中部ミッドシニア 1R成績表、2R組み合わせ表、速報記事 掲載しました
2021.09.02
2021年度(第27回)中部ミッドシニアゴルフ選手権競技
第1日成績表、第2日組み合わせ並びにスタート時刻表を掲載しました。
第27回中部ミッドシニアゴルフ選手権競技
2021年9月2日(木)・3日(金)
会場/呉羽カントリークラブ(日本海コース)6402yd、Par72
参加人数/110名(うち欠場9名)
天候/曇り
首位は林建治選手(朱鷺の台CC)、4オーバー。
超速&難関セッティングのグリーンの洗礼。
65歳以上に参加資格が与えられている中部ミッドシニア本戦が、富山県の呉羽カントリークラブで第1日を終了した。
昨夜から降り続いた雨のために、コース整備が必要となり、スタート時間は1時間遅れて、8時30分からに変更された。気温も23度、湿度も少なく、風はややひんやり感じるほどで、しのぎやすいゴルフ日和となった。
会場の呉羽CCは、北陸オープンが毎年開催されることでも知られている難関コースである。ただでさえ、戦略を伴うレイアウトに加え、今日は、雨を予想した難しいピンポジションに設定。その上、スティンプ11.0、コンパクション22.0の超速グリーンと、選手たちにとっては大変な予選ラウンドになった。ホールアウトする選手たちからは、「難しすぎる〜」「3パットが止まらない」などグリーン上で手こずった様子がうかがえた。
最初の組がアテスト会場に現れたのは、12時31分と、スタートが遅くなったことを考えるととてもスムーズな進行だった。
首位に立ったのは、朱鷺の台CC所属の林建治選手で、4オーバー76。「毎年、北陸オープンもあって、何回かは回っているから、コースの落とし所などは知っているつもり。でも、今日は特別に難しかったですね」と苦労したラウンドを振り返った。
2位は、1打差77で、千葉純一選手(スリーレイクスCC)、さらに1打差78に架谷八郎選手(朱鷺の台CC)と水野憲治選手(加茂GC)が続いている。
今日の初日、70台をマークしたのはわずかに10人だった。その中で、北陸勢が実に6人占めている。難関な状況の時こそ、コースを知ることがスコアメイクにつながることを教えてくれているようだ。
今日の結果、99ストロークまでの100名が明日の決勝ラウンドに進出する。
明日は7時30分、アウト・インからのティーオフだ。
<インタビュー>
コースの攻め方を知る66歳
林建治選手(朱鷺の台CC) 76=38、38
「グリーンの速さは北陸オープンよりは遅いだろうと思っていたので、びっくりしました」と林選手。2バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの内容については、「バーディは6番と15番で、どちらも2メートル弱、ダブルボギーは8番で3パットでした。今日は、とにかく、オーバーに打たない、手前から攻める、速いグリーンだけど芯に当てて強く打つことを意識していました」と振り返った。さらに「練習ラウンドでドライバーが曲がっていたので、今日はスプーンを多用した」とも。ミッドシニアは2年目の66歳だが、昨年の大会がなかったために、今回が初出場となる。これまでCGA競技での優勝がないだけに、明日は大いに期待したい。
千葉純一選手(スリーレイクスCC) 77=39、38
インからのスタートで、11番でまさかの空振り事件が起きた。第1打が左の木の根っこに行ってしまったので、いつもと逆の左振りで出そうとしたところ、まさかの空振りをしてしまったのだ。「普段から、左打ちの練習もしてるんですよ。どこで使うことになるかわからないから」と千葉選手。第1打はスプーンをよく使った。それでも250ヤード飛ぶというから、まだまだパワフルだ。「狭いコースで難しいけど、明日も頑張ります。日本(ミッドシニア)に行きたいですね〜」。68歳。
架谷(はさたに)八郎選手(朱鷺の台CC) 78=38、40
2バーディ、4ボギー、2ダブルボギーだった。「グリーンが難しかったですね。1メートルないくらいの距離を3つも外してしまいました。今日はピンを狙ってもダメなので、センターを狙い、とにかく乗せて、外したら仕方ない、って気持ちでした」。架谷選手は70歳。25歳の頃にゴルフを始めたが、競技に出るようになったのは60歳になってからという。現在はCGA競技委員も務めている。
水野憲治選手(加茂GC) 78=37、41
「今日は拾うゴルフに徹した感じです。欲をかいて、攻めたところはボギーになってダメだった」と水野選手。例えば、9番でグリーン奥に乗ったが、そこからよおしと思って打ったら3パットをしてしまったと教えてくれた。「欲を出さずに集中できたことが今日良かったことですね」。明日もぜひこの調子で!!
<会場フォトギャラリー>