[2012]中部ミッドアマチュア(第1日成績表、第2日スタート表)掲載
2012.10.09
第2回 中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技
開催日/平成24年10月9、10日(火・水)
会場/片山津ゴルフ倶楽部
距離/7118Y PAR72
参加人数/138名
天候/晴れ
【第1日】
飯田耕正選手(ジャパンクラシック)
2連覇に向けて、好スタート
北陸・片山津ゴルフ倶楽部は、秋の大会にふさわしい好天に恵まれました。中部ミッドアマチュアは、中部の30歳以上のトップアマチュアが出場する競技。 学生やジュニアの参戦はなく、大人のゴルファーらしい重厚感のある選手権競技です。
好天に恵まれましたが、風もあり、選手たちはなかなか風の読みを計算に入れたショットが放たれません。パッティングしたあとに風でラインが変わった、と嘆いた選手もおり、ほとんどの選手が風に翻弄させられていました。
80台もおかしくない状況下で、トップに立ったのは飯田耕正選手(ジャパンクラシック)で1アンダー71をマークしました。2位は地元・片山津GCの堀 信義選手で2オーバーの74です。
飯田選手の優勝となれば、第1回に続く快挙となります。 第1日の競技の結果、86ストロークまでの91名が明日の決勝ラウンドに進出します。
今日の空は、まさに澄み渡る青。片山津のすぐ上を、ジェット機が着陸態勢に入って横切っていく。
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インタビュー
ショットが乱れるも1アンダーで首位発進
飯田耕正選手(ジャパンクラシック) 71=37、34
ホールアウトしてハウスに戻ってくる選手たちが軒並み「ふ~っ」とため息をついて、今日の自分を嘆いていた中で、圧巻の1アンダーで帰ってきたのが飯田選手だった。もちろん、ただ一人のアンダーパーであり、2位とは3打差。「ショットは不安定で、フェアウェイはあったかな、ってくらいだった。でも、ラフからも止まったし、グリーンもいいころがりだった。2、3メートルのパットが決まったんでよかったです」。他の選手達とはコースの印象がこれほど違うのか、と思うくらい。今年の東海クラシックでベストアマに輝いた飯田選手だけに、その実力はズバ抜けているのかもしれない。
だが、本人は「最後まであきらめちゃいけない」ことを、亡き父から学んだのだとしんみりと話す。「父が自分に残してくれた、とても大事な教えですから、ボギーになりそうなパットひとつにも強い気持ちでいこうと回ってます」。
3バーディ2ボギーの内容に、「今日はパターが久しぶりによかった。明日はフェアウェイにもう少し行ってくれたら、いいですね」とさっそく練習場に向かった。
2位 片山津を知り尽くす40歳が魅せた
堀信義選手(片山津) 74=36、38
1組・1番スタートで好発進した堀選手。前半のアウトコースを2バーディ2ボギー、後半を2ボギーとした。「16番H(546ヤード、パー5)でバンカーに捕まったうえに3パットしてボギーとしたことが惜しかったけど、まあまあでしたね」。
片山津をホームとする堀選手が最初にホールアウトした時、予想をきいてみたのだが「70台はそんなに多くないんじゃないかな、風もあるからね、今日は」、結果はまさにその通りだった。70台は130名中わずか26人だったのだから。
片山津独特の海からの風は、ロングホールでアゲインストになると、大変なのだとロングヒッターも言う。そして、トップアマも手こずるグリーンの早さ。7000ヤードを超す飛距離。明日の決勝では、このコースを知り尽くす堀選手がどんな攻めを魅せてくれるのだろうか。
3位 「明日も自分のゴルフを、たんたんと」
湯澤秀和選手(朱鷺の台) 75=39、36
10番H(382ヤード、パー4)で花道からの10ヤードをパターで入れた。15番H(461ヤード、パー4)で下りの7メートルのフックラインが決まった。「それで波に乗れて、後半は自分のゴルフに徹してやりました。」先週のぎふ清流国体で、富山県の代表として闘ってきた湯澤選手は、これまでよくなかったパットの練習をして、イメージを作ってきたのが功を奏したと教えてくれた。「明日も、たんたんと、自分のゴルフをしたい」。
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76の4位タイグループは4人
金原誠治朗選手(中日:写真左上) 76=38、38
小野祐次郎選手(貞宝:写真右上) 76=38、38
須田繁之選手(ぎふ美濃;写真左下) 76=38、38
三浦宗樹選手(豊田:写真右下) 76=37、39
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77の8位タイグループには5人、そのうち北陸勢が2人
原田英明選手(瑞陵:写真左上) 77=38、39
宮崎洋平選手(東名根羽:写真右上) 77=40、37
源野智紀選手(朱鷺の台:写真左下) 77=39、38
相羽鉦弘選手(東名古屋) 77=36、41
島賢司選手(呉羽) 77=34、43