[2015]中部ジュニア(本戦)1R成績・2Rスタート表・記事
2015.07.27
第41回中部ジュニアゴルフ選手権競技の第1日目の結果を掲載します。
競技日程/7月27・28日(月・火)
競技会場/東名古屋カントリークラブ(西コース)
参加人数および距離/
◎男子15~17歳の部・・・63名/6784ヤード PAR72
◎男子12~14歳の部・・・48名/6459ヤード PAR72
◎女子15~17歳の部・・・26名/6242ヤード PAR72
◎女子12~14歳の部・・・24名/6242ヤード PAR72
天候/快晴
<2R>組み合わせ・スタート表はこちら・・・
<1R>各部の成績は下記の通り。
男子15~17歳の部 成績はこちら・・・
男子12~14歳の部 成績はこちら・・・
女子15~17歳の部 成績はこちら・・・
女子12~14歳の部 成績はこちら・・・
今年の中部ジュニアの会場は、東名古屋CC西コース。
猛暑の中、各部門とも好スコアの戦いに
快晴に恵まれた中部ジュニア第1日。今大会は、担ぎセルフスタイルではなく、バッグ運搬のキャディをつける規定になり、例年の東コースから西コースに変更されました。昨年までの特別推薦枠がなくなり、厳しくなった予選4地区から勝ち上がったジュニアは男女合わせて161人。朝から気温がぐんぐん上昇、猛暑となった西コースで、優勝、そして日本ジュニアを目指す戦いが始まりました。
第1日の結果、各クラスともトップはアンダーパー。レベルの高い戦いです。
各クラス上位選手インタビュー
◇◆男子15~17歳の部◇◆
5アンダーの木村選手をトップにアンダーパーが8人。70台のスコアを出した選手が43人とレベルの高い戦いになっています。団体戦ではありませんが、高校の戦いも興味深い明日となりそうです。
1位:木村太一選手(福井工大福井高2年) 67=34、33
前半を2アンダーで折り返した木村選手は、後半も好調をキープして3バーディを奪い、5アンダーでホールアウト。2組目でマークされたスコアは最後まで抜かれることなく、初日トップに立った。「ショットが良かった。最近はアプローチが良くなってきてスコアが出るようになってたけど、今日はティーショットもまあまあでした」と振り返った木村選手。「実は今年になって、ウェッジを小木曽先輩にもらったんです。もちろん、打ち方も教えてもらいましたけど、それからかな、よくなってきたのは」とこっそり教えてくれた。
2位:安達大空選手(津田学園高1年) 68=32、36
前半を4アンダーで回り、後半はどこまで伸びるだろうと思われたが、「だんだんとティーショットが悪くなっていって、14番H、17番Hは左に曲げ、枝にあたったりしちゃいました。アプローチとパットでしのぎました」。長身から繰り出す飛距離は300ヤード近くのロングヒッター。
3位タイ:桂川有人選手(ルネサンス豊田高2年) 69=35、34
「今日はパターが入らなくて苦労しました。ショットも思うように行かないし、耐えてましたが、最後の17番、18番Hでようやくバーディがとれました。明日は、パターで流れを悪くしないようにしたい」。中学卒業後、今はフィリピンでゴルフ修行中、高校は通信制でがんばっている。「タガログ語と英語と日本語を使い分けてます」という国際派。
3位タイ:横井優星選手(福井工大福井高2年) 69=34、35
男子の最終組でスタートした横井選手は前半を2アンダーとし後半に入る時に、アンダーパーが何人もいることを聞いた。ところが、10番Hでボギーをたたき、「16番Hから18番Hで一つは取って2アンダー」と思ったのだとか。「そしたら、2つとれました。3アンダーはいい初日です」と喜んだ。「アイアンがよかったのと、パッティングが良くなってきた」と言うが、その理由の一つに、CGA強化育成選手の中部アマ上位者のご褒美で連れて行ってもらったスコッティキャメロンパッティングシステムがある。引率した佐々木祥子委員は「去年とストロークが全く違っていた。それを自分で確認できたのが良かったと思う」と話した。
5位タイは71、若原亮太選手(岐阜聖徳学園高2年)、中山絹也選手(津田学園高3年)、松下有希選手(高岡第一高1年)、上村大河選手(日生桜丘高3年)の4人が続いています。
