中部ジュニア 2R成績表、記事速報 を掲載いたしました
2021.07.28
2021年度中部ジュニアゴルフ選手権競技 本戦
開催日/2021年7月27日(火)・28日(水)
会場/東名古屋カントリークラブ(西コース)
第2日成績表を掲載しました。
実力伯仲だった今大会、
実に、4部門中3部門でプレーオフ勝負。
第46回中部ジュニアゴルフ選手権競技
2021年7月27日(火)・28日(水)
会場/東名古屋カントリークラブ(西コース)
距離/男子7010yd Par72 女子 6340yd Par72
天候/第1日 晴れ、 第2日 晴れ
決勝ラウンドも日差しが降り注ぎ、猛暑となった東名古屋カントリークラブ。ジュニア選手たちの熱い戦いが終了した。
初日の結果で、接戦が予想された今大会だったが、予想通りの混戦となり、4部門中3部門でプレーオフに突入した。女子12〜14歳の部では3選手、男子12〜14歳の部では4選手、そして、女子15〜17歳の部では2選手が首位タイに並んだのだ。プレーオフは10番ホールからのサドンデスで行われたが、いずれの部門も1ホールで決着した。
各部門で上位者が日本ジュニアゴルフ選手権競技への出場権を獲得した。日本ジュニアは、8月18〜20日(水〜金)に埼玉県の日高カントリークラブ(東・西コース)=男子、東京ゴルフ倶楽部=女子で開催される。
◆男子15〜17歳の部◆ 参加人数41名
初日首位の新井選手が2位に4打差をつけて圧勝。2位もCGA強化指定選手の3人。
優勝
新井龍紀選手(中部大第一高2年) 140=69、71(35、36)
「今日は手前から攻めることを意識して、ボギーを打たないようにして、バーディが狙えるところは狙うようにしました」と振り返った新井選手。昨日は1イーグル、3バーディ、2ボギーだったが、今日は4バーディ、3ボギー。「この東名古屋カントリークラブはいつも練習させてもらっているコースなので、優勝できて良かったと思います」。今年度からCGA強化指定選手に選抜されている。175センチ、60kg。
2位タイ
湯原光選手(名古屋市立西陵高3年) 144=73、71(32、39)
松井諒哉選手(福井工大福井高2年) 144=71、73(36、37)
石垣珠侑選手(四日市メリノール学院高2年) 144=71、73(34、39)
写真左が石垣選手
◆女子15〜17歳の部◆ 参加人数32名
通算1アンダーで並んだ横山栞子選手と神谷そら選手とのプレーオフは、11メートルのバーディを沈めた横山選手に軍配。
優勝
横山栞子選手(ルネサンス豊田高3年) 143=70、73(36、37)
プレーオフのバーディパットは11メートルの軽いスライスラインだったが、「5ヤードくらいオーバーするイメージでまっすぐ打ちました。真ん中から入ってくれたから良かった」と横山選手。本戦の方については「今日はドライバーが飛ばないし曲がるし、で、ほとんど使っていません。前半はパットも入っていて、7番、8番で2バーディでした。後半は、ショットも乗らなくなって、アプローチで寄せて入れるだけで、ノーバーディ、ボギーひとつ。16番、17番では林に入れてしまったけど、パーで上がれた。もう気合いだけ、でした。それに、今日はお父さんの誕生日なんです、良かった〜」。
2位
神谷そら選手(麗澤瑞浪高3年) 143=69、74(39、35)
プレーオフでは、横山選手がバーディパットを決めた後、ほぼ同じようなラインからのパッティングだったが、惜しくもカップインならず。「仕方ないですね。今日はずっとパットが入らなかったので・・・。よくやったと思います」。
◆男子12〜14歳の部◆ 参加人数27名
通算6オーバーで、4選手のプレーオフに突入。3人がパーパットを外した後、高木選手がパーセーブでV。
優勝
高木暢仁選手(金沢市立緑中 1年) 150=76、74(35、39)
プレーオフではグリーンに一番遠く、最初にアプローチをした高木選手。他の3人がパーパットを外して、最後に1メートルを打つ番になった。「手が震えてました」とそのパーパットの状況を教えてくれた高木選手。前半を1アンダーとして通算3オーバーとして、首位タイで折り返した。後半は、2オンしても3パットを2回してしまった。なので、ギリギリでも通ったらいいなあと思ってホールアウトしたら、プレーオフと言われて、「びっくりした」という高木選手。
ゴルフは4歳から始めた。「お父さんがみんなでできたらいいから」とすすめてくれたというが、姉の綾夏さんは明徳義塾高へ進学してゴルフを磨いているとか。飛距離は250ヤード、アプローチが得意。「嬉しいです」初優勝を戸惑いながら喜んでいる姿が印象的だった。
2位
水谷 海琉選手(可児市立中部中 2年) 150=76、74(36、38)
「途中までパープレーだったんですが、最終ホールで、ティーショットをバンカーに入れて、ダブルボギーにしてしまった。あれが、ボギーだったら、プレーオフにはならなかったので、残念でした」。2年前の中部小学生で優勝した水谷選手、身長も高くなり、中学生らしくなっていた。
清本 貴秀 選手(一宮市立南部中 1年) 150=73、77(39、38)
「今日はノーバーディの5ボギーでした。パットが今日は全く入らなかった」という清本選手。プレーオフでは、4人の中でただ一人グリーンにオンしていたが、まさかの3パットで勝利を引き寄せることができなかった。プレーオフは小学1年生の頃、世界ジュニアで行なって以来とか。
長屋 琉斗選手 (岐阜市立藍川北中 3年) 150=72、78(40、38)
初日首位でスタートした長屋選手は、本戦について、「7番で左にOBしたのがイタかった。悔しかったです。今日はパーオン率が悪くて、ボギーも多かった。また、頑張ります」。
◆女子12〜14歳の部◆ 参加人数20名
3選手が通算2オーバーで並びプレーオフへ。鮮やかなチップインバーディを決めた日比野選手が勝利。
優勝
日比野 邑香選手(帝京大可児中 3年) 146=71、75(35、40)
プレーオフでは、一人だけグリーンに乗せることができず、15ヤードのアプローチを残した日々の選手が、その1打を鮮やかにカップインさせて優勝を引き寄せた。「よればいいかな、くらいの気持ちで打ちましたが、ラインに乗って行ったので入るかなと思った。優勝は信じられないです」。本戦については「前半、ドライバーが悪かった。後半はアンダーで回ろうと思って、1アンダーで回れて良かった」と振り返った。日本ジュニアには2年前に出場し、17位だった。「今年はもっと上を目指したい」。
2位
松田 雫選手(蟹江町立蟹江中 2年) 146=74、72(37、35)
木ノ下 美宇選手 (名古屋国際学園中 3年) 146=72、74(38、36)
プレーオフでピン左手前5メートルからのバーディパットを決めることができず、勝利を逃した。本戦では「5番でOBを打ってボギー、次の6番でダブルボギーにしちゃいました。いい内容でなかった。ドライバーが曲がって、曲がってダメだった」と残念そうだった。
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