中部女子ミッドアマチュア 1R成績表、2R組合せ表、速報記事 掲載しました

2022.09.14

2022年度(第4回)中部女子ミッドアマチュアゴルフ選手権競技

開催日/2022年9月14日(水)・15日(木)

会場/スプリングフィールドゴルフクラブ

 

第1日成績表(PDF)

 

第2日組合せ表(PDF)

 

 

第4回中部女子ミッドアマチュアゴルフ選手権競技
2022年9月14日(水)
会場/スプリングフィールドゴルフクラブ 6113yd、Par72
参加人数/74名(うち欠場6名)
天候/1R 晴れ

 

田中蘭子選手(ローモンドCC)が2オーバー74で首位発進。

2打差の2位に、昨年覇者の河北さやか選手(東海CC)。

 

95ストロークまでが明日の決勝ラウンドに進出。

 

25歳以上の女子が出場できる中部女子ミッドアマチュアが、岐阜県のスプリングフィールドゴルフクラブで始まった。
初日の今日は、雲は多かったが日差しの注ぐ真夏日となった。体感的には、湿度も高く猛暑、選手たちには過酷な天候だった。

 

スプリングフィールドゴルフクラブは、ロバート・T・ジョーンズ設計によるコースで、大小8箇所の池やクリーク、アンジュレーションのあるグリーンが難度を高め、戦略を強いられる。
今大会では、26歳から63歳までの74人がエントリーした。

 

ティーオフはアウト、インともに7時30分。競技は9分間隔で順調に進んだ。
そして、初日の結果、首位に立ったのは、3バーディ、5ボギーの74をマークした32歳の田中蘭子選手(ローモンドCC)だった。昨年のチャンピオンであり、日本女子ミッドのタイトルホルダーでもある河北さやか選手(東海CC)は前半のアウトを36のイーブンパーで折り返したが、後半にスコアを落とし76ストロークで2位。続いて77に太田貴美選手(セントクリークGC)、78に長田紫野香選手(中仙道GC)。70台はわずかに5人というのが、このコースの難しさを表している。

 

95ストロークまでの51人が明日の決勝ラウンドに進出する。
また、明日は、60歳以上の中部女子グランドシニアゴルフ選手権競技が同時開催される。
明日は午前7時30分、女子グランドシニアからスタートする。

 

<インタビュー>

 

1位
田中蘭子選手(ローモンドCC)  74=39、35

アウトからのスタートで前半の8番までに4つのボギーを叩いたが、9番で2.5メートルのバーディパットを沈めて39で折り返すと、後半を2バーディ、1ボギーでまとめ、2オーバーの首位に立った。「後半もグリーンを外したりバンカーに入れたりしましたが、グリーン上でうまくできた。キャディーさんが読んでくれたラインと同じだったので気持ちよく打てたのがよかったと思います」と首位に立ったことを喜びつつも驚いた様子だった。
「練習ラウンドに2度きましたが、どっちも悪かったのでこのスコアは上出来」という32歳の田中選手は、3年前に三重県のローモンドにやってきた。出身は大阪市。大阪桐蔭高校から大阪産業大に進学。ゴルフ部で腕を磨き、一度はプロを目指したが、今はアマチュアで競技を続けることとした。この中部女子ミッドアマチュアは初めての参加。優勝、そして、初の日本女子ミッドアマに向けて、明日に挑む。

 

2位
河北さやか選手(東海CC) 76=36、40

前半を1バーディ、1ボギーのイーブンパーとして、折り返し地点では首位で、後半に向かった河北選手だったが、後半12番から4連続ボギーを叩いてしまい、2位発進となった。「今日は一日、パッティングが悪く、3メートルからの3パットもありました。このところ、パッティングに不安があったから、今日はいつもと違うパターでまわったんですが、明日はどうしようかな。元に戻すか、別のにするか・・・」と思案顔。
中部女子ミッドアマは第1回(岐阜CC大会)と第3回(ザ・トラディションGC大会)を制覇、日本女子ミッドアマでは2011年(四日市CC大会)と2018年(富里GC大会)の2度の日本チャンピオンに輝いている河北選手。日本女子アマ、愛知県女子ミッドアマに続く、今年3度目の試合となる今大会で、昨年に続く連覇を叶えるかは、残り18ホールのパッティングにかかっている。45歳。

写真:河北選手は右から2番目。左から、川口啓子選手(さなげCC)、長田紫野香選手(中仙道GC)、田中選手、河北選手、栗原悦子選手(EGC伊勢大鷲)

 

3位
太田貴美選手(セントクリークGC) 77=38、39

インの最終組でプレーし、3位に食い込んできた太田選手。バーディは9番と12番の2つだった。「今日は初日だし、安全なところに打つことを心がけました。危険な方に打たないように、ピンも狙わないで行ったことが良かった」と戦略成功の笑顔で教えてくれた。
太田選手のゴルフ歴は10年ちょっと。昨年、静岡県から名古屋市に転居し、セントクリークに所属したことで、今大会の出場が叶った。静岡時代は県女子アマには出ていたという競技志向の太田選手は、中部女子ゴルフ研修会にも入り、毎月の月例会で研鑽している。47歳。

 

4位
長田紫野香選手(中仙道GC) 78=37、41

「ドライバーが曲がりすぎました。アドレナリンが出ていたのか、距離が全く合わなかった」と残念な初日を振り返った。

 

5位
大川陽子選手(グリーンヒル関GC) 79=39、40

「今日はパーオンがよくできました。ティーショットは良かったですね、ただ、パットは入らなかった」と振り返った大川選手は、今年からシニア世代となり、中部女子シニアでは日本女子シニアの出場権を獲得している。この女子ミッドアマは、今まで出場したことがなかったが、「なんとなく、ちょっと出てみようかなと思った。会場がスプリングで、綺麗で広いしね」。ちなみに、220ヤードの飛距離の大川選手は、26歳の2人と同組のプレーとなったが、「置いてかれなかった」とか。

 

<会場フォト>