中部シニア・本戦1R成績表、2R組合せ表 記事 掲載

2017.07.12

平成29年度(第51回)中部シニアゴルフ選手権競技(本戦)第1日目成績表、第2日組み合わせ並びにスタート時刻表 記事を掲載しました。

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平成29年度(第51回)中部シニアゴルフ選手権競技(本戦)

開催日/平成29年7月12日(水)・13日(木)
会 場/片山津ゴルフ倶楽部(白山コース)
参加者人数/164名(内棄権2名、欠場5名)
距離/6590ヤード、PAR72
天候/うす曇り時々雨、一時雷雨

第1日目成績表

第2日目組み合わせ並びにスタート時刻表

神尾政好選手(平尾)が1アンダー71で首位に立つ。
上位102人が明日の決勝ラウンドへ。

深夜に降った雨が止み、曇り空でスタートした今年の中部シニア本戦。会場となった片山津ゴルフ倶楽部では、数多くの大会を開催しているが、この中部シニアは実に初めての開催である。

見事に育った松林、海からの湿った風、グリーン周りに待ち構える深いアリソンバンカー、そして、上空を行き来する自衛隊機や民間機の轟音など、熟達したシニアゴルファーを惑わせる罠がいくつも仕掛けられている北陸の名門コースに、4地区予選を通過した164人が参加した。

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7時からスタートした競技は、順調に進んだが、天候は不順。雨がぱらついたかと思うと、日差しが入っていたが、15時過ぎあたりから雨が強くなり、ついに15時43分に雷雨のため競技を中断、16時14分に再開した。コースに残っていたのは残り3組だった。

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あまりの蒸し暑さに、選手たちは「体力勝負」と口にしたが、そんな中で、第2組でホールアウトした神尾政好選手(平尾)が1アンダーでホールアウト。「こんなにいいゴルフは久しぶり」とやや興奮気味に戻ってきた。素晴らしいスコアに、後続組も期待されたが、最後まで、このスコアを上回る選手は出ず、神尾選手がただ一人のアンダーパーで今日のトップをキープした。
2位につけたのは、1打差の72で藤井広文選手(桑名)、さらに1打差の73に佐々木清士選手(グランディ浜名湖)が続いている。昨年のチャンピオン、仁川稔朗選手(法仙坊)は77で13位タイから巻き返すことになった。

今日の結果、83ストロークまでの102人が明日の決勝ラウンドに進出する。

廣瀬1<インタビュー>

首位
本人も驚きの、5バーディ奪取
神尾政好選手(平尾) 71=36、35

DSCN5749ただ一人1アンダーで首位となった神尾選手。「これまで10位以内もなければ日本の出場権も取れなかった。今日はとにかくいいゴルフでした」とホールアウトするや、本当に嬉しそうに話してくれた。インからのスタートで、11番Hでボギーが先行、途中ダブルボギーもあったが、16番Hから18番Hまで3連続バーディが来た。後半は1バーディ1ボギーの安定した内容だった。「5バーディ取れたのは嬉しいですね。30センチも2メートルもありましたけど、パターが良かった。僕がこのスコアですから、これからまだ出て来ますよ」と笑ったが、結局、2組目から最後まで抜かれることはなかった。
ゴルフ歴は40年ほどの63歳。平尾CCのクラブチャンピオンに3度、今はインタークラブのキャプテンを務める。飛距離は250Y。明日は初めての最終組となる。「僕が一番年上ですから、落ち着いてやります」。そう言って、神尾選手は、満面笑顔で会場を後にした。

2位
スーパーショットが2回もあったんですよ。
藤井広文選手(桑名) 72=36、36

DSCN5776「今日は、スーパーショットに助けられました。圧巻は15番Hで、右のバンカーからの2打目がまたラフで、そこから乗らずにまたラフだったんだけど、ピンまで15Yを58度でアプローチしたらガチャーンって入りました。それから18番H、これもエッジから69Yを58度でフルショットして、10センチについたんですよ。ドライバーは飛ばなくなったけどね、曲げないように気をつけて打ってます。アイアンが少しずつ良くなって来たのが嬉しい」。先日、ここ片山津で行われた中部アマゴルフ研修会でも上位に食い込んだ藤井選手だけに、明日も好スコアをマークして、初Vを狙えるか。

3位
ドライバーが逆球になってしまった!!
佐々木清士選手(グランディ浜名湖) 73=36、37

DSCN5745ホールアウトするや、すぐに練習場に向かおうとした佐々木選手。「スコアはまあまあですけど、ドライバーが酷すぎて、持ち球と違うドローばかり出ちゃったんです。林の中まで入ってないけど、なんでだか、わからないし、明日までに原因がわかってないと困るから、確かめてくる」とのことだった。2年前の日本シニアチャンピオンの佐々木選手だが、今年はあまり調子が良くない。だが、練習の成果やいかに。明日の最終組で、どんな展開を見せてくれるか楽しみである。

DSCN5759★今日の最終組は、最年長74歳の山川敬止選手(西日本セブンスリー)とルーキー54歳の土岐明彦選手(富士可児)、そして、鈴木武正選手(南山)、前川建治選手(金沢リンクス)。雷中断後に最終ホールをホールアウトし、アテスト会場へ。その結果、明日へのカットラインが83に決定。4人全員が決勝進出を果たした。

★今日の会場風景★