中部ミッドアマチュア 1R成績表、2R組み合わせ表、速報記事を掲載しました

2021.10.07

2021年度(第10回)中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技

開催日/2021年10月7日(木)、8日(金)

会場/南山カントリークラブ

 

第1日成績表、第2日組み合わせ表を掲載しました。

 

第1日成績表(PDF)

 

第2日組み合わせ表並びにスタート時刻表(PDF)

 

小出直哉選手(貞宝CC)が「ほぼカンペキ」69で首位発進

83ストロークまでの92人が明日の決勝へ

 

第10回中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技
2021年10月7日(木)・8日(金)
会場/南山カントリークラブ 7051yd Par72
参加人数/120名(うち欠場3名)
天候/曇り時々晴れ

 

25歳以上が参加する中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技の1日目が終了した。会場の愛知県・南山カントリークラブは、名匠・井上誠一氏が手がけた18ホール。正確なショットと戦略を持った攻め方がスコアメイクのカギになると言われている。

 

今日は朝から雲に覆われていたが、9時ごろから陽射しが出たり曇ったりを繰り返す天候だった。陽射しは強烈で、夏そのもの。時折吹く風は救世主のようだった。

 

コロナ禍のため、2年ぶりの開催となった今大会。参加者は、厳しい地区予選を通過した選手と中部アマゴルフ研修会のシード選手など120名で、年齢は28歳から71歳と幅広い。その内訳は、20代・2人、30代・12人、40代・59人、50代・43人、60代・3人、70代・1人だ。

 

競技はスムーズに進行し、12時半過ぎに最初のくみがホールアウトしてきた。最初の好スコアは73ストロークの榊原吉規選手(知多CC)横山浩康選手(ローモンドCC)の2人。なかなかアンダーパーが出てこない状況だったが、一気に飛び出したのが、50歳の小出直哉選手(貞宝CC)でなんと3アンダーの69だった。アウトスタートの小出選手は4バーディ、1ボギーの素晴らしい内容で「ボギーはもったいなかったけど、ほぼカンペキだった」と嬉しそう。これまでは目立った成績はないそうで、明日は初ジャパンに向けての最終組でのプレーとなる。2打差の1アンダー71に、3年前の第18回チャンピオンの見﨑和也選手(品野台CC)と、源野智紀選手(朱鷺の台CC)、吉田宰治選手(魚津国際CC)の3人、イーブンパー5位タイに山本幸広選手(名古屋グリーンCC)、浅野高浩選手(青山高原CC)、増田和茂選手(タートルエースGC)の3人が続いている。また、前回優勝の木田正彦選手(名張CC)は76の27位タイとやや出遅れた。

 

今日のスコアを見てみると、アンダーパーこそ4人と少なめだが、79ストロークまでの選手は実に63人と、ハイレベルな戦いとなった。その結果、カットラインは83ストローク、明日の決勝ラウンドには92人が進出する。

 

<インタビュー>

 

1位
「ほぼカンペキ! 今日は頑張りました」
小出直哉選手(貞宝CC)  69=35、34

アウトからスタートし、前半は6番(540yd、パー5)で6メートルを沈めたバーディが一つのみ。折り返した後半、まず10番で5メートルのバーディパットを決めると、15番(445yd、パー4)と16番(498番、パー5)で連続バーディで4アンダーに伸ばした。ところが、続く17番(189yd、パー3)でアプローチで寄せた3メートルが入らずボギーとした。「あのボギーがもったいなかったけど、今日はほぼカンペキなゴルフができました」と小出選手。「いつもは1メートルくらいの短いのをよく外しているんですが、今日はそれがなかった。アイアンも悪くなかった」。小出選手は現在50歳。高校生からゴルフを始めたというからもう34年ほど。ただ、これまでは中部アマや中部ミッドアマでも上位はなかったという。「今年の日本ミッドのスプリングフィールドはよく知っているので、ぜひ出てみたい。明日も頑張ります!!」ちなみに、父の昌生さん(80歳)はこれまで何度も日本の試合に出ているとか。

 

◆2位は1アンダー71、3人

 

吉田宰治選手(魚津国際CC) 71=37、34
アウトからスタートし、前半は2番でバーディ、後半は10番、14番、15番と3バーディを奪った。ボギーは3番、6番、15番の3つ。同組で回った浅野選手(72で5位タイ)と「褒め合いながら回った」と吉田選手は、今日を振り返った。「ショットもパットもよかった。試合では久しぶりのアンダーでした。いいゴルフでした」。ゴルフ歴24年の49歳。中部ミッドは毎年参加しているが、まだ日本ミッドは出場していない。

 

見﨑和也選手(品野台CC) 71=36、35
インからスタートした。「前半は最初の3ホールで2オーバーになったけど、13番でチップインバーディ、14番と16番のロングもバーディが取れて1アンダーでした。ラッキーでした。でも、後半は全部パー。乗っていかないので拾ってばかりのパーでした。ショットが良くなかった」。見﨑選手は3年前の第18回中部ミッドアマのチャンピオン。35歳。

 

源野智紀選手(朱鷺の台CC) 71=35、36
4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーだった。インスタートで、1アンダーで折り返した後、1番でバーディを奪うも、2番で2打目をひっかけてしまい、OBギリギリ。そこからグリーン手前のバンカーに入れ、アプローチで1メートルに寄せたが外してダブルボギーとする。「ダボを打ってしまったことで、3番は狭いので普通ならユーティリティのところだけど、ドライバーを握っちゃったんです。一か八かの気分だった。それがうまくいって、残り80ヤードまで飛んで、1メートルにつけてバーディが取れました。あのホールがキーポイントだった」と源野選手。これまで日本ミッドに3回出場している41歳。写真は、前の組のキャディーをした長田紫野香さんと一緒に。

 

5位タイ
山本幸広選手(名古屋グリーンCC)  72=37、35

「前半のインで途中3アンダーまで行ったのに、16番でダブルボギー。後半のアウトは2ボギーできて、最後の9番でフェアウェイから1.5メートルについて、それが入ったのがよかった」。

 

5位タイ
浅野高浩選手(青山高原CC)  72=38。34

「アウトを耐えて、インで伸ばす。ここのセオリー通りに回ったらうまくいきました」を好スコアを分析した浅野選手は、青山高原CCの支配人。インからスタートして、2つのロングでバーディを取り、後半のアウトは2つのロングでボギーとした。

 

<会場フォト>