中部ミッドアマチュア 1R成績表2R組合せ表、速報記事、会場フォト掲載しました
2024.10.17
2024年度第13回 中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技 本戦
開催日/2024年10月17日(木)・18日(金)
会場/四日市カンツリー倶楽部
第13回中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技
2024年10月17日(木)
会場/四日市カンツリー倶楽部 7305yd、Par72
参加人数/133名(うち欠場6名)
天候/1R 晴れ
初出場の26歳、信田風樹選手(やまがたGC美山)が72ストロークで首位。
82ストロークまでの92人が明日の決勝ラウンドへ。
青空が広がる秋晴れ、とはいえ気温30度近くまで上がる真夏日となった中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技の初日が終了した。
今年は北陸、愛知2会場、岐阜2会場、三重と計6会場の予選に620人が出場。本戦への激闘を潜り抜けてきた精鋭たちが三重県の四日市カンツリー倶楽部に集結した。出場資格の25歳2人を筆頭に64歳までの127人が、目にも美しい緑の芝、素晴らしいコンディションの18ホールを回り、決勝を目指した。
第1組のホールアウトは12時25分。インスタート1組目の36歳、桑原竜也選手(各務原CC)が76ストロークをマークすると、次にはアウト2組スタートで中部ミッドアマ2015年さなげ大会優勝の山中敏晴選手(富山CC)が1打上回る75ストロークでフィニッシュ。その後、なかなかスコアが動かなかったが、イン6組の信田風樹選手(やまがたGC美山)がイーブンパーの72ストロークをマークして首位に立つ。信田選手は今大会初出場の26歳だ。さらに、1打差の73ストロークで中部ミッドアマ2014年優勝の49歳の福岡逸人選手(三好CC)と初出場25歳の平野雄也選手(富士C可児C)の2人が立て続けにホールアウトしてきた。次々に選手のアテストは進んでいったが、首位のスコアは72ストロークのまま変わらなかった。2打差の74には中部ミッドアマ2016年に優勝している59歳のベテラン、横山浩康選手(ローモンドCC)と昨年2度目の優勝を果たした44歳の榊原吉規選手(知多CC)が続いた。
一方、今日の初日は、70台後半、80台前半のスコアがとても多く、明日の決勝に向けてのカットラインはハイレベルなものとなった。最終的には、82ストロークまでの92人が明日の決勝ラウンドに進出する。上位には中部ミッドアマの過去の優勝者が名を連ね、若手の勢いとぶつかる形になった。明日の決勝がどんな展開を見せるのか、楽しみである。
<インタビュー>
「パッティングが得意です」
信田風樹選手(やまがたGC美山) 72=37、35
インからのスタートで、2バーディ、1ボギーの35で折り返すと、後半は2バーディ、1ボギー、1ダブルボギーとした。「後半は2番でバーディを取ってからパーキープしてたんだけど、7番でバンカーからホームランしてしまいボギー、次の8番をバーディで取り戻したんですが、最終9番でまたボギーにしてしまった。もったいなかったです」と信田選手。バーディパットは全て5メートルくらいだったが、パッティングは得意なのだそう。「アプローチ下手さをパットで補ってます!!」
信田選手は中部ミッドアマには今大会が初出場の26歳。11歳からゴルフを始め、岐阜聖徳高から中部学院大へ進んだ。卒業後は就職し、アマとしてゴルフをすることにした。今年はすでに中部インタークラブ岐阜予選にも出場、今回も2日間の有休をとっての参加だ。
「ショットが悪くて、明日までに調整しないと・・・」
福岡逸人選手(三好CC) 73=35、38
インからスタート。ノーバーディ、2ボギーと今一つの前半だったが、後半のアウトでは3バーディ、2ボギーと盛り返した。「今日はショットが悪くて、アプローチで寄せるゴルフでした。ドライバーがフェアウェイに行かないと勝負にならない。ラフからだときついですね」とショットの不調を嘆き、「今から練習に行って、ショットを調整してこないと」と早速会場を後にした。そんな福岡選手は、中部ミッドアマ2014年大会(桑名CCで開催)で優勝している。49歳
ミッド1年生の25歳。「有休取ってきました」
平野雄也選手(富士C可児C) 73=37、36
首位の信田選手とは1歳違い、ともに小学生の時から一緒にゴルフをしてきたという25歳の平野選手が1打差の73ストロークで2位につけた。インからのスタートで前半は1バーディ、1ボギー、後半は2バーディ、3ボギーだった。「後半は3ボギーが先行してしまったけど、7番でチップイン、9番で3.5メートルのバーディが決まって良かった」と振り返った。290ヤードの飛距離というドライバーだが、「今日はフェアウェイを捕まえられず、セカンドも外してしまったけど、アプローチで拾えました」とスコアメイクできたことを喜んだ。愛知学院大でゴルフを続けた後、就職した。「今日は有休取りました。明日は自分のゴルフをして勝てるようにしたい」と照れながら話した。
昨年に続く、3度目のVはなるか!?
榊原吉規選手(知多CC) 74=37、37
「ドライバーが右しか行かなくて、不安定でした」と4バーディ、6ボギーの1日を振り返ったディフェンディングチャンピオンの榊原選手。「ティーショットがとにかくダメで、ラフに入れて横に出すだけのホールもいくつかあった。アイアンは悪くないんで、明日はなんとかしたいですね」。榊原選手は昨年の岐阜関大会では圧巻のゴルフで、2013年に続く2度目の中部ミッドアマを獲った。日本ミッドアマは30歳の初出場から一度も外さず連続出場している。44歳。
写真は左が榊原選手、右は源野智紀選手(朱鷺の台CC)
「還暦の前にもう一度日本ミッドアマいきたいね」
横山浩康選手CC(ローモンドCC) 74=38、36
「左の指がつっちゃって、大変でした。よく耐えたと思う」と開口一番。左の小指と薬指がばね指のような感じになっていたとのことで、なかなか思うようにクラブが握れなかった。そのせいか、ピンに絡むショットが少なく、アプローチのミスも起きてしまった。アウトからスタートし、1バーディ、3ボギーの内容だった。中部シニアの第一人者であり、今年で59歳の横山選手は「来年は還暦だし、50代のうちにもう一度日本ミッドアマに出たいね」と微笑んで、明日に向かう。中部ミッドアマは2016年大会(愛知CCで開催)で優勝している。
<会場フォト>