佐々部杯 1R成績表、2R組合せ表、速報記事を掲載しました
2022.11.24
2022年度(第43回)佐々部杯ゴルフ選手権競技
開催日/2022年11月24日(木)・25日(金)
会場/名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース
第43回佐々部杯ゴルフ選手権競技
2022年11月24日(木)
会場/名古屋ゴルフ倶楽部和合コース 6557yd、Par70
参加人数/158名(うち欠場4名)
天候/第1日 晴れのち曇り
永田丞選手(中部学連)が1アンダー69で首位に立つ。
3打差に、湯原光選手(岐阜国際CC)、菱田健斗選手(東海CC)、竹田直樹選手(福井国際CC)。
中部ゴルフ連盟主催競技の今年度最終を飾る佐々部杯ゴルフ選手権競技は、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで、第1日を終了した。
朝から青空が広がり、暖かな日差しが注いだ一方で、かなり強い風が吹いた。そのため、ショットは風の影響をまともに受ける形で、例えば、池越えの17番ショートホールなどは大きく左に流されてグリーンを外す選手が続出、難関ホールとなった。
CGA加盟倶楽部の今年度のクラブチャンピオンが一堂に会する佐々部杯。和合のグリーンも、スティンプ11.8、コンパクション24という素晴らしいコンディションで選手たちを迎えた。
第1日の結果は、強い風と硬いグリーンがスコアメイクを難しくし、首位に立ったのは、1アンダー69をマークした永田丞選手(中部学連)だった。中部学院大学1年の永田選手は今年度の中部学生チャンピオンの資格で出場。前半のインを1アンダーで折り返すと、後半もイーブンパーでまとめ、ただ1人のアンダーパーでフィニッシュした。
2位は3打差の72で、昨年度佐々部杯チャンピオンの湯原光選手(岐阜国際CC・東北福祉大1年)、中部オープンベストアマで出場の菱田健斗選手(東海CC・中京大3年)、そして、57歳の竹田直樹選手(福井国際CC)の3人。さらに1打差の73には、長屋琉斗選手(岐阜セントフィールドCC・岐阜城北高1年)、金原誠治朗選手(緑ヶ丘CC)、増野逸実選手(三好CC)の3人が続いている。
また、今大会には紅一点の清水遼奈選手(各務原CC・済美高1年)が出場、最年長出場は72歳の長尾福治郎選手(東建多度CC)で、2人とも、81ストロークで予選を通過した。
明日の決勝ラウンドには、84ストロークまでの93人が進出する。朝7時30分、アウト、インからのティーオフとなる。
<インタビュー>
首位と2位に、大学生
永田丞選手(中部学連) 69=35、34
今年の中部学生で優勝した永田選手が、インからスタートし、前半を2バーディ、1ボギーで折り返すと、後半は1番、2番を連続バーディ、7番、8番を連続ボギーのイーブンで初日を終えた。出場選手中、ただ1人のアンダーパーをマークし、首位に立った。「1日通して、風が強く、とても難しかったです。今年の中部オープンとCBC杯で回った時は夏で風はなかったので・・・」と振り返った。
中部学院大1年の永田選手は、今年、中部学生、日本学生、日本アマ、大学団体戦、そしてこの佐々部杯など初めて出場する試合ばかりで、新鮮な1年だったという。さらに、この2週間前、ドライバーとアイアンのシャフトを一気に変えた。「高校生の頃から使っていたシャフトでしたが、軽く感じるようになったので変えてみました。でも、まだ慣れないというか、不安定です。明日は、予報では風が今日ほどではなさそうなので、頑張ります!!」(写真右が永田選手)
湯原光選手(岐阜国際CC) 72=35、37
東北福祉大1年の湯原選手は、昨年の佐々部杯チャンピオンとして、今大会に出場。アウトからのスタートで、前半は
2バーディ、2ボギー、後半は1バーディ、3ボギーだった。「上がりの15番、17番、18番でボギーにしてしまったのはダメでしたね。17番は超アゲンストで、4番アイアンでも30ヤードショートしてしまった。調子が良くないのですが、なんとかまとめた感じです」と苦笑い。強豪・東北福祉大に入学し、体重も一気に増えて、細かった光くんは随分たくましくなった。9月からはジムに通うようになり、筋力アップを図っているが、そのせいで、今までとバランスが違ってきた状況なのだ。「通過しなければいけないことなので、しばらくは、試行錯誤です」。明日は最終組で、3打差を追う。(写真左が湯原選手)
菱田健斗選手(東海CC) 72=36、36
インからスタートし、2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーだった。「ダブルボギーは8番でした。3Wで右の傾斜まで行ってしまい、残り75ヤードがグリーン手前で、アプローチがピン奥へ。そこから3パットしてしまいました。ミスが続いた結果です。風が強く、グリーンが仕上がっていて、ショットでピンを狙えなかった」と反省しきり。中京大3年の菱田選手は、中部オープンベストアマの資格で今大会に出場。今年は、愛知県学生でも優勝している。「明日は風も少なそうだから、スコアを伸ばせるよう頑張ります」。
15番でイーグル奪取
竹田直樹選手(福井国際CC) 72=38、34
大学生たちに混じって、57歳のクラブチャンピオンが堂々の2位タイにつけた。竹田選手は、アウトからのスタートで前半を3ボギー、後半10番ボギー、12番バーディ、13番ボギーと出入り激しいプレーが続いたが、14番でバーディを奪うと、続く15番でなんとイーグルを奪取した。「残り181ヤードで上りのアゲンストだったので、3Uで200ヤードのつもりで打ちました。グリーンに上がって、奥を探してもなく、もしやと思って見たら、カップに入ってました。もう今日はドキドキのまぐれですよ」と笑顔。ゴルフ歴は約20年という竹田選手はクラチャンは5回目。「以前に和合で佐々部杯があった時に出場して、当時中学生だった湯原くんと2日目を回りました。明日、また、一緒に回れると思うと、今から嬉しいです。覚えていてくれるかな」。
◆紅一点の清水選手は高校1年生。81で決勝進出。
今大会でただ1人、女性で出場したのが、清水遼奈選手(各務原CC)だった。岐阜県の済美高1年で、クラブチャンピオンは2回目に獲得した。「今日は、グリーンが硬くて、ウッドで打つと止まらなくて大変でした。一緒の組の人たちは、みなさん優しく、とても上手で、すごく勉強になりました」。その同組の、金原誠治朗選手(緑ヶ丘CC)は73、源野智紀選手(朱鷺の台CC)は75、関谷健夫選手(岐阜関CC)は80で、全員が明日の決勝ラウンドで上位を狙う。(写真 左から、関谷選手、源野選手、清水選手、金原選手)
◆首位と4打差、73
長屋琉斗選手((岐阜セントフィールドCC・岐阜城北高1年) 73=37、36
増野逸実選手(三好CC) 73=37、36
最年長72歳も堂々予選突破。
長尾 福治郎(東建多度CC) 81
<会場フォト>