中部アンダーハンディキャップ本戦 成績表 記事 写真 掲載
2017.10.27
10月27日、平成29年度(第19回)中部アンダーハンディキャップゴルフ競技 本戦成績表を掲載
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平成29年度(第19回)中部アンダーハンディキャップゴルフ競技
開催日/平成29年10月27日(金)
会場/愛岐カントリークラブ(中・東コース)
男子/6419ヤード、Par72
女子/5645ヤード、Par72
参加人数/男子102名(うち欠場2名)
女子44名
天候/快晴
男子は寺岡俊昇選手、女子は小網つばめ選手。ともに石川県勢が優勝。
男女上位各8名が、JGA杯への出場権を獲得。
久しぶりに朝から快晴に恵まれた岐阜県、愛岐カントリークラブで、今年の中部アンダーハンディキャップが開催された。7時にアウト・インからそれぞれにティーオフした時は8℃しかなかった気温も20℃超えで汗ばむほどに。選手たちは、スティンプ10.5、コンパクション23に仕上げられたコースを堪能した。
女子からスタートした競技は、順調に進行、表彰式は女子と男子それぞれに行われた。
<女子の部>
アウト第1組でスタートした小網つばめ選手(能登G)、アウト4組の尾花恵美子選手(小松)、イン1組の上野杏奈選手(朱鷺の台)の3人がネット69で並び、マッチングスコアカードにより、小網選手が優勝を獲得した。上位5人の入賞者のうち、4人が北陸からの出場者。毎年の中部アンダーハンディで北陸の強さが話題になるが、今年は特に際立った印象だった。
◆◇成績◇◆
優勝 小網つばめ(能登G) G85(44、41)、H16、N69
2位 上野杏奈(朱鷺の台) G81(41、40)、H12、N69
3位 尾花恵美子(小松) G84(41、43)、H15、N69
4位 吉里志保(三重県連) G89(45、44)、H19、N70
5位 髙澤尚子(朱鷺の台) G91(47、44)、H19、N72
6位 鴻池千夏子(山岡) G77(37、40)、H5、N72
7位T 鈴木裕美(ザ・トラディション) G86(44、42)、H13、N73
7位T 稲荷紀美子(能登G) G91(46、45)、H18、N73
※上記8人に、JGA杯の出場権が与えられた。
※選出は、マッチングスコアカードにより行われた。
<男子の部>
男子はネット63でホールアウトした46歳の寺岡俊昇選手(石川県協)が優勝。2位はネット64の小澤健造選手(新城)、3位にはネット65の小林信雄選手(小松)が入った。アンダーパーのネットスコアが23人と快晴のコースで好スコアをマークした選手が多かったようだ。また男子も入賞5人のうち北陸勢が3人と健闘した。
◆◇成績◇◆
優勝 寺岡俊昇(石川県協) G81(41、40)、H18、N63
2位 小澤健造(新城) G79(40、39)、H15、N64
3位 小林信雄(小松) G80(46、34)、H15、N65
4位 窪田健三(加茂) G77(39、38)、H11、N66
5位 谷村昭彦(ツインフィールズ) G75(38、37)、H8、N67
6位T 石川典久(ザ・トラディション)G73(40、33)、H5、N68
6位T 森田仁(ライオンズ) G81(41、40)、H13、N68
6位T 小澤 正(片山津) G84(42、42)、H16、N68
※上記8人に、JGA杯の出場権が与えられた。
※選出は、マッチングスコアカードにより行われた。
◆◇男子の部
優勝
初の対外競技で、初優勝
寺岡俊昇選手(石川県協) G81(41、40)、H18、N63
「難しくて、フェアウェイの狭いコースで、ドライバーがよく、フェアウェイキープができました。アプローチもまあまあで、3パットもなく、全体にとてもうまくいったと思う」。寺岡選手は石川県アンダーハンディで優勝し、今大会に出場したが、対外競技はこれが初めて。ホームとなる金沢CCに入会したのも昨年のことだ。「20代からゴルフはしてましたが、本格的にしようかなと思い始めたのが40歳過ぎ」と言う46歳。「メンバーになって、月例会にも出るようになって、シングルの夢とか、ゴルフに対する姿勢は変わりましたね。といっても、練習をしっかりしてもいないし、楽しんでゴルフができればいいという気持ちは変わりません」。寺岡選手は、初めてづくし、トントン拍子の優勝にどことなく戸惑っている感じだった。
