中部ミッドアマチュア1R成績、2R組合せ表、記事
2018.10.11
平成30年度(第8回)中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技 本戦
開催日/平成30年10月11日(木)・12日(金)
会場/富士カントリー可児クラブ(志野コース)
7122ヤード、パー72
天候/曇り時々雨
第1日成績表(PDF)
第2日組み合わせ並びにスタート時刻表(PDF)
横見彰彦選手(グレイスヒルズCC)が2アンダー70で首位。
1打差に、榊原吉規選手(知多CC)。
81ストロークまでの94人が決勝ラウンドへ進出。
第8回中部ミッドアマチュアゴルフ選手権は、岐阜県の富士カントリー可児クラブ(志野コース)で第1ラウンドを終了した。
朝から曇り空、気温は低めで空気は冷たく感じた。時折雨もぱらついたが、真剣勝負の選手たちにはさほど影響はなかった様子。7時30分にティーオフした選手がホールアウトしてきたのは13時20分だった。
初日のアウト第1組を回ったのは、ディフェンディングチャンピオンの谷光治選手(ナガシマCC)だった。前半をイーブンパーで順調に折り返した谷選手だったが後半14番Hで第1打を左に痛恨のOB、このホールでトリプルボギーをたたくなどで失速、4オーバー76と出遅れた。代わって首位に立ったのはイン2組目の倉田順一選手(新城CC)と宮園正則選手(額田GC)でイーブンパー72だった。続いてイン3組の堀江典央選手(岐阜稲口GC)も72でホールアウトし、首位は3人に。そして、この首位はその後も変わらず、今日はアンダーパーは出ないのかと思われたほどだったが、ついにスコアボードが変わったのは終盤。第3回チャンピオンの榊原吉規選手(知多CC)が1アンダー71でホールアウト、さらにイン最終組の横見彰彦選手(グレイスヒルズCC)が2アンダー70をマークして上がり、今日の競技を終了した。
明日の決勝ラウンドに進出するのは、81ストロークまでの94人。昨年大会プレーオフの末、2位タイの土本肇選手(木曽駒高原CC)は77で29位タイ、同じく2位タイの源野智紀選手(朱鷺の台CC)は84と崩れ決勝進出を逃した。
明日は午前7時30分から、アウトとインからティーオフされる。
初出場で、首位発進
横見彰彦選手(グレイスヒルズCC) 70=35、35
インスタートで出だしの10番H、後半の3番Hでバーディを奪取し、ノーボギーでホールアウトした。「ショットが良く、チャンスにつけることができました。流れが良くて、気分良くできたし、ノーボギーが一番嬉しいです。ただ、前半は背中が痛くて、なんとかしのいでいたのですが、折り返しの時に、妻がエアーサロンパスと湿布を持って来てくれたので助かりました。後半は痛みをあまり感じずに回れました」と横見選手。その妻とは、女子プロの浅田真弓さんで、夫婦で大府グリーン練習場を経営しており、今日は大府から急遽駆けつけたのだ。
横見選手は広島県生まれの45歳。小学校からゴルフを始め、広陵高から名商大へ。ゴルフ部時代は目立った戦績はなかったそうで、卒業後は練習生を少ししたが結婚を機に練習場経営に専念し競技からは遠ざかったのだとか。ところが、去年、友人の阪野智久選手(ライオンズGC)が東海クラシック出場の際キャディを務めたのをきっかけに、競技に雰囲気を改めてに感じ競技をしようかと思い始めた。そして、今年、年代別競技(三好CCで開催)にエントリー、この中部ミッドにも初めて参加した。「みんなが頑張ってるというか、なんかいいですよね」と横見選手が話す横から仲間たちが「真面目に練習し始めたって聞いてたけど、2アンダー、やるねえ」と冷やかしていた。
こちらも「妻に感謝」、パッティング修正
榊原吉規選手(知多CC) 71=36、35
前半のアウトを2バーディ2ボギーで折り返すと、後半10番Hで左にあわやOBのドライバーだったが木下にありセーフで、そこからバーディを奪う。13番Hでも奥からの12メートルが入ってバーディとした。「ボギーは3つあったけど想定内、後半の2つのバーディがおまけでよかった」とニコニコ顔。「13番Hの12メートルは練習ラウンドでも練習したんですよ。今、パッティングを一番練習しています。自宅でもリビングでマットを置いてたんだけど、2週間前に妻がポツリと「体が曲がってる」って言ったんです。ゴルフ初心者の妻ですが、自分では気づいてなかったので、あのアドバイスが効いています。感謝ですね。明日も入ってくれるとますますいいですけど」。榊原選手は中部ミッドは第3回の優勝者であり、日本ミッドも常連。昨年度は初日叩いてしまったが2日目に急上昇で出場権を獲得している。今回は初日でいい位置につけた。明日は、久しぶりの最終組でどんな展開を見せてくれるだろう。38歳。
イーブンパーは3位タイ
倉田順一選手(新城CC) 72=35、37
宮園正則選手(額田GC) 72=35、37
2組目でホールアウトした同組の2人。「いつも一緒に練習したりしているし、気が楽に回れた。相乗効果になりましたね〜〜」とお互いの存在を称え合った。52歳の倉田選手は3バーディ3ボギー、「ドライバーは今ひとつだったけど、アイアンがまずまずでした」。一方、43歳の宮園選手は4バーディ2ボギー1ダブルボギー、「全体には悪くない。ダブルボギーは8番HでOBでした」。
昨年の呉羽大会は、倉田選手は国体出場で不参加、宮園選手はスコアを伸ばせずでともに日本ミッドに行けていない。好位置からの明日の決勝ラウンド、「2人一緒に枠内」を狙う。(写真左が倉田選手、右が宮園選手)
堀江典央選手(岐阜稲口GC) 72=36、36
4バーディ4ボギーだった。「鮮やかなチップインも3回、いいゴルフしてた」と同組の阪野選手が教えてくれた。46歳。(写真中央、ショットする堀江選手)
1オーバー73に5人
見﨑和也選手(品野台CC) 73=37、36
1バーディ2ボギーだった。「去年の呉羽で悔しい思いをしたので、今年こそはとラウンド数を増やしてきた。明日は崩れないように頑張りたい」。33歳。
中村寛亮選手(鈴鹿CC) 73=35、38
「アウトから出て6番Hまでに4バーディ取れて、自分でもびっくりしたんですが、7番から3連続ボギーになっちゃって・・・。後半は3ボギーでした。今年は年代別で勝って東海クラシックに出られて、この中部ミッドも初めて本戦にこれました。誰よりパットの練習をしている自負があるので、明日もいいパットしたいですね」と言いながら、早速パットの練習に向かった。36歳。
小棹美徳選手(杉ノ木台GC) 73=37、36
インからスタートし、2バーディ2ボギー、後半は2番Hのロングでバーディ、9番Hでセカンドを左に曲げて18番Hまで行ってしまいダブルボギーとした。「あの9番H以外はほぼ完璧。明日は崩れないように回ってきたいね」。昨年は2日目に失速しただけに、今年にかける思いは強い。52歳。
森敏郎選手(瑞陵GC) 73=35、38
「今日は上出来でした」と2バーディ3ボギーの内容を振り返った。51歳。
光山尚宏選手(岐阜本巣CC) 73=36、37
2バーディ3ボギーだった。43歳。