中部ジュニア本戦 1R成績表、2R組合せ表、速報記事を掲載しました
2022.07.26
2022年度(第47回)中部ジュニアゴルフ選手権競技
開催日/2022年7月26日(火)・27日(水)
会場/東名古屋カントリークラブ(西コース)
[第1日成績表]
[第2日組合せ表]
第47回中部ジュニアゴルフ選手権競技
2022年7月26日(火)
会場/東名古屋カントリークラブ(西コース)
距離と参加人数/
男子15歳〜17歳の部 7010yd Par72、44名
女子15歳〜17歳の部 6340yd Par72、30名
男子12歳〜14歳の部 7010yd Par72、29名
女子12歳〜14歳の部 6340yd Par72、19名
天候/1R 晴れ時々曇り
酷暑の中、4部門122選手が熱戦スタート
12歳から17歳の男女ジュニアが中部のナンバーワンを競う中部ジュニアの第1ラウンドが終了した。会場は今年も愛知県の東名古屋カントリークラブ(西コース)。朝から強い日差しが注いでいたが、徐々に雲が広がった。午後には雨が降ってくる予報もあったが、競技終了まで降ることはなく、蒸し暑い中でのプレーとなった。
また、コロナ感染症拡大の状況を考慮し、今大会は父兄の入場を不可とする措置が取られた。
4部門ともに、先週行われた熾烈な各地区予選を戦い抜いてきた選手たちである。3部門で首位に立ったのはアンダーパーの選手だった。
◆男子15歳〜17歳の部◆
(アウトからのスタート)
★1位は70ストロークの2人
鳥居大揮選手(ルネサンス豊田高3年) 70=34、36
4バーディ、2ボギーで2アンダーの首位に立つもなんだか納得がいかない様子の鳥居選手、「セカンドがオーバーしているというか、距離が合ってなくて、ピン位置が奥めが多かったこともあり、突っ込んで外してしまったのが惜しかった。バーディは長いのもしっかりラインを読んでタッチを合わせて打てたのでよかったです」と丁寧に振り返った。今年は5月に行われた中部日本アマチュアゴルファーズで優勝している。その時は先に上がってクラブハウスリーダーだった。今年は初の最終組で、どんなゴルフで魅せてくれるだろうか。
山田倖生選手(名古屋高3年) 70=36、34
インタビューののっけから「フェアウェイキープ率をあげたい」と明日への意気込みを語った山田選手。4バーディ、2ボギーの2アンダーは、「10メートル、7メートルのロングパットが決まりました。今日は1打目がダメで、アプローチとパットで凌ぎました。明日はまずドライバーの精度を上げないと・・・・1日だけだったねと言われないように、これから練習に帰ります!!」
名古屋高校ゴルフ部から今大会には2人が出場している。
★1打差の2位に4人が並ぶ
林謙吾選手(栄徳高1年) 71=33、38
4バーディ、3ボギーの内容に、「今日はボギーが少なかった。ショットがまっすぐいって、ピンの近くにつけられました。2、3メートルのパットも入りました」と林選手はニコニコ。中学生の時の中部ジュニアはイマイチだった。高校1年で初の日本ジュニアを狙える位置で明日に向かう。
松山怜生選手(福井工大福井高2年) 71=34、37
今日はドライバーを一度も使わなかったという松山選手が4バーディ、3ボギーの1アンダーだった。「ドライバーの調子が悪いので、3W、2、3、4アイアンを使いました。12番ではチップインバーディが取れて、4バーディに伸ばしたのに、その後の14番、15番、18番で3ボギーしたのが残念」。昨年の大会では、惜しくも日本ジュニア出場権を取れなかった。今年こそリベンジを!!
新井龍紀選手(中部大第一高2年) 71=35、36
4バーディ、3ボギーだったが、ボギーは全てショートホールだった。「今日はショットが荒れていたし、アプローチとパットもダメでした」と反省しきりの新井選手だった。だが、明日に向けては?と聞くと、ディフェンディングチャンピオンらしく、「明日は優勝を狙います!!」と明るく宣言した。
伊藤奨真選手(岐阜聖徳学園高1年) 71=37、34
4バーディ、3ボギーだった。「フェアウェイキープがしっかりできたので、セカンドで短いクラブを使えたのがよかった。今日は崩れないゴルフを目指してスタートして、それができたと思います。いつもは守りがちなんですが、ロングとか狙っていいかなというところは狙いました」と、いつもよりはアグレッシブに(?)プレーした結果のようだ。伊藤選手は中学1年の時に中部ジュニアに出場したが、その後は腰痛を発症しゴルフができなくなったとか。そんな時期を乗り越えての3年ぶりの中部ジュニアだ。
◆女子15歳〜17歳の部◆
(インからのスタート)
1位
清本美波選手(誉高2年) 69=35、34
全選手中、ただ1人の60台をマークした清本選手。5バーディ、2ボギーだった。「今日はパットが冴えてました。もったいないパッティングはほぼなしだったのでよかったです。(中部ジュニアは)毎年、初日にやらかして出遅れてたので、今日は大事に大事にいきました。明日も大事に、いきたいと思います」と清本選手は目を輝かせた。中学生の頃からCGA強化指定選手としてトレーニングを積んでいる。
2位
入谷響選手(中京高2年) 70=35、35
前半を2バーディ、1ボギーで折り返した後半の1番で、左のヤード樹の下に行ってしまい、なんとか出して残りのエッジまで193ヤードをハイブリッド4番で打つもグリーンオーバー、寄せて2パットのボギーとした。「パー5のホールでバーディでなくボギーでした」と残念そうな入谷選手だったが、4バーディ、2ボギーで1打差の2位発進した。今年の愛知県女子アマで、清本選手とのプレーオフで勝利した入谷選手が、中部ジュニア初優勝を目指す。
◆男子12歳〜14歳の部◆
(インからのスタート)
1位
松山茉生選手(名古屋市立守山北中2年) 71=36、35
5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーだった。4番ではOBも。「今日はパットがよかった。長いのもワンピンくらいのも入りました」。
中学生ながら抜群の飛距離を持つ松山選手、初めての中部ジュニアでタイトルを狙う。ちなみに、今大会で高校の部に出場の怜生選手とは兄弟である。
◆女子12歳〜14歳の部◆
(アウトからのスタート)
1位
森紫月選手(鈴鹿千代崎中1年) 73=36、37
19人のうち3人しか出場していない中学1年生の1人、森選手が首位に立った。2バーディ、3ボギーの1オーバーフィニッシュは、ベストスコアだった。「今までのベストは74でした。今日は、新しいパターを初めて使ったんですが、最初の1番で15メートル、後半の10番では10メートルのバーディパットが入りました。他のホールでも短いのも入ったし、パターのおかげです」。その新しいパターを見せてもらった。可愛いのはグリップ!! チョコボールの絵柄がついてるもので、持っているだけでも楽しくなりそう〜〜。
<会場フォト>