[2013]中部ミッドシニア(第1日成績表 記事、第2日スタート表)

2013.09.19

第20回 中部ミッドシニアゴルフ選手権競技

開催日/平成25年9月19日、20日
会場/タートルエースゴルフ倶楽部
距離/6477ヤード  PAR72
参加人数/179名(内欠場12名)

天候/第1日・・・快晴

第1日成績表・・・button_report_result

第2日スタート表・・・button_report_start


【第1日】

タートルのグリーンに翻弄される選手たち、

坂田選手(額田)が一人、1アンダー

ゴルフは面白い。快晴でラウンドコンディションは上等で申し分ない状態です。
それなのに名だたる選手がグリーンに振り回されて悪戦苦闘、その中を素知らぬ顔でトップに躍り出たのが坂田完治選手です。ほとんどの選手がパットでスコアを落としているのに、ただ一人坂田選手が1アンダーで首位に立ちました。

65歳のミッドシニアルーキーは30人。年々参加者は増えていますが、グランドシニアの70歳代が48人も参加しており、先週に続いての出場にも元気、元気!
トップの坂田選手は70歳で、エージシュートに1打オーバーに、本人もびっくりした様子。

グリーンの速さはスティンプメーター9.5、先週の台風で柔らか目ですが、タートルエース独特の大きなうねりのある形状が、名手といわれるトッププレーヤーたちのパッティングタッチを混乱させました。パットのタッチさえ掴めば、もっと多くのアンダーが生まれたことでしょう。明日の決勝も、今日のようにパットで優劣が決まりそうな神経戦が展開され順位の入れ替わりが激しいゲームになりそうです。2日目決勝は、84ストロークまでの115人で競われます。
タートルエースゴルフ倶楽部は、2008年に中部女子アマを開催、森美穂と金田久美子の一騎打ちが印象的な大会でした。それ以前では2005年に中部シニアオープンが行われプレーオフで寺島拓夫プロが優勝しています。

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<インタビュー>

「ゴルフの神様がずっとついていてくれたようです。びっくりしました」
坂田完治選手(額田) 1位 71=36、35
sakataDSC06287s 4バーディ3ボギー。3パットは2回でおさまり、初日トップでホールアウトした坂田選手は、自分でも「お化けみたいなスコアが出ました」と驚き、親しい友人にも「どうなっちゃったの」と冷やかされた。それも然り、というのも、「アンダーパーは今年初めてですよ。ベストは68だけど、ずっと前のことで、今日は外からのチップインもあったし、ロングパットも決まったりで、ゴルフの神様がずっとついていてくれたなあと思います」とスコアボードを見ながら、恐縮しまくり。この4月に満70歳になった坂田選手は、残念ながらエージシュートに1打足りず。そのことを話すと、「エージシュートなんて考えてもいなかったよ。知ってたら、あのボギーを出さなかったかなあ・・」と初めてエージシュートを意識した様子だった。自分も周りもびっくりの好スコアに「明日は雨で中止になってくれたら」なんて弱気な発言もポロリ。
照れながらも嬉しそうに会場を後にした坂田さん!!どうぞ、明日は緊張し過ぎることなく、最終組を回れますように!!

「グリーンは大変、入るとホッとするよ」
五十川康雄選手(六石) 2位 72=36、36
isogawaDSC06284s2組目のスタートで早々とホールアウトした五十川選手だった。アウト、インともに2バーディ2ボギーのイーブンパー。「6番Hと10番Hで3パットした。上につけると大変で、とにかくカップに入るとホッとするね」と他の多くの選手同様、パッティングに神経を使ったようだ。「ショットは曲がるけど、なんとか乗せていけたのもよかった」とも。67歳。

3位タイの74に6人がズラリ

小川竹男選手(上石津) 74=36、38
ogawaDSC06297s「練習ラウンドでは3パットばかりだった。今日は、考えて、手堅く、手前から寄せる感じでいきました」。66歳。

佐野俊正選手(愛岐) 74=37、37
sanoDSC06286s「難しいグリーンだから、3パットでがっかりしていたら、ダメですよ。今日は2回の3パットしましたが、バーディを2つ取れました。16番Hのロングで7メートルのバーディパットが入ったのは嬉しかったですね」。70歳。

田中健治郎選手(大垣) 74=37、37
tanakaDSC06290s「セカンドショットが良くあたったのがよかったことかな。バーディは1番H、14番H、17番Hの3つ取れました。また明日も頑張ります」。ミッドシニアルーキーの65歳。


今野一三選手(貞宝) 74=35、39
imanoDSC06301s「今日はやることすべてがうまくいきました。実は、背中痛があって、ロキソニンを飲んできたんです。慎重になったのがかえってよかったのかも。貞宝でいつも目標にしている浜島さんを上回ったことが嬉しいです。去年もギリギリでしたが、日本ミッドシニアに行けたので、今年も是非行きたいと思います」。68歳。

長井和史選手(岐阜本巣) 74=37、37
nagaiDSC06302s



松尾市太郎選手(浜松) 74=37、37

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ディフェンディングチャンピオンは首位と4打差
春日井修選手(ニューキャピタル) 75=38、37
kasugaiDSC06267sインからのスタートで、前半はボギーひとつの37。後半に入り、3番H(538Y、パー5)で2打目をOBとしてしまい、ダブルボギーをたたいた。「3番は残念です。ただ、今日は3パットなしで回れたし、まずまずですかね」。腰痛に悩まされている春日井選手は、痛み止めを飲みながらのラウンドとなった。67歳。

最年長は、78歳
山本英弥選手(知多) 84=43、41
DSC06269s今日もトレードマークの麦わら帽子で登場した山本選手。「近頃はいつも最年長になっちゃうね」と言いつつも、カットラインギリギリながら、ちゃんと予選を通過した。「乱視と白内障があって、グリーンが良く見えなくなってる。傾いて見えちゃうんだよね。まあ、明日も来れるから、楽しんでやります」。
(写真右は佐久間選手)