中部ミッドアマチュア 1R成績表、2R組合せ表、速報記事&フォト掲載しました

2023.10.19

2023年度中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技 本戦

開催日/2023年10月19日(木)・20日(金)

会場/岐阜関カントリー俱楽部(東コース)

 

第1日成績表(PDF)

 

第2日組合せ表(PDF)

 

 

第12回中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技
2023年10月19日(木)
会場/岐阜関カントリー倶楽部(東コース) 7219yd Par72
参加人数/134名(うち欠場11名)
天候/1R 晴れ

 

秋晴れ、グリーンはスティンプ12、コンパクション24。

1アンダー、71ストロークに3人が並ぶ。

源野智紀選手(朱鷺の台CC)、横山浩康選手(ローモンドCC)、榊原吉規選手(知多CC)。

 

中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技第1日目が終了した。会場の岐阜県の岐阜関カントリー倶楽部は、朝から秋晴れ、気温は夏日まで上昇したが、風も少なく、絶好のゴルフ日和に恵まれた。予選を突破してきた25歳から63歳までのミッド世代が頂点を目指す戦い。その舞台は、この日に向けてメンテナンスを続けてきたコース管理の皆さんの努力で、実にスティンプ12、コンパクション24とグリーン設定、フェアウェイも狭くなっていて、「日本オープンの時よりも速くて硬いのでは」というほどの最高のコンディションに仕上げられていた。

 

朝7時30分にアウト、インからティーオフが始まった123人の選手たちは、厳しいコンディションに驚きつつも、素晴らしい仕上がりを大いに楽しんだ様子だった。

 

そして、順調に進んだ競技は12時20分ごろからホールアウトとなった。難しいグリーンに長い距離と、ミッド世代がどんなスコアメイクをしてくるのかが注目される中、なんと、1アンダー71をマークしてきた選手が3人も現れたのだ。

 

中部ミッドで上位常連組の43歳、源野智紀選手(朱鷺の台CC)榊原吉規選手(知多CC)、そして、今年日本シニアオープン出場の57歳、横山浩康選手(ローモンドCC)だ。1打差のイーブンパー72に、光山尚宏選手(岐阜本巣CC)、さらに1打差の73に蟹江俊郎選手(葵CC)廣瀬淳一選手(中部国際GC)が続いている。

 

83ストロークまでの83人が明日の決勝ラウンドに進出を決めた。
速く硬いグリーンと、決勝にふさわしい厳しいピンポジションを制する強者は誰だろうか。
日本ミッドアマへは上位16人が選出される。

 

<インタビュー>

 

◆1アンダーに並んだ3人

 

源野智紀選手(朱鷺の台CC) 71=34、37
インからスタートした源野選手は出だしの10番ロング、11番ミドルで連続バーディ発進。ただその後、1バーディ、2ボギー、1ダブルボギーとして1オーバーで折り返した。そして後半は1番と7番でバーディを奪い、1アンダーでフィニッシュした。「今日はアイアンがよかった。バーディチャンスにつけられたホールもいくつかあった」と、ショットの安定がスコアメイクに繋がったことを振り返った。昨年の中部ミッドアマ(能登CCで開催)で5ホールのプレーオフに惨敗し2位にとどまった。ここ数年は日本ミッドアマにも連続して出場している。取れていないのは優勝だけに、明日こそリベンジといきたいところ。43歳。

 

 

横山浩康選手(ローモンドCC) 71=37、34
「長いホールがいくつもあるからパー74のつもりでプレーするよ」。そう言って1番をスタートしていった横山選手が、堂々の1アンダーでホールアウトしてきた。「前半はドライバーもアイアンもダメダメでなんとかしのいだんだけど、後半はドライバーの調子が戻って、フェアウェイから打てるようになった」と笑った。その後半では、3バーディを奪ったが、ほぼパーオンできたのだとか。「だから今日はパット数は少ないよ」と横山選手。今や中部のシニアアマの第一人者とも言える57歳は、今年の日本シニアオープンに出場し決勝ラウンドにも進んでいる。先週の中部インタークラブではチームメンバーとして2位入賞にも貢献した。2016年の第6回中部ミッドアマチャンピオン。

 

 