◇◆男子12~14歳の部◇◆
岐阜地区予選を通過してきた冨田選手と黒田選手が1位2位となりました。二人の目標はもちろん日本ジュニア、「ゼッタイに行きたい!!」と口を揃えました。
1位:冨田幸暉選手(中山中3年) 68=33、35
インスタートで前半は11番Hのバーディだけ。後半に入り、2番Hでボギーを打つも、5番Hでバーディ、7番H(523Y、パー5)では10ヤードをチップインイーグルとすると、続く8番H(333Y、パー4)でも2メートルを沈めバーディとした。「7番も8番もカップの周りをくるりと回って入ったんです。ラッキーでした」と冨田選手。「前半が終わって、休憩したら、かえってバテたみたいで、身体の動きがうまくいかなかった。5番あたりからまた体が動き出して、バーディが取れました。良かった!!」。
2位:黒田智之選手(美濃加茂中2年) 69=34、35
「ショットが良かった。4つのバーディは、チップインが一つと、後は1メートルくらいの短いのでした」と黒田選手。昨年は9位に終わった中部ジュニア。「今年は優勝を狙って、日本へ行きたいです!!」
3位タイグループは71、杉浦悠太選手(高浜中2年)、山中頌選手(員弁中3年)、竹内優騎選手(天神中1年)、鈴木千貴選手(星城中2年)の4人が続いています。
◇◆女子15~17歳の部◇◆
1位タイ71に4人が顔を揃えました。
小野、藤岡、吉本の3選手はインからのスタートで同組でプレー。飛距離のある小野、吉本選手、パッティングの上手い藤岡選手がそれぞれの力を発揮しました。
写真は左から、藤岡選手、松田選手、小野選手、吉本選手。
松田鈴英選手(福井工大福井高3年) 71=33、38
アウトからのスタートで1番H、8番H、9番H、10番Hと4アンダーで順調だったが、11番H、15番H、17番Hとボギーをたたいてしまった。「暑さにバテました。突っ込むような感じになって、ショットが乱れてしまって・・・。頑張ってボギーでしたね」と残念そう。中学3年から中部ジュニアはずっと2位ばかりという松田選手。今年こそ!!
吉本七海選手(福井工大福井高2年) 71=33、38
「前半はバーディがとれなかった。後半の1番Hでようやくバーディが来て、流れが変わったように思います。5番H(362Y、パー4)で横から10ヤード位をチップインして、そこから7番Hまで連続バーディとれました」。激戦の北陸地区を勝ち上がってきた吉本選手は飛距離240ヤード。明日は、初の日本ジュニアを目指す。
藤岡芽以選手(津田学園高3年) 71=34、37
3バーディ2ボギーの1アンダー。「私は飛ばないので2人(小野、吉本選手)から30~40ヤード置いてかれるんです。今日はロングパットも含めて、よくパットが決まってくれました。昨日まで調子が悪くて、どうしようかと心配してましたが、ホッとしてます」。
小野祐夢選手(帝京大可児高3年) 71=36、35
「14番H(361Y、パー4)でセカンドが120Y、ダイレクトに入りました!!イーグル!!」と第一声。「後半になってショットが絡んで行ったんですが、パットが全然入らなかった。今ひとつのゴルフでした」。小野選手は現在ナショナルチームメンバーで、日本ジュニアのシード権を獲得している。明日は高校最後の年の栄冠を狙う。
5位タイグループは73。梅田奈那選手(栄徳高2年)と青井麻瑚選手(栄徳高1年)の2人です。
◇◆女子12~14歳の部◇◆
1位:中川成美選手(千代田中3年) 69=35、34
インからのスタートで4バーディ1ボギーの3アンダーでホールアウトした。ボギーは後半の出だし1番H(475Y、パー5)での3パット。「今日はパーオンできたホールが多く、よかった。パットも入ってくれました。60台は久しぶりなので嬉しい」とニコニコ。会うたびに大きくなっているように感じる中川選手は今164cm。CGA強化育成指定選手に選ばれており、「トレーニングもまあ、やっています」と苦笑いした。
女子の部は15~17歳の部、12~14歳の部ともに同距離でプレーしている。その中で、トップのスコアをマークした中川選手の、明日が楽しみである。