中部ジュニア本戦 2R成績表、速報記事&フォト掲載

2023.07.26

2023年度(第48回)中部ジュニアゴルフ選手権競技

開催日/2023年7月25日(火)・26日(水)

会場/東名古屋カントリークラブ(西コース)

 

[第2日 成績表]

男子15歳~17歳の部 成績表(PDF)

 

女子15歳~17歳の部 成績表(PDF)

 

男子12歳~14歳の部 成績表(PDF)

 

女子12歳~14歳の部 成績表(PDF)

 

 

第48回中部ジュニアゴルフ選手権競技
2023年7月25日(火)・26日(水)
会場/東名古屋カントリークラブ(西コース)
距離と参加人数/
男子15歳〜17歳の部 7010yd Par72、57名(うち欠場3名)
女子15歳〜17歳の部 6340yd Par72、33名
男子12歳〜14歳の部 7010yd Par72、24名
女子12歳〜14歳の部 6340yd Par72、22名(うち欠場1名)
天候/1R 晴れ、2R 晴れ

 

2日間の熱戦に幕。優勝者たちの笑顔、そして、日本ジュニア出場者、決定!

男子15歳〜17歳の部  橋本拓英選手(三重高2年)が2位に5打差をつけ初V

女子15歳〜17歳の部  清本美波選手(誉高3年)が通算4アンダー。  

男子12歳〜14歳の部  プレーオフを制し、松山茉生選手(名古屋市立守山北中 3)

女子12歳〜14歳の部  平山心暖選手(鈴鹿市立白子中3年)が首位キープでV。


中部ジュニアゴルフ選手権競技の決勝ラウンドが終了した。今日も猛暑日で、選手たちは熱中症対策を万全にして朝6時30分からティーオフ。4部門ともに優勝、そして日本ジュニア出場権を目指し、選手たちが力一杯のプレーを続けた。

 

 

◆男子15歳〜17歳の部◆

初日首位の橋本選手は決勝日もバーディを重ね、68をマーク。通算137ストロークをマークし、2位に5打差をつけて快勝した。通算153ストロークまでの18人が日本ジュニアゴルフ選手権競技の出場権を獲得した。

 

優勝 橋本拓英(三重高2年) 137=69、68(34、34)
2位 矢野仁貴(名古屋高 2) 142=70、72(34、38)
3位 伊藤奨真(岐阜聖徳学園高 2) 145=70、73(36、37)
3位 山口大騎(中部大第一高 3) 145=70、75(36、39)
3位 松山怜生(福井工大福井高 3) 145=70、75(35、40)


優勝
橋本拓英選手(三重高2年) 137=69、68(34、34)

前半からバーディを重ね、順調にスコアを伸ばした橋本選手。7バーディ、3ボギーの68と、2日間60台を続けた。「今日はパットがよかった。一番長いバーディパットは12番のショートで奥からの15メートルでした。あとは2メートルとかで、入ってくれたけど、アイアンは微妙でした」と振り返った橋本選手。最近調子が良いということで、その理由として、「マネジメントやスイングなど自分が意識するべきところを大事にしている」とか。「今日は自分に集中しました」とも。小学6年の時、全国小学生に優勝してから、なかなか思うようにいかないこともあったが、そんな意識の持ち方で勝ち取った優勝。ゴルフは独学で、まだ筋トレなどもしていないというが、「日本ジュニアは勝ちにいきます」と力強く答えてくれた。

 

 

◆女子15歳〜17歳の部◆

首位と1打差の2位からスタートした清本選手が、前半を3アンダーで回り、折り返し時点で首位に立つと、後半をイーブンとするも2位に3打差をつけて初優勝した。初日首位の小宮選手は、今日を2オーバーと伸ばすことができず、通算イーブンパーの144で4位タイフィニッシュだった。通算157ストロークまでの14人が日本ジュニアゴルフ選手権競技の出場権を獲得した。(優勝の清本選手はシード)

 

優勝 清本美波(誉高 3) 140=71、69(33、36)
2位 神谷もも(麗澤瑞浪高 3) 143=72、71(37、34)
2位 岡嵜マイヤ(岐阜聖徳学園高 1) 143=71、72(35、37)


優勝
清本美波選手(誉高 3) 140=71、69(33、36)

