中部学生 1R成績表、2R組合せ表、記事 掲載
2017.08.09
平成29年度(第47回)中部学生ゴルフ選手権競技 第1日成績表、第2日組み合わせ並びにスタート時刻表を掲載しました。
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平成29年度(第47回)中部学生ゴルフ選手権競技
開催日/平成29年8月9日(水)・10日(木)
会 場/三重カンツリークラブ
参加人数/男子91名(内欠場1名)、女子37名(内欠場1名)
男子首位は69。峠選手、三島選手、横井選手の3人。
女子は1アンダー久保田選手が首位。愛知大が上位を独占。
台風一過の三重カンツリークラブで、中部学生第1ラウンドが終了した。御在所岳をくっきりと望む晴れ渡った夏空で、ゴルフ日和となったものの風は強く、「今日は秋の風だね」と三重CC加納支配人。飛距離を誇る中部の学生たちは風の計算、そして、三重CC特有のグリーンの見えない傾斜に悩まされながら、日本学生への出場権を目指す戦いに挑んだ。
(写真:内田淳二競技委員長)
<男子の部>
首位に立ったのは、3アンダー69でホールアウトした峠丈翔選手(中部学院大3年)、三島泰哉選手(中部学院大2年)、横井優星選手(福井工大1年)の3人。1打差の70に光田智輝選手(中部学院大4年)。5位タイはイーブンパー72で8人、この中には昨年のチャンピオン、名古屋大学の上田敦士選手(2年)もおり、明日の挽回を狙っている。
<女子の部>
首位は1アンダー71の久保田淑乃選手(愛知大1年)、2位は1打差72で酒井里奈選手(愛知大1年)、続く3位タイ、2オーバー74に4人が続いている。今回の女子学生は、愛知大が大活躍で、なんと明日の最終組は、久保田選手、酒井選手に加え、川村実咲選手(愛知大4年)、芦沢衣里選手(愛知大3年)と、4人全員が愛知大という組み合わせとなった。
<今年の参加選手の大学別人数>
男子
中部学院大 17人
愛知学院大 15人
愛工大 12人
中京大 12人
名城大 8人
福井工大 7人
名商大 7人
名古屋大 4人
金沢学院大 4人
愛知大 2人
四日市大 1人
日福大 1人
女子
中部学院大 10人
名商大 8人
愛知大 6人
愛知学院大 5人
福井工大 3人(うち欠場1人)
金沢学院大 2人
南山大 1人
◆明日の決勝ラウンドの結果、男子13人、女子6人(ともに予定)に、8月22日(火)~25日(金)に三重県の四日市カンツリー倶楽部で開催される日本学生、日本女子学生ゴルフ選手権競技への出場権が与えられる。
男子 首位は3人
「よくなかったんだけど、スコアはまとまりました」
峠丈翔選手(中部学院大3年) 69=33、36
4バーディ1ボギーの内容には「ティーショットが曲がらなかったので、あとは耐えて、まとまったという感じです。グリーン上は、昨日の練ランで、目をしっかりと調べておいたので、うまく入りました」と、アイアンショットが良くない割にはスコアメイクができたことにほっとした様子だった。ジュニア時代は勢いがあった峠選手だが、昨年あたりまで結果の出ない苦しい時期を過ごしていた。今年に入り、少しずつ調子を上げてきており、明日の爆発力に期待がかかる。
大学のトレーニングで飛距離は270Yに。
三嶋泰哉選手(中部学院大2年) 69=32、37
前半に4バーディを奪取し32としたが、後半にやや失速。1バーディ2ボギーで3アンダーにとどまった。「コースが狭いのでいい球が出ないといけないんですが、今日はまずまずのところにいてくれたので良かった。後半は流れがいまひとつでした。去年2位だったんで、今年は優勝を狙っています。頑張ります!」
福井工大組は、練ランなしのぶっつけ本番
横井優星選手(福井工大1年) 69=34、35
4バーディ1ボギーだった。「練ランなしのぶっつけ本番で心配したけど1番Hでバーディが取れてほっとしました。ただ、次の2番Hでボギーでしたけどね。全体としてはまあまあ。ティーショットが良かったので、崩れる要素はなかった」とニコニコ。練習ラウンドが昨日できなかったのは、台風5号が北陸を通過したために、昨日の朝の出発が10時半と出遅れたこと。さらに、高速が通行止めで下道をとろとろと走ってきたからなのだ。なんと、福井工大組は全員同じでこちらについたのは午後5時半だったという。今、中部の大学生の中でも乗っている選手の一人である横井選手が明日どんな戦いぶりをするのか、とても楽しみである。
1打差で追う4位
光田智輝選手(中部学院大4年) 70=34、36
実に6バーディを奪いながら、13番Hで池に入れてしまいダブルボギー、さらに2ボギーをたたいた。「ショットもパットも悪くないです。バーディパットがもう少し決まってくれたら・・・。今年は学生最後の年だから、優勝したい」。
女子
初めてのアンダーパーをマークして首位
久保田淑乃選手(愛知大1年) 71=38、33
「風が強かったので、ティーグラウンドでグリーンのことを考えるというか、先のことを意識しながら回りました。無心でした」と自己ベストの1アンダーをマークし首位に立ったことを喜んだ。それまでのベストは73だったそうで、一気に2打も縮めたことになる。岐阜聖徳高からこの春、愛知大へ。2位の酒井選手とはいつも一緒に練習している仲。2人して、三重CCのゴルフ地蔵にお参りをしていた。(写真:右が久保田選手、左は2位の酒井選手)
2位
「バーディチャンスを生かせなかった」
酒井里奈選手(愛知大1年) 72=36、36
インからのスタートで前半はスコア通りのイーブンパー。後半は1バーディ1ボギーのイーブンパーだった。「後半の最後の9番Hは、(飛ばないので)残り130Yを7番アイアンで打ったんですが、ピンに20センチにつきました。そのほかはグリーン読み切れず、バーディチャンスに決められずでした」。一宮興道高からこの春進学。高校時代には、岐阜オープンクラシックに出場した経験もある実力派。
3T4人のうち、カード提出順で最終組になったのが愛知大の2人
川村実咲選手(愛知大4年) 74=35、39
芦沢衣里選手(愛知大3年) 74=35、39
2人ともに前半の崩れを後半のインコースで取り戻し、2オーバーでまとめた。「後半は2,3メートルも長いのも読み切ってパッティングできたのが良かった」と川村選手。「後半に入ってパットが良くなってきたので、明日につながります」と振り返った芦沢選手。(写真:左が川村選手、右が芦沢選手)
<会場風景>