中部グランドシニア 1R成績表、2R組合せ表、速報記事&フォト掲載
2023.10.05
2023年度(第51回)中部グランドシニアゴルフ選手権競技
開催日/2023年10月5日(木)・6日(金)
会場/能登カントリークラブ(日本海・はまなすコース)
第51回中部グランドシニアゴルフ選手権競技
2023年10月5日(木)
会場/能登カントリークラブ(日本海・はまなすコース)6260yd Par72
参加人数/124名(うち欠場11名)
天候/雨のち曇り時々晴れ
海からの強風、雨も降って大荒れの初日、
80ストロークの4人が首位に並ぶ。
91ストロークまでが明日の決勝へ。
今年から2日間競技になった中部グランドシニアゴルフ選手権競技。会場は、先月、日本シニアオープンが開催された能登カントリークラブ。その初日の今日は、スタートの7時30分から激しい雨と風で嵐のような天候で幕を開けたが、その後、雨は時折激しく降るものの落ち着いてきた。ただ、海からの強い風は最後まで止まることはなく、選手たちにとってはスコアメイクを大きく阻んだ。
「グリーンの球が動いてしまう」「年寄りの球は風でどこに行くかわからないよ」「いつもの何倍も疲れた〜」ホールアウトする選手たちは皆、強風と横殴りの雨、そして、徐々に下がっていった気温に、ほとほと疲れた様子だった。
4会場で行われた予選を勝ち抜いてきた70歳以上の強者揃いだったが、スコアは風の影響を大いに受け、首位は80ストロークに4人が並ぶ結果に。77歳の五十川康夫選手(六石GC)、74歳の小島朋広選手(名倉CC)、71歳の高野幹雄選手(立山CC)、そして70歳のルーキー、中村幸造選手(フクイCC)で、1打差の81には青木清治選手(鈴峰GC)と鈴木文雄選手(セントクリークGC)、生田誠選手(セントクリークGC)の3人が続いている。
また、今回、80歳以上の選手は全部で5人が出場しており、最年長は82歳の吉川廣司選手(岐阜北CC)だ。
91ストロークまでの87人が明日の決勝ラウンドへの進出を決めた。明日のティーオフは7時30分から。
<インタビュー>
◆首位タイは4人◆
五十川康夫選手(六石GC) 80=42、38
最初に80をマークしてホールアウトしたのがアウト4組から出た五十川選手だった。「同組の人の球がグリーン上でなかなか止まらないほどの強い風が吹き続けていた。自分は70センチくらいの短いパーパットを3つも外したのが惜しかったね。それに、僕たちのカートが壊れるアクシデントもあったし、いろいろ大変だったよ」と振り返った五十川選手は77歳。今年はすでに三重県グランドシニアで優勝している。
同組の80歳、山川敬止選手(西日本セブンスりーGC)は「五十川選手について行こうと頑張ってたんだけど、最後の18番でダブルボギーにしちゃった」と83でホールアウト。「明日はエージシュートを狙うよ!!」
(写真左が五十川選手、右が山川選手)
小島朋広選手(名倉CC) 80=41、39
インからスタートした小島選手。「今日はフェアウェイキープが絶対だと思ったので、いつもよりティーアップを低くして、フック気味に打ったんだけど、大正解で、8割はフェアウェイキープができた。パッティングは勿体無いのがいくつかあったよ」。小島選手はこれまで、中部ミッドシニアは3度も優勝しているが、中部グランドシニアはまだ一度も勝てていない。「明日は14人に入れるように頑張りたいなあ」と意気込んだ。今年は体が不調で1ヶ月ゴルフできない時期もあったというが、元気になれば連日のラウンドも厭わない、ゴルフが生きがいの74歳。
高野幹雄選手(立山CC) 80=42、38
アウトからスタートした高野選手。「今日は風も強いし、我慢しなくてはいけないと考えてた。1番のロングは強烈なアゲンストだったので、ボギーで良しと思って、実際にボギーでした。4番のショートで80センチから3パットしたときはショックだったけど、周りのみんなが頑張ってるから負けないようにとやってました。後半は出だしの10番でバーディ発進できたのが良かったかな」とにこり。今日のために練習ラウンドにも10回ほど来て攻略を練っていたという71歳。
中村幸造選手(フクイCC) 80=39、41
70歳のルーキーもアウトからスタートして首位タイに並んだ。「16番から3連続でボギーを打ってしまった」とアテスト会場で残念そうだった中村選手。「16番パー4はミスショット。風を計算して左の木を狙ったらそのまままっすぐいってしまった。17番ショートはナイスショットだったけど50センチを外し、18番ロングは右の林へ曲げたからね。78で上がりたかった」と首位タイにも悔しさが滲んだ。
★30年ぶりに競技復活の、競技委員
森潤選手(岐阜関CC) 83=43、40 15位タイ
CGA競技委員で今回の中部グランドシニアの出場権を得た選手の一人が森選手だ。実に、30年ぶりのCGA競技となる。「グランドの世代になって、去年から県連にも出るようになりました。今年はCGA予選に挑戦して通過したので、選手として北陸に来ましたけど、こんな強い風は表日本にはなくて大変だった。実は先週はコロナ罹患で自宅待機してたんですよ。明日もう1日頑張ります」。
<会場フォト>