2位
18Hで鮮やかなバーディ
小澤健造選手(新城) G79(40、39)、H15、N64
インからのスタート、前半最後の18番H(509Y、パー5)で、右ラフからの第3打をピン右30センチにピタリと寄せて、今日ただ一つのバーディを奪取した小澤選手。「出だしでダブルボギー、ボギーと続いて、もうダメかなと思ったんだけど、だんだんと落ち着けた。ドライバーがまずまずでした。これで、JGA杯は3回目の出場になります」と嬉しそう。ゴルフ歴44年の71歳。「まだ、仕事現役ですよ、自営ですが。ゴルフ代を稼がなきゃね(笑い)」。(写真 18番Hでバーディを決めてガッツポーズの小澤選手)
3位
OB3発も、後半こらえて、まとめた
小林信雄選手(小松) G80(46、34)、H15、N65
「アウトスタートで、OBを3発も打っちゃって、半分諦めかけたけどこ、後半になったら、ブラインドホールが少なくて、全体に力みも取れて来たのかな。よくなって、34で回れた。アウトかインのどちらかでOBで崩れるパターンは多いですけど、入賞できて良かった。初めての日本、です」。ゴルフ歴10年の49歳。真剣にゴルフに取り組むようになってからは3年目の小林選手だった。
◆◇女子の部
優勝
愛娘が見守るグリーンで、「まさかの優勝!」
小網つばめ選手(能登G) G85(44、41)、H16、N69
アウト1組目で朝7時にスタートした小網選手。「前半はティーショットが悪くて、いいあたりは2回くらいしかなくて、トリプルもダブルボギーも叩いてしまい44、後半はアプローチに助けられました。いい感じに2オーバーで進んできて、最後の18番H(448Y、パー5)で3打目が奥のバンカーに入り、そこからうまく出せなくてトリプルにしちゃいました」とちょっぴり残念そうに振り返った。そんな小網選手をグリーンサイドで応援していたのが、愛娘の4歳の蘭ちゃんだった。石川県能美市在住の小網選手は、現在34歳。12年前に「漠然と」ゴルフを始めたのだとか。中部アンダーハンディは5年前の和合大会についで2回目の出場。「まさか、優勝できるとは思わなくて・・・。学生の時は、水泳をしていて、全国大会に出たことはあるけど、ゴルフでは初めての日本。楽しんできます」と、笑顔で帰路についた。ちなみに、小網選手のご主人は、今年、能登Gのクラブチャンピオンになり、来月、三重県の桑名CCで開催される佐々部杯に出場する予定だ。両親のゴルフをいつも見ている蘭ちゃんもいつか、ゴルフに興味を持つのかなあ。(写真/グリーンサイドで応援していた蘭ちゃんと)
2位
数少ない対外競技で、安定プレー。
上野杏奈選手(朱鷺の台) G81(41、40)、H12、N69
マッチングスコアカードで2位。「今日はバーディは1つだけでした。ドライバーは220〜230Yくらい、良かったです。試合はあまり出られないので、今回は朱鷺の台の人たちと一緒に来ました」。上野選手は、朱鷺の台CCでキャディの仕事をしている26歳。高校1年からゴルフを始めていて、中部ジュニアにも出場経験があるという。「ジュニアからしているんで、本当はもっとうまくなくちゃいけないんですけどね(笑)」。(写真 同組で回った選手たちと。右端が上野選手)
3位
「JGA杯にまた出られることになって、嬉しい」。
尾花恵美子選手(小松) G84(41、43)、H15、N69
「ティーショットはブレてましたけど、アプローチがまずまずでした」。マッチングスコアカードで3位。57歳の尾花選手のゴルフ始めは、子育てが落ち着いてきた40歳前。50歳を超えてから競技に参加、北陸でこれまでいろいろな競技に参加してきたが、「近頃は孫の世話とかあって、ゴルフの時間が減ってきてます。週1回は回れるようにはしているんですけどね」。JGA杯は2回目になる。
<会場風景、表彰式等 写真>