中部ミッドシニア本戦 1R成績表、2R組合せ表、速報記事、フォト掲載しました
2024.09.05
2024年(第30回)中部ミッドシニアゴルフ選手権競技 本戦
開催日/2024年9月5日(木)・6日(金)
会場/愛知カンツリー倶楽部 東山コース
第30回中部ミッドシニアゴルフ選手権競技
2024年9月5日(木)
会場/愛知カンツリー倶楽部 東山コース 6221yd、Par74
参加人数/134名(うち欠場8名)
天候/1R 晴れ、
68歳、佐々木清士選手が3アンダー71で首位発進。
1アンダー73で5人が追う展開。
65歳以上のミッドシニア世代が、地区予選を勝ち抜いて、愛知県の愛知カンツリー倶楽部 東山コースに集結。第30回中部ミッドシニアゴルフ選手権競技の初日が終了した。
朝から青空が広がり、心地よさを感じたのも束の間、徐々に気温が上昇し、猛暑日を記録した。選手たちにはスタート時に、熱中症対策として塩飴が配られた。照りつける日差しの強さが選手たちの体力も奪ったようだが、さすがに百戦錬磨のミッドシニアたちは予選通過を目指して力を発揮した。
パー74の愛知CC東山コース、今日のスティンプは9.7、コンパクションは21と発表された。
首位に立ったのは、3アンダー71をマークした佐々木清士選手(グランディー浜名湖GC)、2015年に日本シニア優勝のタイトルを持つ68歳だった。アウト10組目からスタートし、5バーディ、2ボギーの3アンダーに、「いい初日だった」と笑顔満面の佐々木選手に続いたのが、2打差の1アンダー73で、金村正春選手(中部国際GC)、松葉勇造選手(日吉ハイランドC)、鈴木博選手(葵CC)、伊藤俊夫選手(グレイスヒルズCC)、新谷博英選手(伊勢CC)の5人が並んだ。さらに1打差のイーブンパー74には4人が続いている。
初日の結果、82ストロークまでの87人が明日の決勝ラウンドに進出する。明日のティーオフは朝7時30分から。日本ミッドシニアへの出場権は上位14人に与えられる。
<インタビュー>
1位
思いは、ミッドシニアのタイトル奪取。
佐々木清士選手(グランディー浜名湖GC) 71=36、35
アウトは3番H(489ヤード、パー5)でピタリとつけるバーディを奪った後、パーセーブを続けた。9番H(465ヤード、パー5)では2打目をグリーン右手前のバンカーまで運んだが、脱出に2打を要し、ピンまではまだ3メートル強。そのパーパットをしぶとく沈めて、安堵の表情を見せた佐々木選手。後半に入ると、10番H、11番Hを連続バーディの後、12番H、13番Hを連続ボギー、その後、14番H、16番Hでバーディを奪い、3アンダーとした。「バーディはどれもOKの距離が多かった。ボギーはティーショットのミスでした。全体にはショットが良かった。フェアウェイに置けても、台風の名残か湿っていて、球に泥がついたのが気になりましたけど、今日はいいゴルフができました」と初日のプレーに満足した様子で、ニコニコ。「中部シニアと日本シニアのタイトルはあるけど、ミッドシニアはまだ獲れていません。今年3年目ですが、ぜひ獲りたいと思って参加しています。明日も伸ばせるように頑張りたいですね」。一昨年の中部ミッドシニアや今年の中部シニアで初日飛び出したものの2日目に沈んでしまった佐々木選手、今年こそは!の強い思いで、明日に向かう。68歳。
2打差に5人が並んだ。
2位タイ
金村正春選手(中部国際GC) 73=37、36
アウトからスタート。バーディは6番H、8番H、14番H、ボギーは2番Hと5番Hだった。「8番は手前10ヤードからのチップインでした。3日に練習ラウンドに来たけど、その時よりはグリーンが速くなってたかな。久しぶりに、いいゴルフができましたよ」。ドライバー飛距離は200ヤード、71歳。
2位タイ
松葉勇造選手(日吉ハイランドC) 73=35、38
インからスタート。12番Hで3オン、3パットのダブルボギーを叩いたが、「まだ先があるから頑張ろう」と気持ちを切り替えた。そして、その後、前半を2バーディ、1ボギーで回ると、後半は3バーディ、1ボギーとし、1アンダーでフィニッシュした。「今日は無理に飛ばそうとせず、フェアウェイを狙いました。2打目はクリークを多用しました」と振り返った松葉選手はゴルフ歴32年の70歳。
2位タイ
鈴木博選手(葵CC) 73=37、36
インからスタートした鈴木選手は、奪った3バーディについて、「8メートルも3メートルもあったけど、パットがよく入りました。練習ラウンドに来た時、ショートしたことが多かったので、今日はしっかり打とうと心がけたのが良かったと思う」とスコアメイクがパッティングのおかげと振り返った。2018年に中部シニアで優勝している70歳。朝から練習場で球を打ち、午後にはトレーニングをする日課は今も変わらず続けている。
2位タイ
伊藤俊夫選手(グレイスヒルズCC) 73=36、37
鈴木選手と同じ組でプレーした伊藤選手も1アンダーでフィニッシュした。 3バーディ、2ボギーだった。ポイントとなったのは1アンダーで迎えた最終9番Hだった。それまで問題なかったティーショットが右の池に入ってしまった。さらに、第3打がグリーン右手前のバンカーへ。「ボギーもチラついたんですが、バンカーから30センチにつけることができた。ナイスパーでした」と振り返った。70歳。
2位タイ
新谷博英選手(伊勢CC) 73=37、36
アウトからスタート、出だしの1番Hで幸先よくバーディを奪った新谷選手だったが、続く2番Hでボギー、その後、4番Hでボギー、5番Hと12番Hでバーディと奪った。「11番で50センチを外してしまったんですけどね、12番は12メートルくらいの長いのが入りました。良かったです」と嬉しそうだった。「実は、今日、予選が通過してからホテルを決めることにしてまして、今から妻に電話して、伊勢から名古屋まで来てもらって、美味しいものを食べようと思ってます。明日は、日本に行けるよう頑張ります!!」ルーキーの65歳。
<会場フォト>