中部シニア本戦 1R成績表、2R組み合わせ表、速報記事 掲載しました

2022.07.06

2022年度(第55回)中部シニアゴルフ選手権競技

開催日/2022年7月6日(水)・7日(木)

会場/緑ヶ丘カンツリークラブ

 

[第1日]  成績表(PDF)

 

[第2日] 組み合わせ表(PDF)

 

 

第55回中部シニアゴルフ選手権競技
2022年7月6日(水)・7日(木)
会場/緑ヶ丘カンツリークラブ 6524yd Par72
参加人数/118名(うち欠場5名)
天候/1R 晴れ

 

 

土本肇選手(いわむらCC)が4アンダー68で首位。

木村洋選手(グレイスヒルズCC)が1打差3アンダー。

ともにシニアルーキーが飛び出す。

 

今日の愛知県・緑ヶ丘カンツリークラブは、台風4号の影響で大雨の予報も出ていたが明けてみれば真逆の真夏日。朝から30度を超える猛暑の中、中部シニアの第1日が終了した。

 

 

今年55歳のルーキー16人をはじめ最年長73歳までの113人が出場した今大会。選手はみな、6月に行われた厳しい予選を通過した強者たちである。暑い、暑いと言いながらもしっかりとスコアメイクしてきた。

 

最初にアンダーパーをマークしたのは、インの第1組でスタートしたシニアルーキー55歳の木村洋選手(グレイスヒルズCC)だった。前半を3アンダーで折り返し、後半をイーブンでまとめた。すると、今度はアウトの2組目の56歳、金原誠治朗選手(緑ヶ丘CC)が2アンダー70でホールアウトしてきた。この調子だと次々にアンダーパーが現れるのかと期待させたが、その後は、1オーバー、パープレーはあるもののアンダーパーはなかなか出てこず、ようやくインの7組目で57歳の山下洋右選手(三好CC)が1アンダー71で上がった。

 

ホールアウトの選手が終わりに近づいてくると、アテスト会場は今日のカットラインが気になりだしていた。そんな矢先、インの最終組で回った土本肇選手(いわむらCC)が4アンダー68をマークして、一気に首位に立った。土本選手もシニアルーキーの55歳、1イーグル、3バーディ、1ボギーの素晴らしいプレーだった。

 

初日の結果、上位選手には59歳までの選手が多いが、首位と5打差の73、8位タイグループに63歳の井上晴雅選手(知多)、74の14位タイグループには64歳の藤井広文選手(桑名CC)、66歳の佐々木清士選手(グランディ浜名湖GC)、61歳の大橋健一選手(富士C可児C)、62歳の仁川稔朗選手(法仙坊GC)、62歳の永田剛士選手(グランディ浜名湖GC)と60歳代がしっかりとつけている。

 

今日の成績により、81ストロークまでの88人が明日の決勝ラウンドに進出する。この中には、70歳代の5人全員も通過を果たしている。

 

明日の決勝ラウンドは朝7時30分からアウト・インのティーオフとなる。

 

<インタビュー>
 
 

危なげないゴルフは80点以上。
土本肇選手(いわむらCC) 68=33、35

 

 
インの最終組からスタートしたルーキー55歳の土本選手が1イーグル、3バーディ、1ボギーの68をマークして、首位に立った。イーグルは6番のロング(505yd、パー5)で残り209ヤードのセカンドを5番アイアンでピンから10メートルにオン、それが見事に入ったのだ。「今日はショットも良くて、あぶないところがなかった。奥に突っ込んでしまうことも1回だけでしたし、80点以上の出来でしたね。ドライバーはほとんど使わず、スプーンで第1打を打ったのもよかったのかも」と土本選手は振り返った。
土本選手は、今、父親から譲り受けたゴルフ場を含めて10ほどのメンバーだが、高校生の時に初めて入ったいわむらカントリークラブへの思い入れがとても強い。「やはり、初めてのゴルフ場だったし、大切にしたいコースです」といわむらCCのインタークラブ優勝への夢に向けて全力を注いでいる(?)とか。10年ほど前に手術した首の具合と折り合いをつけながら、競技を続けている土本選手にとって、久しぶりの首位発進。明日、一緒に最終組となる木村選手と金原選手は、普段からラウンド仲間として付き合いがある仲良しだ。

 
 

6バーディ、3ボギーで初シニアをスタート
木村洋選手(グレイスヒルズCC) 69=36、33

 

 
初参戦、1組目のスタートで、見事な3アンダーフィニッシュだった。前半のインを4バーディ、1ボギーで折り返した。後半は2バーディを奪うもボギーも2つでイーブンとした。「3つのボギーのうち2つが3パットでした。それでも、今日はティーショットが良く、パットがよく入ってくれたおかげですね。ボギー以外はあまり苦労することなく回れました」。木村選手は10年ほど前に東海マスターズで優勝経験があるが、以後は競技にあまり参加してこなかった。50歳を過ぎてからは、日本シニアオープンにも出場、ファンケルクラシックではローアマになっている。CGAのシニア競技初の今大会は予選愛知①会場でトップ通過してきた。余談だが、息子は中部アマや日本アマの優勝者で、今はプロの木村太一。

 
 
「正直ホッとしています」
金原誠治朗選手(緑ヶ丘CC)  70=36、34

 

 
金原選手は土本選手とは同学年だが、誕生日の関係で、昨年に続く2度目のシニア参戦だった。アウトからのスタートで3バーディ、1ボギーの内容。「バーディはどれも3、4メートルでしたが、9番は7メートルのパーパットで、ガッツパーでした。全体にショットが安定していたのがよかった」。ここ緑ヶ丘CCは普段から競技などでグリーンセッティングを難しくしたりしているという。「選手のためにいろいろしてくれるコースです。そんなクラブのために、まずこのスコアで上がれて、ホッとしています」とにこやかに振り返った後、金原選手は岐阜まで仕事に出かけた。

 
 
「そつなく回れました」
山下洋右選手(三好CC) 71=35、36

 

 
インからスタートして、最初の9ホールはスコアカード通りのパーセーブだった。後半に入って、3バーディ、2ボギーの35とし、1アンダーでホールアウトした。「前半はそつなく回れた、というか、3つほどバーディを取りそこねました。後半もグリーンで変なところにつくこともなく、おとなしく回れたという感じです」と可もなく不可もなくだったようだ。日頃、ホームの三好CCでは歩きの18ホールだけに、「カートに乗れて、嬉しいですね」と57歳の山下選手。いつもに比べて体力消費が少なかった?!

 
 
<会場フォトギャラリー>