[2013]中部オープン 第２日成績表・記事、第３日スタート表
2013.09.05
第４３回 中部オープンゴルフ選手権競技
開催日／平成２５年９月４日（水）～６日（金）
会場／朱鷺の台カントリークラブ（眉丈台コース）
参加人数：プロ１１８名、アマ２９名（欠場３名）
距離／６８０７ヤード Ｐａｒ７１
天候／曇りのち雨
第２日 成績表・・・
第３日 スタート表・・・
【第２日】
首位は通算５アンダーで矢澤プロ。
ベストスコアは、アマチュア高校２年の小木曽選手が６６をマーク
昨日の土砂降りから一転、今朝は曇り空から晴れ間がのぞき、暑さを予感させるスタートでしたが、しだいに午後から雲が厚くなり小雨が降り続きました。
乱天候の中での初日はスコアが伸び悩みましたが、２日目の今日は天候もまずまず。気温はやや低めながらも、選手はコースへの慣れからか、アンダーパーが続出しました。ベストスコアは６６でアマチュアの高校２年生、小木曽喬選手（富士可児、福井工大福井高）がマークしました。小木曽選手は今年の中部アマ、中部ジュニアで優勝、ノッてるジュニアの一人で、通算４アンダー（１３８）で２位につけました。
首位に立ったのは、今日を６７とし、通算５アンダー（１３７）で矢澤直樹プロ（ドリームショットＧＣ）。４３歳のベテランです。
初日首位の近藤啓介プロ（南山）は７０で通算３アンダー（１３９）、３位で最終日を迎えます。４位は通算２アンダー（１４０）で岸本翔太プロ（グリーンヒル関）、５位は通算１アンダー（１４１）で紀平大樹プロ（ローモンド）。また、初日２位タイのアマチュア・中学３年生の岡崎錬選手（中部日本パブ・美濃加茂市西中）は通算イーブンパー（１４２）で６位タイと健闘しています。
２日間の競技の結果、通算１５０ストロークまでの８３人が明日の決勝ラウンドに進出します。予選通過選手のうち、アマチュアは１１人、そのうち中学生は４人です。
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＜インタビュー＞
通算５アンダーで１位
矢澤直樹プロ（ドリームショットＧＣ） １３７＝７０、６７（３４、３２）
インからのスタートで１０番Ｈ（４１０Ｙ、パー４）、１１番Ｈ（４１９Ｙ、パー４）、１５番Ｈ（４３１Ｙ、パー４）、１７番Ｈ（１８０Ｙ、パー３）でバーディを奪取し、順調にアンダーを増やしていったが、１８番Ｈ（４４３Ｙ、パー４）でティーショットを左に曲げ、３オンしたがパットが入らず、今日の初ボギー。「１８番のボギーをひきずってしまって、後半がうまく乗れなかった。耐えたゴルフでした。９番Ｈで２メートルにつけて、ようやくバーディ取れました」。
浜松の練習場で仕事をしている矢澤プロは、２８歳でプロ合格し、現在は４３歳。１０年ほど前に日本オープンに出場したことがあるものの優勝経験はなく、「こんなチャンスは滅多にないし、優勝したいですね」と照れながらも明日への抱負を語った。
ベストスコアで２位。今年好調な高２
２位 小木曽喬選手（富士可児、福井工大福井高２年） １３８＝７２、６６（３４ ３２）
アマチュアながら６６のベストスコアで２位に食い込んだ小木曽選手。今日はインからのスタートで、１０、１２、１３、１４、１８、１、５、７番Ｈと実に８バーディを決めた。ボギーは３つで、１６番Ｈで池に落とし、３番Ｈと４番Ｈでティーショットをミスした。「ショットがよかった、回りやすかった」と小木曽選手。昨日の第１日も３連続バーディにチップインイーグルをとりつつも３連続ボギーを含む４ボギー１ダブルボギーと出入りの激しいゴルフを展開しており、「昨日よりもいい感じ」と手応えがあった様子だった。
