中部女子シニア 1R成績表、2R組合せ表、速報記事を掲載しました
2022.05.31
2022年度(第21回)中部女子シニアゴルフ選手権競技
開催日/2022年5月31日(火)・6月1日(水)
会場/ナガシマカントリークラブ(北・南コース)
第21回中部女子シニアゴルフ選手権競技
2022年5月31日(火)
会場/ナガシマカントリークラブ(北・南コース) 5878yd、Par73
参加人数/123名(うち欠場5名)
天候/1R 雨のち晴れ
グリーンに手を焼いた選手たち。
川口啓子選手(さなげCC)が79で首位に立つ。
中部女子シニアゴルフ選手権競技の第1日が終了した。昨日からの雨は朝のうち残っており、やや涼しいほどだったが、日差しが見え始めた11時ごろからは気温も上昇してきた。三重県のナガシマカントリークラブは池のハザードをどう攻略するか、グリーン上のアンジュレーションと目をどう読むかが難しいコースだが、今日は雨予想で切られたピンポジションも重なって、選手たちは皆、思うようなプレーができなかったようだった。
スコアは予想以上に伸びなかった。女子シニアの強者である鈴木智子選手(岐阜関CC)が「6番のセカンドでOBを2回も打ってしまった」と84ストロークでホールアウト。昨年優勝の栗原悦子選手(EGC伊勢大鷲)が81ストロークとするなど80台のスコアが続出する一方で、70台の選手がなかなか現れず、このまま終了するかと思った矢先に、79を出したのが川口啓子選手(さなげCC)だった。結局、70台のスコアは川口選手ただ1人であった。
明日の決勝ラウンドには95ストロークまでの80人が進出する。
今大会は1972年生まれ(50歳)のルーキーが4人、70歳代の選手が6人。最年長の76歳、垣内あきよ選手(恵那峡CC)は95ストロークで、75歳の北原治美選手(名古屋グリーンCC)は90ストロークで決勝に進出が決まった。
<インタビュー>
「明日は浮かれないようにがんばります」
川口啓子選手(さなげCC) 79=41、38
アウトからスタートした川口選手はボギーが先行、4番(パー3)で1メートルにつけたバーディパットを外しパーとする。「ラインを読み違えてしまったんですが、今日は3回ほどあったバーディチャンスをことごとく外しました。雨が降ったり止んだり、晴れてきたりと天候も変わって、目とスピードに対応できなかった。パットに苦しんだ1日でした」と振り返った。それでも首位と聞いて、びっくりした様子だったが、「初日に首位は初めてのことです。明日は浮かれないように、がんばります」と嬉しそうだった。ドライバー飛距離は220ヤードほどと飛ばし屋の川口選手、昨年はホームのさなげCCの理事長杯で女性で初めて優勝している。シニア2年目の51歳。
写真左から、宮下選手、岡部選手、吉川選手
宮下奈美選手(フォレスト芸濃GC) 80=41、39
「ノーバーディでした。アウトからで最初の1番で3パットのボギースタート。アプローチがうまくよりませんでしたね。ラッキーパーも結構あったし、2位タイなんて、驚きです」。シニアルーキーの50歳。
岡部るみ子選手(岐阜本巣CC) 80=38、42
「出だしの1番と後半の10番でバーディが取れました。前半はパットがよく入ったと思うけど、後半は段々と悪くなっちゃいました」と岡部選手が話すと、同組でプレーした宮下選手が「ちょっと疲れちゃった感じだったね」とフォローした。女子シニアは3回目の出場の52歳。
吉川美香選手(松阪CC) 81=37、44
最終組でプレーした吉川選手は、「前半のインはドライバーは曲がるし、パットは入らないしと散々でした。でも、前半の終わり頃から後半に向けて、徐々にドライバーが曲がらなくなって、パットも入るようになった。バーディは1番で一つだけでした」。シニア2年目の51歳。
岡村泰子選手(岐阜CC) 81=40、41
インからスタートした岡村選手。「今日は12番につきます。第3打が池に入ってしまい、残り170ヤードから5打目でしたが、最後に7メートルもの長いパットが入ったんです、ダブルボギーで済んだことで、今日はラッキーと思い、それからはリズム良く回れました」。58歳。
栗原悦子選手(EGC伊勢大鷲) 81=41、40
ディフェンディングチャンピオンの栗原選手は、インからスタートして、12番(パー5)で3パットのボギーとした後、16番(パー5)でまさかの8打をたたいてしまった。「ミスが続いて、奥の排水溝まで行ってしまったし、仕方ないかな。今日はパーオンができないホールも多くて、うまくいきませんでした」。持ち前の力を発揮して、明日は2打差を追う。
<会場フォトギャラリー>