競技情報

2024.07.04

2024年度（第57回）中部シニアゴルフ選手権競技　本戦

開催日／2024年7月4日（木）・5日（金）

会場／三甲ゴルフ倶楽部　谷汲コース

 

第１日成績表（PDF）

 

第２日組合せ表（PDF）

 

 

第57回中部シニアゴルフ選手権競技
2024年7月4日（木）
会場／三甲ゴルフ倶楽部谷汲コース　6593yd、Par72
参加人数／132名（うち欠場7名）
天候／１R 晴れ

 

猛暑の初日、73ストロークに4人が並ぶ。

水谷友哉選手、土岐明彦選手、神谷茂選手、佐々木清士選手

 

朝から強い陽射しが照りつけた三甲ゴルフ倶楽部谷汲コースで、今年の中部シニアがスタートした。時折、雲が広がる時間帯もあったが、気温はぐんぐん上昇し、軽く30度を超える猛暑の中、予選を勝ち抜いてきた55歳以上の125人が初日を終えた。

 

どの選手も炎天下のプレーにぐったりとした様子とはいえ、さすがに百戦錬磨のプレーヤーたちばかり。スティンプ10.８、コンパクション22に仕上げられた速いグリーンにもそれなりの対応をしてきた。首位に立ったのは、１オーバー73ストロークで、実に4人。ホールアウトした順では、55歳の水谷友哉選手（スリーレイクスCC）、61歳の土岐明彦選手（富士C可児C）、60歳の神谷茂選手（ライオンズGC）、68歳の佐々木清士選手（グランディ浜名湖GC）である。
１打差の74ストロークには56歳の洞口真次選手（岐阜本巣CC）、56歳の宇野真司選手（平尾CC）、60歳の木田正彦選手（名張CC）の3人が続いた。ディフェンディングチャンピオンの原田英明選手（南山CC）は２打差の75ストローク、8位で明日に臨む。

 

第1日目の結果、82ストロークまでの82人が明日の決勝ラウンドに進出する。日本シニアゴルフ選手権競技の出場権は上位13人に与えられる。

 

＜インタビュー＞

 

★首位は、73ストローク

 

「3アンダーまで伸ばして、最後にダボダボ」とガックリ
水谷友哉選手（スリーレイクスCC）　73＝34、39

アウト5組目からスタートした水谷選手は、前半に３バーディを奪って迎えた9番ホールで、グリーン右のバンカーからの第３打を反対側のラフまでホームランしたが、アプローチをピン上３メートルにつけ、ガッツボギーとして2アンダーで折り返した。後半に入ると、12番（349ヤード、パー４）と14番（536ヤード、パー５）でバーディ奪取、続く15番（345ヤード、パー4）でボギーとするも3アンダーで順調にホールを進めていた。ところが、あろうことか、17番（191ヤード、パー３）でシャンクが出てダブルボギーを叩くと、最終18番（549ヤード、パー５）ではグリーン脇のラフからのアプローチがピンを5メートルオーバーし３パットのダブルボギー。「何やってんだか。がっかりですわ」とホールアウトしてきた水谷選手だったが、最後まで抜かれることはなく、首位にとどまった。明日は最終組でどんな展開になるのだろうか。

 

「久しぶりの競技、上出来でした」
土岐明彦選手（富士C可児C）　73＝35、38

アウトからスタートし、３バーディ、４ボギーの内容だった。「3メートルのパットも入ったけど、短いのも外している。イップスがまだ直ってなくて、あんまり外したんで、途中からクローグリップに持ち方を変えて対処しました。それで少し良くなったかなあ。まあ、今日は上出来ですよ」と土岐選手。中部シニアは2年ぶりの出場の61歳。長年経営していたお寿司屋さんを譲り、今は麗澤瑞浪GCで「カウンセラー」として勤務。「仕事内容はいろいろ、なんでもしてますよ。時々、レストランで寿司も握ります（笑）」

 

安定のパーセーブで16ホール
神谷茂選手（ライオンズGC）　73＝37、36

インからのスタートだった。前半はオールパーの36、後半もパーセーブが続いたが、8番（380ヤード、パー４）でピンの上1.5メートルにつけ、その下りスライスをきっちり決めてバーディを奪った。ところが、最終9番（445ヤード、パー４）でセカンドをバンカーに入れてしまい、３パットのボギーとした。「手前からを意識して回りましたが、普通に終わったかなって感じです」と振り返った。中部シニアはずっと出場、昨年は2位だった。日本シニアは4位だった。

 

 

「良くもなく悪くもなく」
佐々木清士選手（グランディ浜名湖GC）　73＝37、36

イン31組スタートの佐々木選手も前半をオールパーセーブだった。後半は、2番（354ヤード、パー４）でOKバーディ、8番（380ヤード、パー４）では下り10メートルのバーディパットが決まった。「あれは入っちゃったって感じです。それより、後半の最初、アゲンストが多くて、後半はフォローになるかなと思ったら、風が変わってしまって、またアゲンストだったんですよ。届かなくて、アプローチが多くなって、拾ってました。良くも悪くもない日でしたね」。2015年日本シニアチャンピオンの佐々木選手は68歳。

 

 

１打差の5位タイ
洞口真次選手（岐阜本巣CC）　74＝36、38

アウトからスタートし、３バーディ、５ボギーだった。「今日はティーショットがまあまあよ勝った。ラフからのショットは難しかったし、ピンも難しいところに切ってあったけど、意地で粘ってきました。中部シニアはずっと出てますが、2年前の緑ヶ丘の時、初日が良くて2日目に転けたので、明日はそうならないように頑張りたい！！」と笑顔で締めくくった。56歳

 

 

12番パー４で見事なイーグル！！
木田正彦選手（名張CC）　74＝37、37

アウトからスタートした木田選手は前半を１バーディ、２ボギーの37とすると、後半10番、11番を連続ボギーとしてスコアを落とす。しかし、続く12番（349ヤード、パー４）で第１打をドライバーでナイスショット、残り78ヤードを52度のウエッジで打つと、グリーンに乗り２バウンド目でカップにコロンと球が入るのが見えた。見事なイーグル！！達成の瞬間だった。「イーグルは良かったですが、今日はウエッジの距離が合わなかった。ピンを攻めるとバンカーに入ってしまったり、パッティングも３パットしたりね、最後の18番でバーディが取れたのは良かったかな」。
中部シニアや日本シニアの常連選手の木田選手は今年、60歳。昨年の日本シニア3位。写真左が木田選手、右は同じ名張CCの加納悟史選手ルーキー55歳で今日を82で回り予選通過した。

 

 

ディフェンディングチャンピオンは２打差の75ストローク
原田英明選手（南山CC）　75＝38、37

「今日はティーショットが良くなかった。フェアウェイには行ってたけど、なんだか思いきって振れなかった」と原田選手。インからスタートし、前半１ボギー、後半は１バーディ、１ボギー、１ダブルボギーだった。「去年勝ってますけど、それよりも今年の13人に入りたいなという気持ちが強いです。今日と同じように頑張ります！！」

 
＜会場フォト＞