[2012]中部小学生・（成績表／記事）
2012.08.01
第６回 中部小学生ゴルフ選手権競技
開催日／平成２４年８月１日（水）
会場／三好カントリー倶楽部（東コース）
参加人数／
男子小学４～６年生・・・５６名 （地区予選参加者 １１５名※欠場は除く）
女子小学４～６年生・・・２７名 （地区予選参加者 ５９名※欠場は除く）
距離／
男子小学４～６年生・・・５６３５ヤード ＰＡＲ７２
女子小学４～６年生・・・５６３５ヤード ＰＡＲ７２
天候／晴れ
スタート表・・・・・・・・・・・・・・・
[成績表]
男子小学４～６年生の部・・・・・
女子小学４～６年生の部・・・・・
アンダーパープレーが２名。
７０台が男子１４名、女子３名。
焼けつくような真夏の太陽が照りつける青空。しかし台風余波の風が強く、連日の猛暑は一休みといったところ。
小学生４－６年生の男女８３名は、ときおり強い風に負けそうになりながらも無心にボールを追いかけました。距離５６３５Ｙは、東コースのレディースティー５８８５Ｙ（コースレート７３．２）より２５０Ｙ短いだけ。それなのにアンダーパーが２名（男子）出ており、ちびっこ選手のレベルの高さを示しました。
今回の本戦に先立ち中部４地区で７月２３日（月）に予選会が行われ、男子５６名、女子２７名が今回の本戦に参戦しました。さらに今回の本戦競技成績で男子が上位６名、女子が上位４名のちびっこ選手が、８月１４日（火）東名古屋カントリークラブ（東コース）で行われる全国小学生ゴルフ大会へ出場することになりました。
小学生のゴルフ熱は年々高まっており、未来の石川遼、宮里藍選手が生まれることを関係者は大いに期待しています。
しかし、まだまだ小学生で試合慣れはしておりません。そこを中部アマゴルフ研修会のメンバーが同行者としてちびっこをサポートします。今年も各ホールに１名ずつ同行者がつきました。同行者はレフリーではなく、キャディーでもありません。主としてゲーム進行が滞らないようちびっこ選手に“プレーファスト”を促す役目を果たします。
選手たちは、こうした中部アマゴルフ研修会のおじさんの言葉によく耳を傾け、学びながらもゲームには真剣そのもの。ほほえましくも厳しい光景がそこかしこで見受けられました。
全国小学生ゴルフ大会出場権獲得選手
＜インタビュー＞
男子小学４～６年生の部
優勝 服部雅也選手（愛教大付属岡崎小６年） ６９＝３３、３６
インからのスタートで前半を３バーディ１ボギー１ダブルボギーの３６で後半へ。「ずっと同組の子たちと話をしながらラウンドしていた」という服部選手だが、６番Ｈ（３０５Ｙ、パー４）で１０メートルのバーディパットが決まり、１アンダー７１。「１アンダーはつまらないから、もう一ついこう」と真剣になったのだとか。そうすると、８番Ｈ（３００Ｙ、パー４）でもバーディがきて、２アンダー７０になった。「じゃあ、もうひとつ取ってみたい」と最終９番Ｈ（３４５Ｙ、パー４）で４メートルのバーディパットを沈めたのだ。「友達がベストスコアが６９だって、いつも言ってたんです。僕もベストスコアが一緒になってうれしい」。
１４３ｃｍ、３２ｋｇの小柄な体で、２３０Ｙを飛ばす。アプローチの練習をたくさんしたら、得意になってきたことで、先月、額田ＣＣで開催された愛知県小学生大会の練習ラウンドあたりから７０台が出るようになった。小学校２年生から岡崎市ロイヤルパーク練習場の「ジュニアゴルファー育英会」でゴルフを覚えた。今は上級コースで中村彰男プロの指導を受けている。昨年の２０位タイからの大躍進、伸び盛りのこの調子で全国を狙う。
２位 鈴木滉世選手（堤小６年） ７０＝３３、３７
優勝した服部選手と同じ６バーディを奪取したが、１４番Ｈから４連続ボギーが響いた。１打差で２位となった鈴木選手も小学４年生から中部小学生の本戦に出場している。ゴルフを練習する一方で、愛知県ゴルフ連盟主催のスナッグゴルフレッスン会にも参加し、腕を磨いてきた。「今日はパターがよかったのが、好スコアにつながりました」。
３位タイ 冨田幸暉選手（高山北小６年） ７５＝３８、３７
３位タイ 高橋京平選手（長沢小６年） ７５＝３８、３７
３位タイ 杉浦悠太選手（吉浜小５年） ７５＝３８、、３７
女子小学４～６年生の部
優勝 中川成美選手（坂田小６年） ７４＝３７、３７
「出だしの１番でボギーでどうなるかと思ったけど、前半は３７でまずまず。後半は１７番Ｈでボギーにしちゃったけど、トラブルだったからガッツボギーでした。それで、１８番Ｈでバーディが取れたからよかった」。
とにかく、この夏は、パワー全開の中川選手である。７月２３日の愛知県小学生大会（額田ＣＣ）、昨日７月３１日の愛知県学生小学生の部（笹戸ＣＣ）、そして、今日の中部小学生と出る試合すべて優勝、３連勝とノリに乗っている。ところが、本人は「大きい試合で勝ちたい、とはあまり考えないけれど、勝てたら、うれしい」と笑顔を絶やさない。オチョアに憧れ、「悪い時でも笑ってプレーできるようにしたい」と心がけている。実は、今日は、「お兄ちゃんのことでちょっと不機嫌だったお父さんを元気にしてあげたい」とプレーに集中したのだとか。しっかり、お父さん孝行ができました(^O^)
２位 兼松亜衣選手（古知野東小６年） ７７＝３７、４０
３位 立浦珠唯選手（渋川小６年） ７８＝３９、３９
全国小学生ゴルフ大会の出場資格者
