ノ介選手(フリー) 66=32、34
アウトからスタートし、1イーグル、4バーディ、ノーボギーのナイスプレーだった。「イーグルは9番でした。セカンドは残り209ヤードで5番アイアンで打ってピン左3.5メートルくらい、スライスラインでした」。渡辺選手は充実感のある顔で答えてくれた。23歳。

 

上井邦浩選手(三好CC) 66=34、32
インからスタートし、4アンダーで折り返した上井選手だったが、後半は3バーディ、1ボギーの2アンダーと伸ばしきれずにホールアウトした。「8番(404ヤード、パー4)でシャンクしちゃって、3パットもしてボギーでした。シャンクなんてしたことないのにびっくりした。でも、最後の9番(539ヤード、パー5)で池に落としたんだけど、3打目が1メートルについてバーディが取れました」と苦笑い。上井選手は昨日までJGTOツアー「セガサミーカップ」で北海道でプレー、昨日のうちに名古屋に戻り、今日からの3日間に。「最後の方はさすがに疲れを感じた」というから、シャンクもそんな疲れからなのかも。

 

小野田享也選手(浜名湖CC) 66=30、36
「後半はガンバりましたよ〜」と笑顔でアテスト会場に戻ってきた小野田選手。インスタートで前半は2バーディ、2ボギーのイーブンだったが、後半に大爆発。1イーグル、4バーディの6アンダーをマークした。「後半はショットもついたけど、パッティングが決まったから。いいゴルフができました」。

 

纐纈悠太選手(法仙坊GC) 66=33、33
インスタートで、7バーディ、1ボギーだった。「今日はパットが良く入りました。1〜2メートルもあったし、3〜4メートルも2つあった。ショットが良かったですね。ボギーは5番で、ティーショットが木に当たってしまった。明日も崩れないように頑張ります」。

 

髙橋竜彦選手(ジャパンクリエイト) 66=33、33

 

柴田将弥選手(センチュリーシガGC) 66=32、34

 

★アマチュアの部

 

首位
湯原光選手(岐阜国際CC・東北福祉大2年) 67=35、32

前半のインは10番のバーディに始まり、11番、13番、15番と4バーディの4アンダーで折り返した。後半は2番、6番、9番でバーディを奪うも、3番と8番でボギーを打ち、「後半は伸ばせなかった」と残念そう。先週は北海道で開催された日本アマチュアに出場した。「日本アマも難しかったので、その流れでプレーできたかなあ。ここは初めてでしたが、フェアウェイが広めで、今日はショットが良かったです。グリーンも綺麗だし、明日もこの調子で2桁を目指していきたいですね」。2年前の第50回中部オープン(名古屋GCで開催)でベストアマに輝いている。

 

2位
源野智紀選手(朱鷺の台CC) 68=33、35

42歳の源野選手がアマチュアの部2位につけた。インからスタートし、11番(607ヤード、パー5)で6メートルのバーディパットを決めた後、13番(382ヤード、パー4)で3パットのボギーでイーブンとなったが、15番でバーディを決めて1アンダーで折り返した。そして、後半の1番、8番、9番でバーディ奪取し、4アンダーでのフィニッシュとした。5バーディ、1ボギーのナイスプレーについて「今日はショットがよかったです。初めての中部オープンで、初めての涼仙でいいスコアで初日が終えられて嬉しい。調子も少しずつ良くなってきているので、明日からも頑張ります」。

 

<会場フォト>