中部ミッドアマチュア1R成績表、2R組合せ表、記事 掲載
2017.10.05
平成29年度(第7回)中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技本戦、1日目成績表、2日目組み合わせ並びにスタート時刻表、記事を掲載しました。
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平成29年度(第7回)中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技
開催日/平成29年10月5日(木)、6日(金)
会場/呉羽カントリークラブ(日本海コース) 6905Y、Par72
天候/曇りのち晴れ
首位は1オーバー73。上田崇宏選手(関ヶ原)と小棹美徳選手(杉ノ木台)
25歳以上の男子ゴルファーが参加する中部ミッドアマチュアの第1日目が終了した。
舞台は、富山県の呉羽カントリークラブ。7時半のスタート時の気温は10度と低く、一気に秋めいたコースには涼しい風が吹き抜けていた。陽が高くなるにつれ気温は上昇したが、選手たちは長袖やベスト姿が多かった。
毎年7月に北陸オープンが開催されるコースとしても知られる北陸の名門、呉羽CCはグリーンの速さにも定評がある。今回も、中部のミッドアマナンバーワンを決めるとあって、入念な仕上がりがされ、スティンプメーターは11.3だった。また、トリッキーなホールも多く、マネジメントが大切なコースでもある。
そんな中、首位に立ったのが、上田崇宏選手(関ヶ原)と小棹美徳選手(杉ノ木台)の2人で1オーバーの73だった。1打差の74に、原田英明選手(瑞陵)、河合聡一郎選手(キャッスルヒル)、土本肇選手(木曽駒高原)の3人。さらに1打差の75には山本幸広選手(名古屋グリーン)、谷光治選手(ナガシマ)、児島達之選手(春日井)、源野智紀選手(朱鷺の台)の4人が続いている。
今回の参加者はいずれも4地区の予選を通過して来た選手で、142人。明日の決勝へは、83ストロークまでの94人が進出する。
最年長、67歳の武山良一選手(桑名)は82ストローク、最年少29歳の鈴木優太選手(ライオンズ)は79ストロークで、共に決勝進出を果たした。
1位タイは、1オーバー。
「パープレーで回りたかったね」
上田崇宏選手(関ヶ原) 73=37、36
3バーディ2ボギー1ダブルボギーだった。「インから出て後半の5番Hで2アンダーになり、6番Hもいいパーが取れたんですが、7番Hで左の林に入れてしまいダブルボギー、そして最後の9番Hでパーパットを外してしまってボギー。もったいなかった」と上田選手、39歳。12年前に兄の上田諭尉プロのキャディとしてこのコースを回って以来の呉羽CCだという上田選手だが、「昨日の練習ラウンドで、グリーン周りはチェックしてあり、まずまず。ただ、フェアウェイが狭かった」とオーバーパーでホールアウトしたことを悔しがった。明日の決勝では、「メリハリのあるゴルフ」で初のミッドアマチャンピオンを狙う。
「地の利があるから、頑張らないと」
小棹美徳選手(杉ノ木台) 73=37、36
実に5バーディを奪ったが4ボギー1ダブルボギーもあり、1オーバーになった。「バーディはどれも1ピンくらいで、よくまとまったと思う」と小棹選手は嬉しそう。呉羽CCには北陸オープンに出場したりで「もう何十回も回っているから、よく知っています。グリーンの速さもわかっているから、そんなに驚かないですね。それより、地元の僕らが頑張らないといけないなあと、だから、このスコアはうれしですね」。福井県の鯖江で、魚屋和食店を営み、板前が仕事。毎朝、魚を仕入れた後、ゴルフをし、夜は店に立つ。スイングは左利きで、刺身を切る包丁は左手、皿に盛る時は右手、「ボールはスライス系かな」とシャレる。ゴルフ歴25年の51歳。「地の利を生かして、明日も頑張ります!!」。
2位タイは、2オーバー
原田英明選手(推量) 74=36、38
「ティーショットはフェアウェイには半分くらいしか行かなかったけど、アプローチが良かった。3パットが2回もあったのは反省ですね」。
土本肇選手(木曽駒高原) 74=36、38
「前半をイーブンで折り返したけど、後半に2ボギーでした。慎重になりすぎて、ショート気味になってしまった」。
河合聡一郎選手(キャッスルヒル) 74=35、39
3オーバー75、6位タイグループ
児島達之選手(春日井) 75=35、40
最年長 67歳
武山良一選手(桑名)
「24年前にここで中部アマチュアがあって出たので、とても懐かしい。当時は高麗グリーンで、本当に難しかったよ。明日も来れそうだから、頑張るわ」。