中部シニア 1R成績表、2R組み合わせ表、記事 掲載しました。

2021.07.07

2021年度(第54回)中部シニアゴルフ選手権競技

第1日成績表、第2日組み合わせ並びにスタート時刻表を掲載しました。

 

中部シニア 第1日 成績表(PDF)

 

中部シニア 第2日 組み合わせ表(PDF)

 

 

第54回中部シニアゴルフ選手権競技
2021年7月7日(水)・8日(木)
岐阜関カントリー倶楽部(東コース) 6641yd、Par72
天候/第1日 雨

 

シニアルーキー・倉田順一選手(新城CC)が2アンダー、首位発進

 

新型コロナウイルス感染拡大予防のため昨年は中止となった中部シニアが2年ぶりに開催された。
地区予選を通過した115名が出場。朝7時30分のティーオフ時点に降っていた雨は徐々に強くなり、8時ごろには土砂ぶりに。中断もありうる状況だったが、その後、徐々に小雨になった。

 

今大会は、2年ぶりということもあり、55歳のルーキーが8人、56歳組の11人が初めてシニア出場となった。最年長の出場は、71歳の水野憲治選手(明智GC)
 
 水野選手

 

競技は順調に進み、第1組のホールアウトは12時3分。出場選手はいずれも予選を突破してきた精鋭選手だけに、「いっぱい叩いちゃった」「グリーンは10.7ってことだけど、上からだともっと速かった」などぼやきつつもスコアは70台、80台がずらり。そんな中、前半を3アンダーで折り返していたイン4組目の倉田順一選手(新城CC)が後半を2バーディ、1ボギー、1ダブルボギーとして2アンダー70でホールアウトしてきた。
アンダーパーは倉田選手ただ1人。2位は2打差のイーブンパー72で、沖野幸一選手(能登CC)と横山浩康選手(ローモンドCC)、さらに1打差の1オーバー73で西田隆志選手(中部日本パブ)、後藤繁生選手(明智GC)、長谷川康紀選手(レイクグリーンGC)の3人が続いている。また、ルーキーをはじめ若い選手が上位を占める中で、2015年度に日本シニアチャピオンを獲得した65歳の佐々木清士選手(グランディ浜名湖)が2オーバー・7位タイグループにつけている。
 
 佐々木選手

 

明日の決勝ラウンドには、86ストロークまでの102人が進出。朝7時30分、アウト・インからティーオフする。

 

<インタビュー>

 

首位
「最終9番でOB、やらかしちゃった」
倉田順一選手(新城CC) 70=37、33

インからスタートして10番、12番、13番と3バーディを奪った後、14番で3パットのボギーとするも17番で8メートルの長いバーディパットを沈め、3アンダーで折り返した。「後半に崩れたらダメだよね」と自分に言い聞かせるように1番のティーショットを放っていった倉田選手は、3番をボギー、6番でほぼオーケーの距離、7番で1.5メートルと2つのバーディを決め、4アンダーで最終9番へ。ここはボギーでもいい、と慎重になったのがアダとなったか、3Wで放った球は大きく左に曲がり、まさかのOB。痛恨のダブルボギーを叩いてしまった。「最近は調子がいいんですけどね。どこかで何かをやらかしちゃうんですよ。今日は最後の9番ミドル。ゴルファーのあるある、ですけど、上がりホールは特にね」と苦笑いした倉田選手。「それでも、今年からシニアになって、距離が短いので、(バーディの)チャンスが増えました。明日は、ポカしないように回りたいですね(笑)」。

 

★2位は1打差、2人

 

「6つもバーディ取った。でも、ボギーも6つ!」
沖野幸一選手(能登CC) 72=36、36

ホールアウトするやいなや「バーディを6つも取った」と嬉しそうに話した沖野選手は、続けて「でも、ボギーも6つ、3パットばかり」と自分でオチ! スコアカードを見ると、前半のアウトはパーが1つ、後半は2バーディ、2ボギーだった。シニア3年目の56歳。「コースが短いから、パーオンできるホールが多い。80センチくらいのバーディパットを外したり、寄せミスしてボギーもあった」。260ヤードの飛距離を生かし、第2打をショートアイアンで攻めるゴルフを、明日も大いに展開して欲しい。

 

「パーばかりの、地味なゴルフでした」
横山浩康選手(ローモンドCC) 72=37、35

「1バーディ、1ボギー。地味なゴルフだった」と話すことないよといった、ちょっとつまらなさそうな顔で取材に答えてくれた横山選手は、昨年シニア入りの55歳。中部シニアは今年初出場である。優勝経験も数知れない実力ある横山選手がいよいよシニアへ。満を持してのデビューで大爆発、とはいかなかった初日だが、明日は最終組でどんなゴルフを見せてくれるのだろう。楽しみである。

 

★4位グループは、1オーバー

 

西田隆志選手(中部日本パブ) 73=36、37

 

後藤繁生選手(明智GC) 73=35、38


土砂降りの中をスタートしていった後藤選手は57歳。「インから出て、ノーバーディ、2ボギーで折り返した。後半は4番で1ピンくらいのバーディパットが入りました。雨も大変だったけど、グリーンは良かったですね〜」。

 

長谷川康紀選手(レイクグリーンGC) 73=37、36

3バーディ4ボギーだった。「パーオンは半分強で、いいところも悪いところもあったから、特にどこ、っていうのはないかな」と振り返った長谷川選手。ただ、普段は70台後半のスコアが多いとかで、1オーバーはよくできた方とか。「パーパットがよく入ったのがよかったかな」。62歳の長谷川選手は、一昨年に続く2度目の出場。

 

<会場フォトギャラリー>