[2015]中部ミッドアマ(本戦)1R成績表・記事
2015.10.08
第5回中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技(本戦)の競技速報・記事を掲載します。
日程:10月8・9日(木・金)
会場:さなげカントリークラブ
距離:6834ヤード PAR72
参加人数:153名(うち欠場10名)
天候:快晴
強い風の中、首位は2アンダー、山中敏靖選手(富山)
快晴ながら強い風が吹く一日でした。しかも、グリーンコンディションは、スティンプ11フィート、硬い仕上がりになっており、選手たちからは「速い、止まらない」と嘆く声が多く聞かれました。
7時30分にスタートした第1組がホールアウトしたのは午後1時10分。今日の状態からはスコアはそんなに伸びないだろうとの予測があったものの、いきなり2オーバーの74で上がったのが、宮園正則選手(額田)でした。「ショットもパットもそんなに悪くなかった」とまずまずの出来に満足げ。すると、第2組でも同じく74で藤井靖啓選手(大樹旭)、第3組では榊原吉規選手(知多)が1オーバー73をマーク、黒澤正之選手(中部日本パブ)が74でホールアウトと立て続けに好スコアが出てきて、この先に期待がかかりました。ところが、スコアはそれ以後、ぱたりと止まってしまいました。スコアが動いたのは、イン15組で、今日初めてのアンダーパー、71とした長谷川正宏選手(やまがた)でした。
この頃になると、注目はカットラインです。90位タイは83ストロークではないかとスコアボードを見ながら皆が予測を始めていました。そして、16時25分。ようやく最終組がホールアウトし、アテストすると、事態が一気に変わったのです。山中敏靖選手(富山)が2アンダー70をマークし、するりと首位に躍り出ました。さらに、この4人組がともに好スコアだったため、カットラインは1打縮まり82ストロークに。明日へ進出する選手は90位タイ90人となりました。
明日の決勝ラウンドは、午前7時30分よりアウト、インそれぞれからスタートします。
<インタビュー>
2アンダー首位
山中敏靖選手(富山) 70=34、36
3ボギー1ボギー。最終組でホールアウトし、首位に立った山中選手は「今日はドライバーが良くて、フェアウェイに行ったので、セカンドもあまり考えなくて打てました。いつも3パットをしてしまうんだけど、それがなかったことでスコアに繋がったと思います」と淡々とした口調。皆が気にしていた風について聞くと「風はあまり気になりませんでした」とにっこり。38歳。
2位
長谷川正宏選手(やまがた) 71=36、35
インからのスタートし、いきなり10番Hでバーディがきた。「ティーショットがまがらなかった。アイアンは今ひとつだったので、とにかくピンじゃなくてグリーンのセンター狙い。パーを取ることを意識していったら、結果としていいスコアになりました。明日は最終組ですよね。初めてのことなので、緊張します。今夜、寝られるかな」嬉しいけど、どうしよう、そんな雰囲気でいっぱいの長谷川選手だった。38歳。
3位タイ
榊原吉規選手(知多) 73=35、38
バーディはチップインした6番Hと、4メートルの下りフックラインを決めた12番Hのふたつ。「久しぶりに速いグリーンで楽しみながら苦しみながらゴルフできました」と無難に回ってこれたことを喜んだミッド5年目の榊原選手。先日、兵庫県で行われた日本ミッドパブリックで準優勝し、日本ミッドアマの出場権を獲得したばかり。明日はタイトルをめざした闘いとなる。35歳。
米山博幸選手(魚津国際) 73=34、39
「パターとドライバーが調子よくて、5バーディでした。ボギーは後半が多かったけど、風が変わって、ラフに入ってしまったところ」と、米山選手は今年絶好調だと教えてくれた。4年前の49歳の時、突然、ギランバレー症候群を患い、一ヶ月の入院、そして、「9歳の筋力まで落ちちゃったんですよ。げっそりやせたし。それで、それから、筋トレをものすごくやって、大変でした。ここまで、ゴルフができるようになるとは思っていなくて、嬉しいです。で、今、調子いいんで、明日も頑張ります!!」難病を乗り越えて、今がある。満面の笑顔が、物語っていた。
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【16:40】1R最終成績表掲載
【15:35】成績速報更新
アンダーパー1名、長谷川選手(やまがた)。
経過速報はこの段階で一旦終了とし、この後は、確定成績を掲載します。
確定成績の掲載は、17:00前後の見込みです。
【15:05】成績速報更新
【14:35】成績速報更新
【14:05】成績速報更新
【13:40】これ以降、上部に成績速報(pdf)を掲載します。
概ね30分毎の更新予定。
なお、90位タイまでの選手が、明日の第2ラウンドに進出となります。
【13:15】トンボが待ち受ける中を1組目がホールアウト、アテストに。
【12:45】1組目のホールアウトは13:00前後の見込み。
【12:25】競技は約30分の遅れで進行中。
【11:40】グリーン情報です。
【10:55】約15分遅れの進行。空は”完璧”な日本晴れ。
【10:00】進行は7~8分の遅れ。
【7:35】
風がやや強く吹くものの、晴れ渡った秋空の元、定刻の7:30に1番H、10番Hの2ウェイでスタート。
8分間隔で1番スタートが20組(10:02スタート)、10番スタートが19組(9:54スタート)です。
欠席10名を除く総勢143名の2日間に渡る熱戦を繰り広げます。