[2015]中部女子アマ成績表(1日目)およびスタート表(2日目)・記事
2015.05.28
第45回中部女子アマチュアゴルフ選手権競技
開催日/平成27年5月28日(木)・29日(金)
会場/岐阜関カントリー倶楽部(西コース)
距離/6256ヤード PAR72
参加人数/168名(うち欠場10名)
天候/第1日:晴れ
成績表(1日目)・・・こちら(PDF)
組み合せ・スタート表・・・こちら(PDF)
CGA主催競技の幕開けとなる本戦は女子アマ
初日トップは、4アンダー、大学3年の松田唯里選手(芦原)
平成27年度CGA主催競技本戦がいよいよスタート。今年も、開幕戦は中部女子アマです。会場は、岐阜県の岐阜関カントリー倶楽部・西コース。5月とは思えない暑さが続いているこの頃、今日も暑いながら空には薄雲がかかっている状態、風向きは珍しく冬の風でしたが、選手たちには過ごしやすい一日になりました。
最年長68歳から最年少12歳の小学6年生まで、158人が第1ラウンドを闘った結果、首位に立ったのは、松田唯里選手(芦原・福井工大3年)で4アンダー68ストローク。松田選手は朝7時30分、インコースの第1組最初のティーオフで、アテストも1番最初、そのビッグスコアは最終組まで抜かれることがありませんでした。
2位は、首位と2打差の70で、新木葉月選手(グリーンヒル瑞浪)。続く3位タイの1アンダー71に、実に6人が並んでいます。そして、今日の158人中、70台はなんと76人というレベルに、明日の決勝ラウンドはかなりの混戦が予想されます。
また、14番ホール(165Y、パー3)で。吉音羽選手(やまがた・岐阜聖徳学園高2年)がホールインワンを達成しました。
2日間の競技成績により、今年の日本女子アマチュアへの出場権は上位13名、また、25歳以上の選手で上位20名が日本女子ミッドアマチュアの出場権を手にします。
<インタビュー>
4アンダーの予想的中
松田唯里選手(芦原・福井工大3年) 68=32、36 1位
インからのスタートでハーフラウンドを1バーディ1ボギーのイーブンで終え、後半を待つ間に、松田選手は、「インを2アンダーで回りたいと思っていたけど、ちょっと失敗しちゃった。でも、今日は、4アンダーが一人くらい出るんじゃないかな」と話していたのだ。終わってみれば、その4アンダーは松田選手で、後半のアウトで見事に4つ潜ってきた。1,2,3,5,9番の5ホールをバーディ、8番Hボギーの内容。「4つバーディが来たから、8番Hで狙いに行っちゃったんです。3打目を突っ込んでしまって、2メートルのパットも入らなかった。でも、今日は久々にいいゴルフができました。ショットがすごくよかったんで・・・」といつものニコニコ笑顔。「明日は69を目標にいきます。心配性だから、きっと眠れないかもしれないけど」と笑ったが、そこは昨年の日本女子学生チャンピオン、日本女子アマベスト8である。きっちりと、昨年の中部女子アマを3位に終わったリベンジに燃えてるはず。(写真、左が松田唯里選手、右は妹の鈴英選手)
首位と2打差の2位
新木葉月選手(グリーンヒル瑞浪) 70=36、34
2アンダーで、1位と2打差の2位につけたのは新木葉月選手。この春、愛知県の聖霊高校を卒業し、目下プロテストに挑戦中。4バーディ2ボギーの内容にも「バーディのうち、5番Hはチップイン。今日はパーオンするホールが少なくて、アプローチが冴えていた分、助かりました」。
3位タイは6人。明日は3打差を追う
坂口悠菜選手(中部学連・名商大3年) 71=38、33
インからのスタートで後半の8番Hまでは3アンダーだったが、最終9番H(391Y、パー4)で痛恨の4パットをたたいた。「すごく残念。明日は絶対にそういうミスはしない」。
長谷川せら選手(TOSHIN Central・稲羽中1年) 71=36,35
2バーディ1ボギーだった。「アプローチがよらなくて、パターでなんとかカバーできた。ショットもぶれてました。上位に入って、日本女子アマに行きたいです」。
芦沢衣里選手(愛知県連・愛大1年) 71=36、35
「今日は寄せてワンパットが多かった。こういうグリーンが好きです。読みやすかった」と好スコアを喜んだ。
海道ゆず選手(芦原・福井工大福井高2年) 71=36、35
「ノーボギーのゴルフができて、すごくうれしい。ベストスコアです。楽しいゴルフができました」。
小野祐夢選手(明智・帝京大可児高3年) 71=36、35
昨年の中部女子アマチャンピオンの小野選手。3バーディ2ボギーの内容だった。「乗るんだけど、パターが入らない。アプローチも上手くイメージできませんでした」と残念そう。
土方優花選手(リオフジワラ・ルネサンス豊田高2年) 71=35、36
4バーディ3ボギー。「ドライバーが良かった。久しぶりの競技なので最後までドキドキしていました」。昨年、津田学園高からルネサンス豊田高に転校、現在は兵庫県在住のため、「明日の頑張りが大事」と自分に言い聞かせていた。
25歳以上のミッド選手のトップは2オーバー
佐藤綾選手(やまがた) 74=36.38
「今日はいいゴルフができた」と佐藤選手。
写真は、左から長田紫野香選手、佐藤選手、嘉田チカ選手
初めてのエース達成
吉音羽選手(やまがた・岐阜聖徳学園高2年) 73=34、39
14番H(165Y、パー3)で初のホールインワンを達成した吉選手。スリクソン6番アイアンで放ったボールは「手前からピンそばに落ちたと思ったら消えた」のだとか。「でも、それで、舞い上がっちゃって、次の15番ホールで右にふけてOBして、トリプルを打っちゃったんです」と恥ずかしそうだった。