[2015]シニアOP1R成績・2Rスタート表・記事
2015.10.15
第15回中部シニアオープンゴルフ選手権競技(本戦)の成績・記事を掲載します。
日程:10月15・16日(木・金)
会場:富士カントリー可児クラブ(志野コース)
距離:6720ヤード、PAR72
参加人数:160名(うち欠場12名)
/プロ59名(うち欠場1名)・アマチュア101名(うち欠場11名)
天候:快晴
首位は3アンダー69。鎌仲悟(名四)と福田寿和(津C)が並ぶ
第15回中部シニアオープンが岐阜県の富士カントリー可児クラブ可児ゴルフ場・志野コースで始まり、第1日が終了しました。朝は冷え込み、第1組のスタート時には13℃でしたが、最終組の10時頃には23℃まで上昇、陽射しが強く汗ばむほどの天候になりました。
第1日のグリーンコンディションはスティンプ10.5フィート、コンパクション22。プロ58人と、地区予選を勝ち抜いてきたアマチュア90人が挑んだ結果、首位は3アンダー69で、鎌仲悟(名四)と福田寿和(津C)の2人。53歳の鎌仲は4バーディ、52歳の福田は5バーディを奪い、2人とも「パットのタッチがあった。ショットも良かった」といいゴルフだったと振り返りました。そして、首位を追いかける1打差の2アンダー70に、井出努(わかさ)と尾崎智勇(HOMEX)の2人、さらに1打差の1アンダー71にアマチュアの市森満選手(富山)と、アンダーパーは5人でした。
今大会は、総合の部のほか、アマチュア60代以上の部、アマチュア50代の部、プロ60代以上の部でも表彰が行われます。
第1日は、アマチュア60代以上の部は小山正行選手(新南愛知)が75でトップ、2位タイに77の、武山良一選手(桑名)、藤田敏和選手(愛知)、中村行宏選手(名古屋)の3人が続いています。
アマチュア50代の部のトップの市森選手に続いたのが土岐明彦選手(富士可児)で74、にさら赤坂壽彦選手(各務原)が75です。
プロ60代以上の部でトップに立ったのは滝安史((株)富匤)で72、1打差73に時田陽充(伊勢シーサイドGC)、2打差74に林照康((株)ウイル・ビー)と菊一利彦(鳴海)。
明日のスタートは朝7時30分から。優勝賞金100万円は誰の手に?!?
首位
鎌仲悟(名四) 69=34、35
スタートの10番H(367Y、パー4)で1メートルのバーディパットを決めたが、その後、パーキープで前半を終えた。「パットをひろいまくりましたね。それが良かったのか、後半にはいったらバーディが決まり始めました」。1番H、2番H、6番Hとバーディを奪い、順調にホールを進めた鎌仲プロだったが、最終9番Hでボギーをたたいてしまった。「今日の運があったら、もう少しバーディを取らなきゃね。惜しいパットをいくつも逃してしまったから。ただ、3パットはなし、明日もこういきたいですね」。53歳。プロ25年目。
福田寿和(津C) 69=32、37
実に5バーディを奪取した福田プロ。「バーディチャンスが多い一日でした。ショット好調で、パーオンできなかったのは3ホールだけ、昨日の練習ラウンドより10打はいい、グリーンがよくてタッチが合いました。18番H(437Y、パー4)でラフにすっぽり入ったんだけど、そこからパーをキープできたのは大きかったと思う」。同組の滝プロと競い合いながら、「いい感じにお互いバーディを取っていって、いいゴルフができました」と笑顔がこぼれた。52歳。この大会には、昨年に続く出場。
3位
井出努(わかさ) 70=35、35
アウト1組目でいきなり2アンダーをマークした井出プロ。4バーディ1ダブルボギーだった。ダブルボギーは8番HでのOBで、「それ以外は、まずまずでした」。大学を卒業してから、プロをめざし、31歳で合格、今年からシニア入りした50歳。
尾崎智勇(HOMEX) 70=36、34
「パッティングが全くダメ。最終の9番Hもそうだったけど、40センチが入らない。早いグリーンのせいじゃない、僕の腕のせい」と尾崎プロ。「ショットはいいんだけどね、今年はずっとこんな感じで、パターも毎回変えてみるんだけど、効果ないよ」と、どうしようもないといった感じで話すが、スコアは2アンダーで堂々の3位タイである。パットが入れば、ビッグスコアが飛び出すかも。さて、明日はどうなるのか?!
5位
アマチュアトップ
市森満選手(富山) 71=34、37
アマチュアながら総合5位につけた市森選手は、6番Hから3連続を含む6バーディを決めた。「6つ決めましたけど5つボギーもたたきました。ショットが良かったんで、ほとんどパーオン。唯一したアプローチが18番Hで、ボギーでした」。シニアオープンは初参加の57歳。今まで,この競技を知らなかったそうで、北陸・高岡CCでの予選会に今年初めて出てみたら通過したのだとか。先週開催された中部ミッドアマ優勝の山中敏靖選手と同じ富山CCでインタークラブの選手であり、富山県国体チームの監督も務める実力派。「今年の中部シニアでも初日よくて、2日目に落ちてるから、明日はそうならないように頑張ります!!」
プロ60代以上の部
トップ
滝安史((株)富匤) 72=33、39
首位に立った福田プロと同組だった滝プロがプロ60歳以上の部のトップに立った。「可もなく不可もなく、しいて言うなら、6番H(361Y、パー4)で10メートルのバーディパットが決まったことかな」とニコニコ。「明日に楽しみが続くからいいね」と倶楽部を後にした。プロになって40年近く。三重県に10年ほどいて、関東に行き5年、今年からまたこっちに帰ってきたダンディな64歳。
アマチュア50代の部
2位
土岐明彦選手(富士可児) 74=36、38
富士可児をホームコースにする土岐選手がアマチュア50代の部の2位につけた。「今年は不調というか、結果を出せてなくて、個人戦としては最後なので、このスコアで上がれてよかった」と振り返った土岐選手。昨年の大会では、1打差でベストアマを逃しているだけに、今年にかける思いは強い。53歳。