[2013]中部ジュニア本戦(第1日成績表、第2日スタート表、記事)
2013.07.26
第39回 中部ジュニアゴルフ選手権競技(本戦)
開催日/平成25年7月26日(金)、27日(土)
会場/東名古屋カントリークラブ(東コース)
天候/晴れ・雷雨
男子15~17歳の部
参加者69名 /距離 6701Y PAR72
第1日成績表・・・
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男子12~14歳の部
参加者46名 /距離6376Y PAR72
第1日成績表・・・
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女子15~17歳の部
参加者36名 /距離6085Y PAR72
第1日成績表・・・
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女子12~14歳の部
参加者32名 /距離6085Y PAR72
第1日成績表・・・
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【第1日】
大荒れの天候にかき回された選手たち。
日没寸前!全員ホールアウト
高温に蒸し返された湿度の高いフェアウエイ。若者たちは自分のキャディバッグを担ぎ、泣きごと一つ言わず、黙々とショットに集中しました。そんな健気な若者へ、天は雷雨の洗礼。15時31分中断・17時18分再開と、ゲームは大幅に遅れて全員ホールアウトが日没寸前でした。
しかし、肝心の試合の方はアンダーパーが続出する驚きのゲーム展開。
第1日目のトップは、
男子15歳~17歳の部=冨岡宇翔選手(高岡第一高1)68
男子12歳~14歳の部=青山晃大選手(笈瀬中2)と大西魅斗選手(牧の池中3)がともに68
女子15歳~17歳の=小野祐夢選手(帝京大可児高1)68
女子12歳~14歳の部=吉音羽選手(高富中3)69
明日の決勝は、スタミナ勝負であり、精神力の勝負でもあります。日頃の厳しい鍛錬の成果が優勝の女神を引き寄せる、紙一重の試合になりそうです。
<<<<<<<<< インタビュー >>>>>
各地区予選では、参加人数によって予選通過の人数割合をしている他、79ストロークまでのスコアを出した選手全員を本戦への出場者としている。
男子15歳~17歳の部—————————————————————————
71までのアンダーパーでホールアウトした選手が11人、70台は53人と全般にスコアがよく伸びた。
11人のアンダーパー選手の中では北陸勢が4人と健闘している。
~二人とも富山県のジュニア育成、ゴルフ道場の出身者~
1位 冨岡宇翔選手(高岡第一高1) 68(34、34)【右】
「ノーボギーの上出来ゴルフ。ベストスコアです。今日は18ホールすべて、集中力を保ったまま、プレーできました。日本ジュニアに行きたい、とだけ考えて、回ったんですが、ショットがピンにからみましたね」手放しの喜びを語った冨岡選手は、明日、初めての最終組で日本をめざす。
5位タイ 茶谷考輝選手(高岡第一高3年) 70=34、36 【左】
冨岡選手の先輩の茶谷選手も、「アプローチ、パターが安定してました」と2アンダーの好スコア。両人はともに、富山県がジュニア育成で行っている「ゴルフ道場」で、小学生から中学生までゴルフ強化のメンバーであった。冨岡選手同様、初めての日本ジュニアをめざして、明日にのぞむ。
2位タイ 中村大樹選手(金沢学院東高3)69(35、34)【右】
チップインを含む5バーディ2ボギーの3アンダーでホールアウト。「今日は出来過ぎです。ティーショットがぶれている分、パターに助けられました」。
5位タイ 今村裕也選手(星城高2年) 70=33、37【左】
中村選手と同じ組で、「お互いに刺激しあって、頑張れました」と喜んだ今村選手。地区予選で71のベストスコアを出し、本戦の今日、それを更新した。「腰椎分離症で、3月から6月までゴルフをしないでリハビリしてました。復帰して、このスコアで嬉しい」。
2位タイ 大澤和也選手(栄徳高2)69(33、36)
雷中断のサイレンが鳴った時、大澤選手は18番Hのグリーン上。1メートルないバーディパットを残した。再開後、それをきっちり決めて、69でのホールアウトとなった。「久しぶりにパットがよくて、3、4メートルがよく入ってくれました」。栄徳高では、白石大和選手、岩渕隆作選手と同学年で、このところ、リードされてきただけに、「今回は、上位をキープして、日本へ行く」と思いを強くしたようだった。
2位タイ 上田敦士選手(東海高1)69(34、35)
「前半からショットがキレてて、1番H、2番Hと連続バーディだったので、攻めていこうと頑張りました。途中で流れが悪くなりかけたけど、こらえることができたのでよかった。今年はチャレンジャーの気分だから、あすも攻めの気持ちを忘れないでいきます!」
男子12歳~14歳の部—————————————————————————-
4アンダーに2人。
1位タイ 青山晃大選手(笈瀬中2)68(35、33)
インからのスタートで、「前半はショットがよくなかった分、アプローチとパターでしのいで3バーディとれました。後半はショットがよくなってきたけど、3、4メートルをはずして2バーディ1ボギーでした。上出来でした」。青山選手は東海マスターズや練習ラウンドなどで今日で5日連続のラウンド。ハードな日程だが疲れを残さないようにと、お母さんが、昨年CGA後援で開催した「石川三知ゴルフ栄養学」セミナーで学んだ「強くなる食事」を毎日作ってくれており、今日も玄米ミニおにぎりを持参してきた。「私ができることは食事だから、作って応援してます」とはお母さんの言葉。家族のバックアップあってのゴルフ、青山選手もニコニコしながら「明日はコースレコードを狙いたい!!」
1位T 大西魅斗選手(牧の池中3)68(33、35)【右】
5バーディ1ボギーの内容について「前半は1メートルのパットをよく外してしまってたけど、後半は自分のモードになって、パターも入りました。ショットもパットもよかった」と振り返った。元気いっぱいの大西選手だが、幼いころに5年ほど入退院をくりかえしたこともあるが、その後元気になったときに、好きだったゴルフを選択。ゴルフは5歳から遊びでやっていたけれど9歳から本格的にゴルフに打ち込みはじめた。「日本ジュニアには行ったことがないので、行ってみたい」。
女子15歳~17歳の部—————————————————————
1位 小野祐夢選手(帝京大可児高1)68(34、34)
「ドライバーがあまりよくなかった。それでも、次のショットが狙える場所におけたのが幸いした」と、なんとなくすっきりしないように語ったが、それでも5バーディ1ボギーでホールアウトする小野選手は、現在ナショナルチーム候補選手。日本ジュニアの成績次第では8月に本メンバーになれる可能性を秘めており、明日は、その目標に向かう気の抜けない一日となる。
2位T 新田紗弓選手(岡崎城西高1)70(36、34)
4バーディ2ボギー。「前半はショット、後半はアプローチがよかったです。明日はうまい人たちの中で回るので、落ち着いて、自分のプレーができるようにしたいと思います」。
2位T 鈴木里緒美選手(クラーク記念国際高1)70(36、34)
「今日はパットがよく入りました。今まで、気負いすぎて失敗してることが多かったけど、近頃は、気楽にしようと意識しています。そうしたら、スコアも出るようになってきました。去年、中3で日本ジュニアに行って予選通過できた。今年は,もっと上をめざしたい」。
女子12歳~14歳の部———————————————————————–
1位 吉 音羽選手(高富中3)69(36、33)
2位 立浦琴奈選手(尾張旭西中3)70(35、35)
「バーディチャンスが6回あって、2回しか入らなかった」としょげた立浦選手。とはいえ、ノーボギーは安定している証。「明日は60台が出したい。調子はいいから」とニコリ、気持ちを切り替えた。