[2015]中部ミッドアマ(本戦)2R成績表・記事
2015.10.09
第5回中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技
日時:2015年10月8日(木)9日(金)
会場:さなげカントリークラブ
距離:6834ヤード PAR72
参加人数:153名(うち欠場10名)
天候:第1日/快晴、第2日/快晴
山中選手(富山)がリードを保ち、通算3アンダーでぶっちぎり完全優勝
昨日の強い風がおさまり、穏やかな秋晴れに恵まれた決勝ラウンドが終了しました。
素晴らしい仕上がりとなった今回のさなげCCのグリーンは、今日も11フィートをキープ。
風が少ない分、スコアは伸びていくのかと思いきや、選手たちにとっては「昨日の風が頭に残って、クラブ選択が難しくなった」「グリーンの速さには慣れてきたけど、11フィートはやっぱり速い」など、ゴルフは一日たりと同じ条件はないということを改めて感じさせた大会となりました。
競技は、第1日首位の山中敏靖選手(富山)が前半9番Hで3.5メートルのイーグルパットを決めて、イーブンパー36、通算2アンダーとして首位のまま折り返し、後半も調子を崩すことなく独走。3バーディ2ボギー35と1打伸ばし、通算3アンダーでホールアウト。2位に実に6打差をつけるぶっちぎりの完全優勝を果たしました。
2位は、今日をイーブンパーで回った福岡逸人選手(三好)、3位タイに、52歳の木田正彦選手(名張)と53歳の米山博幸選手(魚津国際)、さらに5位に三浦英夫選手(笹戸)が入賞しました。
<入賞>敬称略
優勝 山中敏靖(富山) 141=70、71(36、35) 前列左から4番目
2位 福岡逸人(三好) 147=75、72(37、35) 前列左から2番目
3位 木田正彦(名張) 148=75、73(36、37) 前列左から5番目
米山博幸(魚津国際) 148=73、75(37、38) 前列一番左
5位 三浦英夫(笹戸) 149=76、73(36、37) 前列一番右
※写真 前列左から3番目は、澤田康夫・CGA専務理事
※写真後列は、日本ミッドアマ出場権を得た選手(一部)
また、日本ミッドアマゴルフ選手権競技への出場権は、通算153ストロークまでの17名が獲得しました。タイが生じたため、最終ラウンドのスコアにより決定されました。マッチングで出場権を逃した長谷川選手は普段通りにプレーができなかったことを振り返り、「最終組を初めて経験したけど、本当に緊張しました。こういう経験を積み重ねて、強くなっていくんですよね。次に向けて、頑張ります」。
優勝
「2日間、3パットが一回もなかった」プレーファストのお手本ゴルフ
山中敏靖選手(富山) 141=70、71(36、35)
第1日に2アンダー首位の山中選手、1アンダーの長谷川正宏選手(やまがた)、1オーバーの榊原吉規選手(知多)の3人が最終組でスタート。1番H(420Y、パー4)で山中選手と長谷川選手がパーパットを外し、いきなりのボギー発進となり、波乱の幕開けかと思われたが、山中選手は、続く2番H(176Y、パー3)でピン右1メートルにつけバーディで降り出しに戻した。そして、優勝をグンと引き寄せた9番H(495Y、パー5)のイーグルは、ラフから200Yの第2打を6番アイアンでピン左3.5メートルにつけた結果。後半に入って、10番H(390Y、パー4)でボギーをたたいたが、11番H(400Y、パー4)、12番H(340Y、パー4)で連続バーディを奪った。このとき、2位を走っていた榊原選手がOBを出したこともあり、山中選手はようやく「優勝できるかもと思った」と言う。
「この2日間、一度も3パットをしなかったのが良かったです。最終組は何度も経験しているけど、いつも気合いが入りすぎて、力が入ったり、考えすぎたりして失敗。今日は、深く考えないでいこう。フェアウェイならピンを狙う。ラフなら乗せる。こぼれて、寄せがうまくいかなかったら、ボギーもしかたない。3パットだけはさけよう。って感じでした」。
山中選手は、アドレスにはいってからショットやパッティングまでがすこぶる早い。プレーファストのお手本のようなゴルフをする。「いつも父親に早くするように言われ続けてきたから」と言うが、「実は、先週から素振りを一回だけ入れることにしたんです」と恐縮したように教えてくれた。というのは、飛距離を出すのに素振りのルーティンもあり、と聞いたからとかで、「まだ1週間ですが、今回はうまくいきました」。
北陸オープンのローアマを3年連続、北陸マスターズ優勝、中部パブリックなどの勝利はあるがCGA主催競技は今回が初めてとなる。父親がゴルフ練習場を始めたのをきっかけに、25歳から倶楽部競技に参加するようになったというから、ゴルフ歴はまだ13年ほど。山中選手は「もう13年も経ちました」と言うが、プレーファストでスコアメイク、これからも多いに活躍を!!
2位
「バンカーから、いくつもパーをひろえました」
福岡逸人選手(三好) 147=75、72(37、35)
ディフェンディングチャンピオンの福岡選手は、第1日を75とし、首位と5打差の8位タイで決勝ラウンドを迎えた。スタート前に「去年より1日目は良かったから、パープレーに戻すつもりでいく」と昨年の大逆転を密かに狙っていたが、3バーディ3ボギーのイーブンパーでホールアウト。首位と6打差がついたが、堂々の2位入賞を果たした。痛めている左肘を、試合後すぐアイシングしながら、「なんとか面目を保ったかな。今日はショットが左にばかり行っていた、バンカーからパーをひろったホールがいくつもあった。しのぎましたよ」と、思わぬ(?)2位を喜んだ。
【13:40】経過速報更新。
経過速報はこの段階で一旦終了とし、この後は、確定成績を掲載します。
確定成績の掲載は、15:30前後の見込みです。
【13:25】経過速報更新。
【13:10】13H終了時点でトップは通算3アンダーの山中選手。2番手とは6打差。
【12:58】経過速報更新。
【12:10】これ以降、上部に成績速報を掲載します。概ね30分毎の更新予定。
【11:49】ハーフ終了段階で、暫定トップは通算2アンダー、山中敏靖選手(富山)。ハーフスコアは36。
2位に通算イーブンパーで榊原吉規選手(知多)が続く。ハーフスコアは35。
【11:43】最初の組がHO。
【11:40】最終組が間もなくハーフターン。
【11:00】
時折やや強く吹く風があるものの、豊田の街並みの向こうに見えるはずの山々の稜線は、かすんで見えません。
しかし、コースでは、並行している18Hから9Hへボールが・・・
【10:10】本日の欠場は3名。従って、87名の決勝ラウンドです。
【10:00】
今日も悲喜交々の戦いが・・・
【9:30】
競技をしっかり支えていただいているスタッフの皆さん。多謝
【8:55】
第2ラウンドには、90位タイまでの選手が進出なのですが、今回は最終組のHOまでもつれる混戦で、最終的にジャスト90人の戦士が進出となりました。2Rのデッドヒートが期待されます。
【7:30】
昨日の風が嘘のように穏やかな天候となった第2ラウンドが定刻にスタート。