榊原吉規選手(知多CC) 71=37、34
インからスタートし、4バーディ、3ボギーだった。ラッキーだったのは、最終の9番(429ヤード、パー4)で、2打目がグリーンオーバーし、3打目となる20ヤードの止まらないラインでミラクルチップインバーディが奪えた。「昨日の練習ラウンドがすごくひどくてイメージが悪かったので、練習で修正しましたそのおかげかな、ドライバーもアイアンもいい感じに振れたし、何より、岐阜関でのベストスコアが出たことが嬉しい。これまでのベストは74だったので」と本当に嬉しそうだった。中部ミッドアマでは2013年の第3回大会で優勝するなど常に上位にいる榊原選手は43歳。明日は、さらなるベストを目指しつつ、2度目の優勝を狙う。

 

 

4位
光山尚宏選手(岐阜本巣CC) 72=38、34

インからスタートした光山選手は前半を3バーディ、1ボギー、後半は1バーディ、3ボギーだった。「前半はパットが良くて11パットでした。後半はショットは悪かったけど、アプローチでこらえました。今日は噛み合ったかなあ」。48歳。

 

 

5位
蟹江俊郎選手(葵CC) 73=37、36

「可もなく不可もなく、でした」と開口一番、振り返った蟹江選手は、アウトからのスタートで2バーディ、3ボギーだった。だが、その2つのバーディは、8番で10メートル、14番で22メートルの超ロングパットを沈めたのだった。「22メートルは、先に同組の島さんが同じようなところから打った後で、下りのフックラインですが、よく入ってくれました。昨日の練習ラウンドの後で、1時間ほどパッティング練習したのがよかったかなあ。それに、今日はいいメンバーと回れたのが何よりでした」。穏やかに話す蟹江選手だったが、実はゴルフは今年の2月にようやく再開したばかり。というのも、頸椎ヘルニアで2年間ほどゴルフができない状態だったのを昨年10月に内視鏡手術を受けたという。内視鏡にしたのは、歯科医院を休むわけにいかないためだったが、「1週間後に仕事復帰できましたが、ゴルフは3ヶ月後に復帰でした」とか。51歳

 

 

5位
廣瀬淳一選手(中部国際GC) 73=37、36

首位に立った榊原選手と同組でプレーした廣瀬選手は、1バーディ2ボギーの内容。「寄せワンがほとんどですけど、いいゴルフができました。今回は10回ほど練習ラウンドにきたけど、いつも悪くて、昨日もひどかったから、今日の本番がうまくいって良かった。やっぱり練習ラウンドは大事だね」。49歳

 

 

◆7位は75ストロークの7人

 

 

山本幸広選手(名古屋グリーンCC)  75=38、37
アウトからスタート、2バーディ、5ボギーだった。「ティーショットが曲がりまくった。暫定球を3回も打ちましたよ。全部セーフでOBにはならなかったけど」。43歳


 

 

齊藤祐選手(関ヶ原CC)  75ー37、38
インからスタートし、3バーディ、6ボギーだった。「今日はバラバラでした。ティーショットが曲がってばかりで」。34歳


 

 

伊藤雅和選手(新南愛知CC)  75=38、37
アウトからのスタートで4バーディを奪取した。「1番、2番で連続バーディでしたけど、その後3ボギー、1バーディ、1ダブルボギーで前半2オーバー、後半は、12番ショートで真横の1メートルが入ってバーディ取れました」。41歳


 

 

木村祐介選手(鈴鹿CC)  75=37、38
3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの内容に「ティーショットが良くてフェアウェイから打てました。グリーンが早いので手前からを意識したのもよかった。父が中部ジュニアと中部学生、従兄弟の太一が中部ジュニアと中部アマ、叔父の洋が中部シニアを取って、中部インタークラブも取ってるので、僕がこれを取ればみんなでCGA6冠になるんです。頑張ります!!」。32歳


 

 

山下洋右選手(三好CC)  75=37、38
「運が良かったです。ドライバーがまっすぐいってフェアウェイキープできたこと、アプローチもよかったです」。58歳


 

 

今泉友佑選手(EGC伊勢大鷲)  75=38、37
アウトからスタートし、3バーディ、6ボギー。1番では第2打は残り180ヤードで2オン2パットのバーディだった。今大会の最年少出場の25歳。愛知学院大ゴルフ部出身。


 

 

神谷茂選手(ライオンズGC)  75=39、36
インの最終組で「距離は長いけど、おじさん、頑張ってくるよ」とスタートしていった神谷選手。「アプローチとパッティングがよかったかな。ダブルボギーがなかったしね。たまにはいいスコアもあるよ」とニヤリ、59歳。


 

 

<会場フォト>