中部女子グランドシニア 成績表、速報記事を掲載しました

2022.09.15

第8回中部女子グランドシニアゴルフ選手権競技
2022年9月15日(木)
会場/スプリングフィールドゴルフクラブ  5545yd、Par72
参加人数/53名(うち欠場9名)
天候/曇りのち晴れ

 

成績表(PDF)

 

 

岩佐洋子選手(セントクリークGC)が76ストロークで初栄冠。


60歳以上が出場できる中部女子グランドシニアゴルフ選手権競技は、中部女子ミッドアマの2日目に、同じ会場で開催された。

 

朝の気温は28度くらいと、このところの真夏日に比べるとやや凌ぎやすかった。
午前7時30分からティーオフした選手たちは順調に進み、12時前にはインの第1組がアテスト会場に戻ってきた。

 

82でホールアウトした大村洋子選手(春日井CC)、79の菊川由美子選手(CRC白山ヴィレッジ)と首位が次々に入れ替わり、最後に首位を奪ったのは、76をマークした最終組の岩佐洋子選手(セントクリークGC)だった。「ドライバーが安定していた」という岩佐選手は、3バーディ、3ボギー、2ダブルボギーで、「もったいないホールもあったけど、組の雰囲気がすごく良くて、最後は励ましてもらって、頑張れた、よかった」と初栄冠を喜んだ。

 

2位は菊川選手、3位は大村選手、4位に田島和美選手(鈴峰GC)と吉田真弓選手(名四CC)が入り、表彰された。

 

<インタビュー>

 

優勝
岩佐洋子選手(セントクリークGC)  76=38、38

アウトからスタートして、2番からダブルボギー、ボギー、ボギーと4つ落とした岩佐選手だったが、続く5番、6番で連続バーディを奪い、2オーバーで折り返した。後半は11番ボギー、14番では30センチにピタリとつけてバーディとする。しかし、17番でまたもダブルボギーを叩いてしまい、トータル4オーバーでのフィニッシュとなった。「今日はドライバーが安定していてフェアウェイにまっすぐ行ってくれたのが良かった。17番のダボは、ティーショットもセカンドも良くて残り70ヤードの第3打で、SWかAか悩んでSWで軽く、と思ったらザックリ、今度はAに持ち替えたけど、またもザックリしちゃいました」と詳しく教えてくれた。「ショットが安定していたのはありますけど、一番良かったのは、組の雰囲気です。みんな和気藹々に楽しく回れて、最後は励ましてくれて、グランド世代の良さだなあと感謝しています」。65歳になった岩佐選手は、まだまだ飛距離は220ヤードとたくましい。この秋は日本女子シニアの出場が待っている。

 

2位
菊川由美子選手(CRC白山ヴィレッジ)  79=41、38

「すごく難しかった〜」と開口一番。「セカンドでどこを狙えばいいのかとか、初めて回るコースなので攻め方がわからなかった。キャディーさんに聞いて、なんとか回りました」と菊川選手はコースの難しさに驚いた様子だった。アウトからスタートし、5番でダブルボギーもあったが、11番ショートではピンの奥15ヤードほどからチップインバーディを奪った。競技ではおなじみの菊川選手だが、グランドシニア2年目の61歳になった。中部女子グランドは初出場。今年はすでに日本女子シニア出場権を獲得している。

 

3位
大村洋子選手(春日井CC)  82=40、42

中部女子アマ、中部女子シニアなど数々のタイトルを持つ大村選手が久しぶりに競技に参加。堂々の3位入賞となった。「パッティングが悪くて、長い間苦しんでました。今年の中日レディスの2日目にクロスハンドに変えたら、’手が動いたので、今日もクロスでパッティング。スイングを変えたショットは悪いながらもまあまあだったので、それが良かったですかね」。膝や首などあちこち故障していたが、少し良くなってきたのだとか。63歳になった大村選手がこれから競技で活躍する姿に期待したい。

 

<会場フォト>