日本アマチュアに出場のCGAジュニア強化指定選手(2R)

2023.06.29

日本アマチュアゴルフ選手権競技
開催日/2023年6月27日(火)~30日(金)
会場/ツキサップゴルフクラブ
(写真・記事提供 (公財)日本ゴルフ協会)
(選手の所属は中部アマチュア出場時)

 

酒井遼也、松山兄弟の3人が+1で予選通過
~日本アマチュアゴルフ選手権競技 第2ラウンド~

2022年度(第106回)日本アマチュアゴルフ選手権競技の第2ラウンドが28日、北海道札幌市のツキサップゴルフクラブ(6,990ヤード パー72)にて147名の選手が出場して行われた。酒井遼也(ルネサンス豊田高)、松山茉生(グリーンヒル瑞浪GC)、松山怜生(グリーンヒル瑞浪GC)の3人は、通算1オーバーパーの40位タイで予選を通過した。

 

酒井遼也(JGAジュニア/ルネサンス豊田高等学校2年生)145(+1) 40位タイ
酒井は通算3オーバーパーで最終9番ホールを迎えていた。予選カットラインが頭をよぎっていた。+3でも予選は通るかも知れないが、確実にしたいためバーディが欲しかった。それまでショットはあれていて、スコアメイクに苦しんでいたが、このホールのティーショットは「気持ちを入れてマン振り」した。やや左に行ったものの、第2打はラフで残り193ヤードを7番アイアンでカットに打った。ボールは硬いグリーンをいったんはとらえたものの、ボールは奥のカラーまで転がった。そこから約13メートルをパターで打って、これをねじ込んで「これで今日一日救われた」という起死回生のイーグルだった。大分吹っ切れた様子だったので、明日は「60台を目指して」上位進出も期待できる。

 

松山怜生(グリーンヒル瑞浪ゴルフ倶楽部/福井工業大学附属福井高等学校3年生) 145(+1)40位タイ
兄の松山怜生は、3オーバーパーカのスタートで「アンダーを出していくしかないなと気合いを入れていきました」と4バーディ、1ボギーの3アンダーパー69をマークした。「今日はショットが全体的に良くて、パーオンも16回できた」と安定したゴルフを展開した。ただ「まだパットで取りこぼしが何個かあった」とグリーン上では、悔いが残った。これで見事に予選は通過し、残り2日間もプレーすることができる。「ショットはいいので、パットが入れば」爆発的なスコアを出すことも可能だ。弟の茉生と共に優勝争いができれば、最高だ。

 

松山茉生(グリーンヒル瑞浪ゴルフ倶楽部/名古屋市立守山北中学校3年生) 145(+1) 40位タイ
その松山茉生は、この日4バーディ、6ボギーの74と「悪かった」というラウンドだった。「1ピン以内のパットを7回ぐらい外した。最後も3パットで」と、グリーン上で苦しんだ。「4つバーディを獲ったけれど、きわどいパットを全部外した」という。「読みもあわなかったし、自分のストロークも良くなかった」と反省しきりだった。「今は1オーバーなんですけど、トータル的にはイーブンに持って行き、4日間でアンダーにしたい」というので、明日以降のプレー振りに注目したい。