小木曽選手は今年６月の中部アマで優勝、７月の中部ジュニアでも優勝、日本ジュニアで７位と、今年は大きく飛躍している。「ショットやパットに不安がないわけじゃないけど、調子がいいから明日も頑張る！！」と元気いっぱい。昨年の中部オープンを制した小野田選手に続くアマチュア優勝を狙う。
「今日は疲れました」
３位 近藤啓介プロ（南山） １３９＝６９、７０（３５ ３５）
「前半にバーディがふたつきて、調子良く行ってたら、１４番Hでボギーになって、それからは我慢のゴルフでしたよ。今日は疲れました」と近藤プロは思うようにいかなかった今日を嘆いた。後半の５番Ｈでは６０センチから３パットもしてしまったとも。このところの異常気象で、柔らかくなっているグリーンを完全攻略できないことが悔しそうで、「そうはいっても、日本オープンに行きたいんで」ときっぱり！！
４位 岸本翔太プロ（グリーンヒル関） １４０＝７３、６７（３４、３３）
５位 紀平大樹プロ（ローモンド） １４１＝７１、７０（３４、３３）
高校の先輩後輩が、同組でした
６位タイ 宗次弘章プロ（フリー） １４２＝７５、６７（３４、３３）写真左
宗次プロは今日を６７で回り、通算イーブンパーとし、昨日の５３位タイから大きくジャンプアップした。「実は今朝から頭痛で体調が良くなかったんだけど、力が抜けてよかったのかな」と宗次プロ。１３番Ｈのイーグルの他に４バーディ２ボギー。「６番Ｈは昨日トリプルで、今日もボギー。なんか苦手だなあ」とも。
一方、富田雅哉プロ（瑞陵）＝写真右＝も７０をマークし、通算１４５の２２位タイに上がってきた。「１０日前に右ひじを痛めた。調子は悪くないので、残念だけど、明日もできるだけ縮めたいです」。
同組で２日間回った２人は、ともに岐阜県の中京商業高（現在・中京高校）出身。宗次プロの２年先輩が富田プロなのだ。
６位タイ 竹内廉プロ（チェリーレイク） １４２＝７３、６９（３５、３４）
「今日７バーディ、昨日は５バーディもとったのに、イーブンパーですよ。ダメだよね。２日間で４つのダブルボギーですから。ショットは悪くない。3パットもない。なのに、スコアにならない。今年のプロテストに通ることができなかったけど、ＱＴで結果を出したい」。
６位タイ 岡崎錬選手（中部日本パブ、美濃加茂市西中３年） １４２＝７０、７２（３４、３８）
「３バーディ４ボギーで、ショットがよくなかった。距離はいいんだけど、横にぶれてしまって、グリーンを外してばかりでした。明日は大丈夫だと思う。思い切ってやります」と、いつものニコニコ笑顔で手応え十分といった感じ。「明日は勝負カラーの赤のシャツ」と錬くん。最終日の定番カラーにしているという赤で、ベストアマチュアに挑む。
６９をマークし、アマチュア３位につけた
２２位タイ 坂井優之選手（中部学連、中部学院大４年）１４５＝７６、６９（３３、３６）
「アイアンがダフったりよくなくて、アプローチで寄せてパター沈めて、って、おじさんゴルフだったけど、スコアになってよかった」と笑いながら振り返った坂井選手。大学４年になった今年は、好調で、先日行われた東海ＴＶ杯争奪中部学生ゴルフ連盟ゴルフで２位に６打差をつけて圧勝し、来月の東海クラシックへの出場権を得ている。中部オープンは一昨年の岐阜関ＣＣ開催以来、２回目の出場。
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中学生は４人が予選通過の快挙
左から、金原丈也選手、木村太一選手、横井優星選手、岡崎錬選手。
予選通過のアマチュア１１人のうち、４人が中学生という立派な成績。
