[2015]中部アマチュア(本戦)1R成績・記事
2015.06.02
第48回中部アマチュアゴルフ選手権競技(本戦)
6月2~5日(火~金)
会場:芦原GC(海コース)
距離;6653ヤード、PAR70
参加人数;177名(うち欠場2名)
天候/第1日;曇り時々晴れ
中部アマチュア初日、トップは5アンダーの小木曽喬選手(富士可児)。
アンダーパー4人の中に、51歳木田正彦選手(名張)
北陸、福井県芦原ゴルフクラブで始まった第48回中部アマチュアゴルフ選手権競技。4地区予選を通過した175人が、朝7時10分からティーオフしていきました。第1組のホールアウトが1時30分過ぎ、最終組は実に6時という長丁場。選手たちは、各ホールで待ち時間ができるという状況でした。
1日目の結果、トップに立ったのは、5アンダー65の小木曽喬選手(富士可児・福井工大1年)、2位は、3打差の2アンダー68で、岡崎錬選手(中部日本パブ・福井工大福井高2年)、そして、さらに1打差の1アンダーに2人、木田正彦選手(名張)と作田大地選手(片山津・金沢学院東高3年)。高校生と大学生に混じり、51歳のベテラン、木田選手が堂々のアンダーパーグループとなり、熟年の実力を発揮するとともに日本アマ連続出場に向けて、好発進を切りました。
ホールアウトした選手たちの感想の多くは、「今日はピンポジションが難しい」「奥のピンの時に突っ込みきれない」とグリーン攻略のこと。初日から、ハードなセッティングなのも中部の頂点を決める闘いだからこそ、ですが、明日に向けて、練習グリーンでは多くの選手たちが残って練習を続けていました。
◇◆今大会の参加者内訳◆◇
60代 3人
50代 27人
40代 41人
30代 15人
20代 26人
10代 65人
(このうち、中学生6人、高校生35人)
明日の第2ラウンドも朝7時10分からスタート。2日間の成績で、上位80位タイまでが決勝ラウンドへ進出します。
<インタビュー>
5アンダーで首位
小木曽喬選手(富士可児・福井大1年) 65=33、32
6アンダー1ボギーで発進した小木曽選手。「ショットがよくて、ピンによくつきました。1.5メートルくらいのバーディパットが入ったので、スコアになりました。8番H(190Y、パー3)は風の読み違いをして、左に落としちゃいました」。先日の中部パブリックに優勝し、体調も万全の今週、「福井県の大会だから、ぜひ勝ちたい」と意気込み十分。現在、JGAナショナルチームメンバー。
2アンダー2位
岡崎錬選手(中部日本パブ・福井工大福井高2年) 68=34、34
小木曽選手と同じく、JGAナショナルチームメンバーの岡崎選手が3打差の2位につけた。4バーディ2ボギーで、「パー5は二つともバーディがとれたし、初日としてはよくできたと思う。ショットはまずまずだったけど、短いパットを外して3パットのボギーもありました」と振り返り、やはり小木曽選手同様に「福井県だから、ここで勝ちたい」とこちらもモチベーションしっかり、といった感じでした。
3位タイ、1アンダーは2人
木田正彦選手(名張) 69=33、36
インスタートで、5つのバーディのうち4つを後半に奪取した。「パットの距離感と方向がうまく合いませんでした。でも、初日からアンダーが出て、嬉しいですね」。周りからは「さすが、中年の星!」とかけ声をかけられ照れていたが、日本アマに毎年出場している51歳だけに、今回もおおいに期待できそうなスタートです。
作田大地選手(片山津・金沢学院東高3年) 69=38、31
アウトからスタートし、前半は1バーディ4ボギーだったが,後半に入り、1イーグル2バーディで一気に取り戻した。「イーグルは14番H(546Y、パー5)で、手前のバンカーからチップインでした。前半にもう少しパットが決まっていたらよかったです」。今回の目標は?と聞くと、「とりあえず予選通過です」と意外に地味な返答。とりあえず明日もこの調子で頑張って!