中部女子アマチュア 第1日成績表、速報記事を掲載しました

2021.05.19

2021年度(第50回)中部女子アマチュアゴルフ選手権競技

開催日/2021年5月19日~21日

会場/近鉄賢島カンツリークラブ 6378yd Par72

参加人数/103名(うち欠場5名)

天候/雨

 

第1日成績表はこちらから

 

 

雨中断2時間もあった初日。

首位は2アンダー70ストロークに3人。

神谷そら選手、幸田彩里選手、円角有希選手

 

 

中部ゴルフ連盟主催競技の2021年度初めての本戦競技、中部女子アマチュアゴルフ選手権競技がスタートした。
例年より早い梅雨入りとなっている三重県。会場となった近鉄賢島カンツリークラブにも連日雨に見舞われていた。今日も昨夜から降り続いた雨が、徐々にひどくなり、グリーン上に水が貯まる状況になったため、午前10時55分に、中断のサイレンが鳴った。中断は2時間に及び、再開は13時であった。

 

最初の組がホールアウトしたのは、14時30分。アテスト会場では蜜を避けるために、エリアではなくボックス方式を採用。選手たちは、念入りにスコアカードをチェックしてボックスに入れていた。

 

15時ごろからは雨も小止みになっていったとはいえ、さすがに中部女子アマである。好スコアが次々にマークされていった。そして、首位に立ったのは、2アンダー70ストロークで、高校3年生の神谷そら選手(明世CC)、大学2年生の幸田彩里選手(EGC伊勢大鷲)、この春、大学を卒業した22歳の円角有希選手(金沢CC)の3人。1打差の1アンダー71には5人、さらに1打差のイーブンパーは6人が続いている。ディフェンディングチャンピオンの長谷川せら選手(グリーンヒル関GC)は75ストロークで28位タイからのスタートとなった。

 

また、今大会の参加者のほとんどはジュニア、学生となったが、そんな中、ミッド世代が4人出場している。最年長出場の51歳、鈴木智子選手(岐阜関CC)は78ストローク、47位タイと健闘。
明日の2Rは7時30分からティーオフされる。

 

★昨年は新型コロナ感染防止の観点から、開催中止となった中部ゴルフ連盟主催競技。今年は、コロナ禍での感染防止対策を徹底して行なった上での開催である。検温、アルコール消毒、マスク着用はもちろんのこと、選手、関係者等に抗原検査が義務付けられた。

 

<選手インタビュー>

 

●1位タイ 2アンダーは3人。

 

神谷そら選手(明世CC)  70=34、36

4バーディ2ボギーの内容について、「中断があったのは12番でした。14メートルのロングパットを残していて、再開後にそこをボギーとしてしまったのが残念」と神谷選手。今回、ドライバーのシャフトを硬いものに変えて初めて使ったが、「まっすぐに飛んでくれたので、狙い通りでよかった」とニコニコ。今年は3試合目というが、岐阜県レディースはプレーオフを制し優勝、そして、岐阜県ジュニアはハーフに縮まったが優勝している。麗澤瑞浪高3年。

 

幸田彩里選手(EGC伊勢大鷲)  70=33、37

「前半はショットがダメだったけど、後半に良くなってきて、チャンスについた」と後半に4つのバーディを奪取した。「練習ラウンド初めて回りましたが、センターを狙っていくのがいいと思った」と戦略したという幸田選手は、西陵高校時代はC G A強化指定選手としてトレーニングを続けてきた。そして、昨年、早稲田大へ進学、春から2年生になった。「スポーツ科学部なので、体のことを勉強したり、ゴルフに役立つことも多い。練習環境は、中部の方がよかったけど、充実しています。今年のリーグ戦で降格してしまったので、頑張らねば・・・」。中部女子アマは前回大会で2位タイ。

 

円角有希選手(金沢CC)  70=33、37

前半のインで、1バーディ2ボギー、後半に入って、8メートルを沈めるなど3バーディを決めた。「大雨で中断した後は、ボギーパットからでした。ショットも悪くはなかったけど前半は1オーバーになってしまい、後半に巻き返すことができてよかった」。この春、中部学院大学を卒業した円角選手は、先週のプロテスト2次予選通過で、最終テストを残している。「最後のアマチュア試合として、日本女子アマまでしっかり進みたいと思います」。中部女子アマは、前回大会で幸田選手と並ぶ2位タイだった。

 

●4位タイ 1アンダーは5人

 

中学2年生、初出場
永田愛梨選手(名阪チサンCC)  71ー35、36

インからスタートして1バーディ1ボギーで折り返すと、後半は2バーディ1ボギーでまとめた。「年上の高校生の人たちと一緒に回って、緊張しましたが、みなさん優しくしてくださって、嬉しかった。セカンドオナーばかりでした。イーブンでいいなと思っていたので、アンダーになってよかったです」。どこかしら初々しい印象の永田選手は、静岡県浜松市の中学2年生。ジュニアの試合は関東で出場しているが、初めて中部女子アマに参加したという。

 

古川莉月愛選手(岐阜稲口GC) 71=36、35

「今日はグリーンのタッチがなかなか合わなくて、3パットもあった」と苦笑いの古川選手。中部女子アマは第48回大会(愛知CC)の覇者、現在は最終プロテストを前に最後のアマチュア競技に挑む。20歳。

 

伊佐治瑚乃選手(中仙道GC)  71=34、37

「ショットは特に前半が良かったです。中断の後、パッティングのタッチが合わなくて、チャンスについても入れることができなかったので、明日への課題ですね。パープレーを目指していたので、よかった」。中部学院大学2年。

 

竹内麗花選手(芦原GC)  71=34、37

「アプローチとパッティングがよかった。微妙な距離のパットが決まりました」。日大2年。

 

田中こころ選手(岐阜北CC)  71=33、38

最終組でホールアウトしてきたのが田中選手だった。「前半のインは2ボギー。後半はずっと耐えて、うまくついたところでバーディを入れることができました」。岐阜聖徳学園校3年。

 

●今大会出場のミッド世代はわずかに4人。
みなさん、楽しんでます!!

写真は、雨中断で一旦ハウスに戻り、リラックスしている4人。(左から)久保由加子選手(愛知・45歳)、小林真規子選手(名古屋GC・48歳)、鈴木智子選手(岐阜関CC・51歳)、栗原悦子選手(EGC伊勢大鷲・49歳)。
鈴木選手と栗原選手はともにシニア世代。6月1日から始まる中部女子シニアにもエントリーしている。

 

<会場風景>