[2012]中部アマチュア（第３日） : 中部ゴルフ連盟

[2012]中部アマチュア（第３日）

2012.05.31

第４５回
中部アマチュアゴルフ選手権競技（第３日）
開催日／平成２４年５月２９日（火）～６月１日（金）
会場／四日市カンツリー倶楽部
距離／７３０５ヤード　ＰＡＲ７２
参加人数／１６２名（決勝進出８４名）
天候／（第３日）晴れ

第３日

【第３日】

小野田選手、首位を堅持、小木曽選手に７打差をつける。

三重の星、伊藤有志選手３位へ浮上

予選を通過した８４名による決勝３日目が始まりました。昨日同様に気持ちの良いゴルフ日和。ピンポジションが難しくなりグリーンも早くスコアが伸び悩みました。にもかかわらず、首位を走る大学生の小野田享也選手（グランディ浜名湖）はこの日もアンダーパー　７１でホールアウト、絶好調です。２位の高校生である小木曽喬選手（富士可児）は、今日２オーバーで首位の差が開いてしまいました。
三重の星と目下、地元で注目の伊藤有志選手（ローモンド・三重高３年）がパープレーにまとめて３位に上がってきました。明日の最終組は小野田、小木曽、伊藤（有）という組み合わせ。若手トリオで面白いゲームになりそうです。
７３０５ヤードの長いコースで決勝へ進出した身長１４１ｃｍ・３３ｋｇで最年少の田中伸乃輔選手（平尾・桜丘中１年）は、２日間を７７・７４でホールアウト。３日目が大いに期待されましたが、スコア８２で残念ながら４２位タイへ後退しました。しかしティーショットの平均飛距離が２００ヤード、２打を５０ヤード圏内に落してグリーンを狙う３オン１パットのリズムは、相当アプローチを練習しており、アマチュアゴルファーのお手本のようなゴルフです。決勝となるとピンポジションも難しくなり経験不足もありますので、むしろ上出来、明日の踏ん張りにエールを送ります。

いよいよ明日は、中部のナンバーワンが決まります。そして日本アマ、中部オープンの出場権獲得選手も決まります。
今年の日本アマチュアゴルフ選手権競技は、奈良国際ＧＣ（７月３－７日・火－土）で開催され、本競技上位１５名に出場権が与えられます。中部オープンゴルフ選手権競技は愛知県・南山ＣＣ（８月２９―３１日・水－金）で開催され、本競技上位３５名に出場権が与えられます。

＜決勝ラウンドに進んだ８４人の世代内訳＞（）の中は参加人数
６０代　３人　（１０人）
５０代　４人　（１４人）
４０代　１６人　（４８人）
３０代　１５人　（２７人）
２０代　１８人　（３０人）
１０代　２６人　（３３人）

＜インタビュー＞

首位を独走。今日も１アンダーで通算６アンダー
小野田享也選手（グランディ浜名湖：日大３年）　２１０=７１、６８、７１（３８、３３）　１位
前半３ボギー１バーディで３８としたが、２位でスタートした小木曽選手もあわせるように３８で、二人の差は変わらず４打差で後半へ。小野田選手は１１番Ｈ、１４番Ｈとバーディ、１５番Ｈで３パットのボギーとするも、続く１６番Ｈ、１７番Ｈで連続バーディを奪い。上がってみれば、１アンダー７１でホールアウトした。「今日は１オーバーのつもりだったんで、３オーバーまでいった時は少しあせりました。パーを取りに行って、バーディを待つ、という形ですすめました」。心配だった“ひっかけ”は今日は１番Ｈだけで、ショットは安定感を増してきた。２位の小木曽選手とは７打差で迎える最終日は「前半からバーディを狙っていきます。後悔したくないですから」と気を引き締めた。

イーブンパーの７２で回り、３位に
伊藤有志選手（ローモンド：三重高３年）　２１９＝７５、７２、７２（３５、３７）　３位
２日目、３日目とイーブンパーを続け、じわじわと上がってきたのが伊藤有志選手だ。「この４日間は、固いゴルフに徹していこうと決めてます。ロングホールもあえて狙っていません。今日は、最後の２ホール（１７番Ｈ、１８番Ｈ）でボギーを打ってしまった」。昨年の日本アマでは中部でただ一人マッチプレーに進んだ伊藤選手。今年もいい位置で最終日を迎える。

福井工大福井中・高から参戦。全員が決勝に進出した 福井工大ゴルフ部の子たち
今や中部の強力高となった、福井工大福井中・福井高。北陸地区予選を突破して中部アマに出場したのは生徒５人と、コーチの福岡康文選手。そして、全員が今日からの決勝ラウンドにすすんだ。写真は、左から、宮原雅人選手（高２）、伊藤奨真選手（高１）、小木曽喬選手（高１）、金子直矢選手（高２）、森田匠海選手（中３）

２位　小木曽喬選手（富士可児：福井工大福井高１年）
２１７＝７１、７２、７４（３８，３６）

４位　飯田耕正選手（ジャパンクラシック）　２２０＝７５、７１、７４（３８、３６）