中部シニアオープン 1R成績表、2R組み合わせ表、記事を掲載しました。
2019.11.21
2019年度(第19回)中部シニアオープンゴルフ選手権競技 本戦
第1日成績表、第2日組み合わせ並びにスタート時刻表を掲載しました。こちらからご覧ください。
第19回中部シニアオープンゴルフ選手権競技
2019年11月21日(木)
会場/富士カントリー可児クラブ(志野コース)
6734yd、Par72
参加人数/
アマチュア50歳代の部 49名(うち欠場5名)
アマチュア60歳以上の部 45名(うち欠場5名)
プロ50歳代の部 37名(うち欠場1名)
プロ60歳以上の部 19名(うち欠場0名)
天候/快晴
総合の部トップは72。井出努プロ(わかさCC)と、尾崎智勇プロ(HOMEX)が並ぶ。1打差73に5人。
アマ50歳代は73、アマチュア大橋建一選手、荒川義治選手(新城CC)の2人。
中部シニアオープンは今年も、岐阜県の富士カントリー可児クラブ(志野コース)を舞台に、第1日が終了した。秋晴れとなった初日だったが、降霜のため、スタートを30分遅らせ、ティーオフは8時とされた。凍えるほど低かった気温も、時間とともにぐんぐん上昇、日差しも眩しく、最終組がスタートする頃は21度を超えた。
中部プロゴルフ協会推薦のプロ55人と、中部ゴルフ連盟主催の4地区予選を通過した50歳以上のアマチュア84人の計139人が総合の部の他に、各部門での優勝を目指す2日間。初日の志野コースのグリーンコンディションは、今回も素晴らしく仕上げられており、発表されたスティンプ10.0を優に超えるスピードだったと、ホールアウトしてきた選手たちは絶賛。その反面、スコアメイクに苦しんだ選手も多く、明日の決勝に進む100位タイのカットラインは86ストロークまで伸びた。
そんな中、首位に立ったのはイーブンパー72で井出努(わかさCC)と尾崎智勇(HOMEX) の2人、1打差73に、菅原洋一(緑ヶ丘CC)、杉山直也(メナードCC)、牧野秀一(桑名CC)の50歳代プロと、アマチュア50歳代の大橋健一(富士C可児C)と荒川義治(新城CC)という5人。さらに74にプロ60歳以上の近藤年弘(品野台CC)とプロ50歳代の沢田尚(マーシフルハート)が続く。
また、アマチュア60歳以上の部は、藤井広文(桑名CC)と水野和人(富士C可児C)が79ストロークで1位タイで並んでいる。
<インタビュー>
★総合の部・1位/プロ50歳代の部
井出努(わかさCC) 72=36、36
インからスタートし、4バーディ、4ボギーで首位に立った。「ショットは良くなかったが、パッティングがよく入りました。長い7、8メートルくらいもあった」と首位発進を喜んだ井出プロ。中部シニアオープンは4回出場し、第15回大会で2位になっている。54歳。
★総合の部・1位★プロ50歳代の部
尾崎智勇(HOMEX) 72=36、36
アウトからのスタートで、4バーディ、4ボギーでホールアウト。「ドライバーも3Wも曲がらなかった。ボギーはロングで2つもあったのが今ひとつ。パッティングは読みすぎかなあ、短いのが入らなかったよ。今日、新品で初めて使ったパットがよく入った」。第15回大会で優勝した尾崎プロだが、2年ほど前から左肩を痛め、現在は筋肉トレーニングでカバーしつつ、競技参戦している。
★総合の部・3位★プロ50歳代の部
菅原洋一(緑ヶ丘CC) 73=38、35
インからのスタートで、2バーディ、3ボギー。「今日はシビアなピンだった。耐えて行ったのに、最後の8番(499yd、パー5)と9番(409yd、パー4)でボギーにしてしまったのが残念。全体としては、まずまずかなあ」。58歳。もうすぐ3歳になる孫の話になると、途端に「じいじ」の笑顔になった。
★総合の部・3位★プロ50歳代の部
杉山直也(メナードCC) 73=36、37
「いやあ、素晴らしいグリーンでした。スピードも速く、難しかった。今日は、インから出て、10番、12番でバーディで、いい感じだったんですよ。でも、そのあと、OBも出たし、内容はあまりよくはなかったかな。よくこのスコアで上がれたとは思う」と杉山プロ。先週は兵庫の鳴尾GCでのシニアツアーに参戦。すこぶる速いグリーンを経験してきたことも奏功した。シニア3年目の52歳。メナードCC西濃コースの支配人でもある。
★総合の部・3位★プロ50歳代の部
牧野秀一(桑名CC) 73=37、36
デフェンディングチャンピオンの牧野プロは、2バーディ、3ボギーの内容に、「前半はショットが悪かったけど、後半は良くなってきた。ところが、だんだんとパッティングが打てなくなってきちゃったんだよね」とややチグハグだった1日を振り返った。それでも、「全体としてはいい感じだから、明日も頑張りますよ」とにっこり。1年ぶりの志野コース、明日は最終組一つ前からのスタートだ。
★総合の部・3位★アマチュア50歳代の部・1位
大橋健一(富士C可児C) 73=38、35
インからのスタートで、前半2ボギーで折り返した。後半は11番ボギーの後、12番、13番を連続バーディとし、1オーバーでフィニッシュ。「前半パットは苦しんだけど、後半で1オーバーになって、その後をこらえることができました。今日は、久しぶりの青ティーで、ドライバーの距離とか測りながら、マネジメントというか、集中力を続けられた」。2011年から富士可児のクラブチャンピオンを6年連続で獲得した大橋選手、日頃はバックティーからのプレーが多く、よく知るコースがゆえの苦労(?)だった。そして、今年、クラブチャンピオン杯で息子の和真くん(27歳)が優勝。親子でインタークラブ出場の夢も遠くないような気がした。59歳。
★総合の部・3位★アマチュア50歳代の部・1位
荒川義治(新城CC) 73=36、37
1番ボギー、2番はOBでボギー発進だったが、7番8番を連続バーディでイーブンで折り返すと、後半は、1バーディ、2ボギーでまとめた。「ドライバーがだんだんと良くなってきて、パッティングも3メートルくらいがよく入りました」。身長187センチの長身を生かした飛距離は260ヤード。52歳。
★総合の部・8位★プロ60歳以上の部・1位
近藤年弘(品野台CC) 74=36、38
「今日はアイアンが全くダメでしたが、その分パッティングに助けられました。今までに経験したとこのないピンポジだったので、とにかく下りを残さないように、ということを意識して回りました」。2つのバーディのうち、5番(430yd、パー4)はナイスショットでほぼオーケーの距離。そして、続く6番(376yd、パー4)は、右奥のピンに対し、手前のエッジから25メートルを豪快に沈めた。62歳。現在、中部プロゴルフ協会の役員。
★アマチュア60歳以上の部
1位
藤井広文(桑名CC) 79=42、37
1位
水野和人(富士C可児C) 79=40、39
<会場風景、フォトギャラリー>