中部小学生・本戦 成績表 記事&フォト 掲載
2017.07.28
平成29年度(第11回)中部小学生ゴルフ大会(本戦)成績表を掲載しました。
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平成29年度(第11回)中部小学生ゴルフ大会
開催日/平成29年7月28日(金)
会 場/三好カントリー倶楽部(東コース)
天 候/晴れ
女子は神谷もも選手(土岐津小6年)が2連覇
男子は矢野仁貴選手(名古屋東山小5年)
三好カントリー倶楽部(東コース)で毎年開催されている中部小学生ゴルフ大会。蒸し暑い夏空のもと、今年も愛知、岐阜、三重、北陸4地区予選を勝ち抜いた男女45名が参加した。小学生たちは日頃の練習の成果を発揮。皆、スロープレーとは無縁のてきぱきプレー、しかも、年々レベルが上がっており、大人顔負けのショットやパッティングを披露した。
今年もカート運搬係として、中部アマゴルフ研修会の有志が各組をフォローした。研修会のメンバーは、毎年のことながら小学生のプレーの上手さに感心た。
8時にティーオフした第1組がホールアウトしたのが12時15分。アテスト会場では、まだ慣れない選手には競技委員がカード提出をサポートしていた。そして、全員のホールアウトの結果、男子の優勝は、小学5年の矢野仁貴選手(名古屋東山小)で73ストローク。2位に2打差をつけての初Vだった。女子の部は、72ストロークの神谷もも選手(土岐津小6年)が昨年に次ぐ連覇を達成した。
なお、男子は77までの5人、女子は76までの4人に、8月8日(火)に愛知県の知多カントリー倶楽部で開催される全国小学生ゴルフ大会への出場権が与えられた。
男子
ゴルフも野球も塾も、目指すは全部!!
矢野仁貴選手(名古屋東山小5年) 73=34、39
前半の2番Hと8番Hでバーディノーボギー、後半は1バーディ1ボギー1トリプル。「2番Hは、第3打を56度で打ちました。苦手なクラブで、いつもは5メートルくらいにしかつかないけど、今日は3メートルについてバーディでした。後半の15番Hでドライバーが林に突き抜けてしまい、ドローを打って戻そうとしたけれど、ミスしてバンカーの目玉へ、そこから3回かかってトリプルになった。全体にはショットが良かった」と詳しく説明してくれた矢野選手。昨年の中部小学生は2位、今年優勝で順調に順位を上げたことになる。
矢野選手がゴルフを始めたのは、父親の勧めで、なんと1歳からとか。しかし、今、矢野選手が力を入れているのはゴルフではなく軟式野球なのだ。「ティースポーツベースボーツクラブ」に所属し、ピッチャーで4番か5番、主力メンバーである。「明日は朝から4試合ある。楽しい」と矢野選手。野球の練習をした後、ゴルフの練習、そして、東海中学を目指して塾にも通っているというスーパー多忙な小学生、文武両道で頑張れ〜〜。
女子
密かに狙った連覇。「日本ではアンダーを狙います」
神谷もも選手(土岐津小6年) 72=35、37
インからスタートしてパーキープを続けたが、18番Hの第2打をグリーン左の池に入れてしまった。だが、そこからのアプローチを1.5メートル下につけ、ボギーで前半を終えた。後半は5番Hと8番Hでバーディ、6番Hでボギーだったが、72のイーブンパーでホールアウト。2位とは1打差の2連覇となった。「今日はショートパットは自信を持って打てたので入った。8メートルくらのバーディパットは外し続けてしまった。パーオン2パットが多かった」と試合を振り返りながら、「去年は1アンダーだったので、今日もアンダーを狙っていました。前半1オーバーで、後半に頑張ろうと思ったんですけどね」。
小学校最後の年、密かに連覇を狙っていた神谷選手。ところが、今年は、思ったほど調子が上がらないまま小学生予選会へ。そこで、ベストスコアの68をマークして、一気に調子が上がったのだとか。「全国ではアンダーを出して優勝したい」目をキラキラさせて、目標を語ったももちゃん。この日は、2日前の中部ジュニア女子12歳〜14歳の部で優勝したばかりの姉のそらちゃんが応援に来ていた。「いつか、そらを抜きたい」。3姉妹の真ん中で、日々、切磋琢磨しながら、大好きなゴルフと水泳に邁進しているももちゃん、頑張れ〜〜。