初日1アンダーの清本選手は、スタートの1番で3メートルのバーディパットを決めると、5番で4メートル、7番で5メートルを沈め、3アンダーの通算4アンダーとした。後半は15番でボギーとするも最終18番パー5で8メートルのバーディパットを決めた。「中部ジュニアはずっと出ているけど一度も勝っていなかったので、今回は狙ってとれたのが嬉しいです。CGAの試合でも初めての優勝です」と嬉しそうな清本選手は、今年の中部女子アマで2位になったリベンジができた形だ。「今日は、1打ごとにイメージして落ち着いてできたことがよかったと思う」。日本ジュニアはシードがあるが、高校3年の最後の大会でさらなる上位を狙う。そして、8月末にはプロテストが待っている。

◆男子12歳〜14歳の部◆

通算144ストロークで並んだ松山選手と岡田健太郎選手がプレーオフに突入。10番Hからスタートしたプレーオフは、ドローが続き、3ホール目の12番パー3で、松山選手はピンの上8メートルに、岡田選手がグリーン左のバンカーへ。岡田選手はピン手前2メートルにバンカーアウト。松山選手のバーディパットは勢いがついてピンを4メートルオーバー。しかし、その返しをきっちり沈めパートする。続く、岡田選手は横からのラインだったが、入れることができず、松山選手の勝利が決まった。通算154ストロークまでの7人が日本ジュニアゴルフ選手権競技の出場権を獲得した。(3位の清本選手はシード、加藤選手は辞退)

 

優勝 松山茉生(名古屋市立守山北中 3) 144=73、71(36、35)
2位 岡田健太郎 (津市立西郊中 2) 144=71、73(33、40)
3位 加藤金次郎(水無瀬中学校 1 ) 145=72、73(36、37)
3位 清本貴秀 (一宮市立南部中 3 ) 145=70、75(38、37)


優勝
松山茉生選手(名古屋市立守山北中 3) 144=73、71(36、35)

初日は1オーバーで最終組ひとつ前からのスタートとなった松山選手。昨日はプレッシャーのために腕が震えていたそうで、父からは優勝してこい、自分を信じてやってこいと元気づけられたそうだ。そうして始まった決勝ラウンド、10番、11番を連続バーディと幸先よく進んだが、ボギーも出て、前半は35。最終組の岡田選手、加藤選手、清本選手と接戦になっていることを知る。そして、後半の7番でイーグル奪取してリードを奪ったが9番でボギーを叩き、岡田選手とのプレーオフになった。プレーオフ1ホール目の10番で、岡田選手のパーパットが外れたことで命拾いし、勝負は3ホール目へ。返しの4メートルの上りパットは「絶対に入れると決めて、落ち着いて打てた。お父さんとの約束どおり、自分を信じて打てた」と優勝を喜んだ。昨年出場した日本ジュニアでは、2日目を終えて1打差の好位置だったが、「16番で大失敗して大叩きした」悔しい経験。今年はリベンジに燃える。

 

 

◆女子12歳〜14歳の部◆

初日にただ一人アンダーパー70をマークした平山選手が、決勝ラウンドも73をマークして初優勝を飾った。通算153ストロークまでの上位7人が日本ジュニアゴルフ選手権競技への出場権を獲得した。

 

優勝 平山心暖(鈴鹿市立白子中 3) 143=70、73(36、37)
2位 伊藤せあら(聖霊中 3) 147=74、73(37、36)
3位 伊藤柚葵(岐阜東中 2) 149=73、76(36、40)


優勝
平山心暖選手(鈴鹿市立白子中 3) 143=70、73(36、37)

1番で第3打の40ヤードが直接入るイーグルも奪取したが、「今日はドライバーもショットもパットも全部悪かった。アプローチで救われました」と、今日のゴルフの内容は30点と、昨日よりさらに辛い点数を自己採点。「でも、勝てたことは嬉しいです。アプローチの練習をもっとしようと思いました」。小1の時に祖父に連れられてゴルフ場に行ったことが、ゴルフを始めるきっかけとなったという平山選手。その祖父が鹿児島県の徳之島出身のため、今年の国体が鹿児島で行われることを知った昨年からゴルフの練習にも熱を入れた。「おじいちゃんを鹿児島に連れて行ってあげたい!」そして、その努力が実り、三重県女子オープンで3位に入るなど見事に代表に選出されたばかり。168cm、飛距離は250ヤード。

<会場フォト>